自信をもって明日へ。
少し想像と違っていた。
B.スティラー演じる主人公の男性・ウォルターは冴えない男という設定ではあるものの、仕事に関しては堅実で実力も確かなものであった。
写真家のショーンはその仕事ぶりを高く評価、ヒロインのシェリルも出会ってほどなくウォルターに温かい視線を寄せるようになる。
「冴えない」のではない。「自信がない」だけなのだ。
それを象徴するのが、出会い系(?)サイトの自己紹介欄にPR文を載せることができないという下り。
16年の間ネガ管理に徹してきたから当然なのだが、彼に足りなかったのは暗室の外での経験。
ショーンの行方を捜すために外へ飛び出した瞬間から、驚きに満ちた出来事がウォルターに降りかかる。
初心者がいきなりグリーンランド、アイスランド、アフガニスタンなのだから、それは確かに無茶なんだけど、あまりに現実離れした展開に、観ている側はまだウォルターの夢想なのかとしばし戸惑う。
しかし経験を積み重ねるごとにウォルターの夢想は確実に減っていく。事実は小説より奇なりというが、自分の人生こそ最も驚きに満ちた冒険なのだと改めて認識する。
4月から未踏の地での生活を始める立場として感慨深いテーマの作品だった。ドタバタの場面など、少しついていきにくいところもあったけれど。
(70点)
少し想像と違っていた。
B.スティラー演じる主人公の男性・ウォルターは冴えない男という設定ではあるものの、仕事に関しては堅実で実力も確かなものであった。
写真家のショーンはその仕事ぶりを高く評価、ヒロインのシェリルも出会ってほどなくウォルターに温かい視線を寄せるようになる。
「冴えない」のではない。「自信がない」だけなのだ。
それを象徴するのが、出会い系(?)サイトの自己紹介欄にPR文を載せることができないという下り。
16年の間ネガ管理に徹してきたから当然なのだが、彼に足りなかったのは暗室の外での経験。
ショーンの行方を捜すために外へ飛び出した瞬間から、驚きに満ちた出来事がウォルターに降りかかる。
初心者がいきなりグリーンランド、アイスランド、アフガニスタンなのだから、それは確かに無茶なんだけど、あまりに現実離れした展開に、観ている側はまだウォルターの夢想なのかとしばし戸惑う。
しかし経験を積み重ねるごとにウォルターの夢想は確実に減っていく。事実は小説より奇なりというが、自分の人生こそ最も驚きに満ちた冒険なのだと改めて認識する。
4月から未踏の地での生活を始める立場として感慨深いテーマの作品だった。ドタバタの場面など、少しついていきにくいところもあったけれど。
(70点)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます