Con Gas, Sin Hielo

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「ザウォーカー」

2010年06月20日 00時43分59秒 | 映画(2010)
心眼一刀流師範代が強いのなんの。


宗教観というのは語るのが非常に難しい。

宗教観が違う人とは、もはや次元が違うとしか言いようがないほど相互理解が進まないことがままある。

戦争や紛争の原因の多くが宗教という印象があるが、しかしその一方で、信仰心は時に自分が持つ数倍もの力を発揮させてくれる原動力にもなってくれる。

その本があれば、人々をいとも簡単に統治することができるのに。

G.オールドマン扮するカーネギーの思いである。しかし宗教観にうまく自分を委ねられなければ、振り回された挙げ句に周りを混沌に巻き込んでしまう。

本作のオチ(2点)は結構飛び道具系であるが、語るのが難しいはずのテーマを強引に落とし込むのはさすが米国産映画だと思った。イーライって・・・だったの?

結局よりどころはないとダメでしょ。悪い輩は報いを受けましょう。そんな感じ。

腑に落ちない気もするけど、別に毛嫌いするほど居心地が悪いわけでもない。

(65点)
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2 コメント

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こんにちは~♪ (由香)
2010-06-23 10:26:21
強かったですね~イーライ。
デンゼルがすっごくカッコ良かったです♪
映像も結構綺麗だったし。

だけど、、、こういう宗教感の絡んだ映画ってなかなか馴染めないわん。
私も毛嫌いはしていませんが、展開にガックリではありました(笑)
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イーライの本 (クラム)
2010-06-26 00:20:07
由香さん、こんばんは。

映像きれいでしたね。色合いが独特で。
やっぱり時代劇風味が漂いますが。

展開はあんなもんでしょう。メジャー系の映画としては。
宗教が絡むと、わが国では宣伝する方も難しいと思います。
M.ギブソンの「パッション」なんて、結局観る気にならなかったですし。
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