望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

ウラ話・スタジオの日々・そろそろカウントダウン(その1)

2013-05-16 17:15:17 | 舞台・ウラ話

毎日、必死で稽古やら何やらやっていると、
本当にあっという間に、時間が過ぎていきます。

「え? あと〇日で初日? 

スタジオの日々も後半に入ると、
毎日のように、こんな会話が交わされます。


いや、みんな、わかってるんですよ。
あと何日あるか、ぐらい。

でも、確認しなきゃいられない。
できれば間違いであってほしい、
くらいの心理状態になります。



髪を結うのだって、やっぱりまだ不安だし、

衣裳もまだ決まってないし、
決まったら、縫い物や直し物もどんどん出てくるし、


こんな衣裳ケースにぎっしり入った衣裳が、5箱。
それでも主宰のイメージに合うものは、なかなかありません。


大道具を作る時間は、また稽古ができないし、


素材のままの大道具が、ごっそり置かれています。



どうしよ~、芝居がヤバいよ~って。


いや実際、スタジオの間は、いろいろとありました。

あ、まぁ、いつものことなんですが、
でも、特に多かったような・・・。


名前の間違いだけでも、

「ちょび安」を「ちょろ松」とか、

    ・・・「おそ松くん」じゃないんだから。


「音江」を「歌江」とか、

    ・・・「かしまし娘」じゃないんだから。


「甚六」と「玄八」をミックスして「甚八」とか、

    ・・・どっちを呼びたいんだっ!


・・・ちなみに、「ちょろ松」は私です



そして、極めつけも、やっぱり私でした


今回の私の役は、
マトモな奴は寄り付かない、
品川宿の盗人旅籠の女将。

行儀も悪けりゃ、言葉も悪い、
実にしたたかな女です。

だから、かっこいいんですよ~


ワルなんて、私のキャラではまず振られないから嬉しくて、
いかに彼女の日常を匂わせるか、
・・・を、自分のテーマにしていました。

ま、結局は到達できずに終わった気がしますが



でも、とにかく、かっこいい!

口調も、できるだけドスをきかせて、

こんな台詞がありました。


 「で、もしかして、鼬(イタチ)の清吉のことかい」



それが、なぜか・・・、


    (つづく)







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