あっという間に、
稽古場から、劇場に移ってまいりました!(笑)
劇場に入ったら何をするか?
はーい、とにかく働くんですね~
・・・今さらではありますが、
小劇場の世界は、
他の世界では考えられないほどの3K現場なのです。
舞台に立っているときは、ライトを浴びていますが、
他の時間は、とにかく働く働く!
それもほとんどが肉体労働です。
あ、ある意味、舞台も肉体労働か。
となれば、小劇場の役者は、
ずっと肉体労働なんだ(今ごろ気づいた )
ときどき、プロダクションがタレントさんを、
「勉強に」と送りこんでくることがあるんですが、
いわゆる「芸能界」から来た子なんて、
腰を抜かさんばかりに驚きます。
たしかに鍛えるにはいい場所です。
TVなんてやっている限り、
こんな現場、想像もできないでしょうから。
(私もその昔、想像もできなかった)
タタキ、現場作業員たちの図。
タタキとは、舞台のセットを作ること。
役者には見えないけど、みんなこんな姿です。
その姿を、
わざわざ写真に撮っている有田佳名子ちゃん。
なんだよう、と言いたげな林くん。
さて、これから肉体労働の始まりです。
その2人の写真を撮っている私も、
一緒に舞台作りに向かいます。
早く作って、5分でも多く稽古がしたい!
そして今回・・・。
そんなとばっちりを、
モロに受けてしまったのが、この方。
作曲と生演奏を担当して下さった一色知希さん。
れっきとした指揮者です。
指揮者というのは、まさに一番偉い方なのですよ。
だから、普段は個室の楽屋があって、
何をするにも特別扱い。
ところがここでは・・・、
楽屋の隅に追いやられ、
ついでに働かされたりして、もうメチャクチャ。
いや、もちろんこっちだって、
申し訳ないとは思っていたんですよ!
でも、どうしようもないから、
結局・・・我慢してもらうしかない
ごめんなさい、と謝る私たちに、
「いえいえ、初めて見る世界なので、面白いです~」
・・・いい方です
稽古場では、重たいキーボードも、
ご自分で担いで持ってきて下さって。
そう、我々の現場では、
こんなことも楽しめないと、やっていけないんです。
って、偉そうに言ってちゃ悪いんだけど
でもね、これだけ芝居の好きな私でさえ、
たま~に、
「なんでこんなこと、してるんだろう??」
と自問することもありますからね。
不思議ですねぇ。
それでも、
・・・3日やったらやめられないんですよね~。
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