昨日のインディ500決勝で、日本人ドライバーの佐藤琢磨選手が、優勝しました
インディ500は、乱暴に言ってしまうと、アメリカ版F1。
佐藤選手は、以前はF1で活躍していましたが、所属チームが撤退した後、移籍先が上手く見つからず、インディに舞台を移しました。
F1-Gate.comにダイジェスト動画がUPされています(本日の画像もここから拝借しました m(__)m)。
見ていると、インディのコースはF1のように複雑ではなく、ストレートにスピードで勝負する感じです。
でも、コースの片側はすぐウォールなので、派手なクラッシュがあるある(^^;;
琢磨選手は179周目で2台抜きをしてポジションをあげ、シボレーのカストロネベス(インディを3度制覇している実力者だそうです)と白熱のバトルを繰り広げた末、トップでフィニッシュしました。
F1は、表彰台に登った選手がシャンペンシャワーをしますが、インディでは優勝者がビクトリーレーンでミルクを飲むのがしきたりのようです。
こういう違いも面白いですね
琢磨選手、おめでとうございます
同じ日に、F1はモナコGPの決勝がありました。
F1の中でも特別と言われるこのレースは、美しい景観の市街地コースで行われる、テクニカルなレース。
名門ながら、「モナコで勝てない」といわれていたフェラーリが予選でフロントローを独占。
ポールポジションがライコネン、2位がベッテルでした。
決勝も序盤はその順位で1-2体制。
しかし、ピットインで二人の明暗が分かれたようです。
先にピットインしたライコネンが効果的なピットインにならなかったのに対し、5周後にピットインしたベッテルはライコネンの前に出ます。
このレースでは、他のクルマも後にピットインした方が有利だったようです。
コース上でのオーバーテイクが難しいといわれるモナコ。
一時、もうそんなことはないかと思われるレースが続いた時期がありましたが、今回はコース上のオーバーテイクはありませんでした。
フェラーリが、ベッテル―ライコネンの1-2体制を維持。
でも、オーバーテイクがまずないからといって、安心はできません。
公道をレースに使っているので、普通のサーキットのようなセーフティエリアはありません。
道幅も狭いので、少しでもミスをすると、たちまちクラッシュしてしまいます。
今回も、リタイア多いですね(^^;;
フェラーリは1-2体制を維持したままフィニッシュ。
おめでとう、ベッテル、キミ様
リザルト
1 ベッテル(フェラーリ)
2 ライコネン(フェラーリ)
3 リカルド(レッドブル)
4 ボッタス(メルセデス)
5 フェルスタッペン(レッドブル)
6 サインツ(トロ・ロッソ)
7 ハミルトン(メルセデス)
8 グロージャン(ハース)
9 マッサ(ウィリアムズ)
10 マグヌッセン(ハース)
11 パーマー(ルノー)
12 オコン(フォース・インディア)
13 ペレス(フォース・インディア)
※ リタイア…ストロール(ウィリアムズ)、クビアト(トロ・ロッソ)、バンドーン(マクラーレン)、エリクソン(ザウバー)、バトン(マクラーレン)、ウェーレイン(ザウバー)、ヒュルケンベルグ(ルノー)