今日のできごと!

ゴルフ、帽子作り、オススメ本、グルメ、電車・・・などなどの話

山口洋子著「東京恋物語」読みました。

2007-11-14 08:19:09 | 読書
東京を場面にした短編集。

良くも悪くもない感じ。
不倫とかヒモ男を養うとか、様々な恋の話が綴られてました。

1点共感した文は、
「住み心地の良い水槽で優雅に泳いでいるより、背鰭や尾鰭が傷ついても濁流に揉まれて生きていたい」
ってところ。

そうだ!そうだ!と思ってるわりには、
ちゃっかり結婚して、
傷もつけずに水槽から飛び上がってるだけですけどね(^_^;)


山本周五郎著「さぶ」読みました

2007-10-23 19:42:20 | 読書
山本周五郎は1903年山梨県北都留郡生まれ。
本名は清水三十六(サトム)で、13歳で質屋の山本周五郎商店に徒弟として住み込み、真実の父と慕い、ペンネームとしたそうです。
ビックリです。


ところで「さぶ」ですが、
結論!
とても良かった♪


「さぶ」って題名なのに、主人公は栄二です…。

栄二もさぶも貧乏で奉公にだされ、境遇は似てるのに、タイプはまるで違う。
栄二は頭もよく、腕もよく、人気者。出来の悪いのに人が良い三郎は可哀想なくらいです。
でも、ある事件で栄二は自暴自棄になり、誰も信じられず、咎人になってしまう。
ただ、栄二は成長し、さぶの人の温かさも引き立ちます。

心を語った作品としてはかなり良い作品です。


ただ、おすえは納得がいかないなぁ。

「ジキル博士とハイド」読みました

2007-10-23 19:24:38 | 読書
今更?と思われるかもしれません。

読んだことが無かったのです…

善良なジキル博士が、薬を飲み、自分の悪を演じるハイドに変身するという話。
二重人格の話のはしりかもしれません。

時代が分からないし、モデルがいたのか、フィクションなんだかが気になるところでした。

調べてみます!

瀬尾まい子著「図書館の神様」読みました

2007-10-04 08:22:36 | 読書
結論!
良かった。共感出来る部分もあるし、最後泣けました。
夏目漱石の「こころ」を名作と思っている私には良いと感じました。

☆あらすじ☆
小さい頃からバレーボールを始め、誰よりも練習して強くなった清(きよ)。高校時代に熱すぎた部長のため、部員を叱咤し過ぎ、翌日部員が自殺し、それをきっかけにバレーボールを辞めてしまう。そんな過去を持つ中学教師が、不倫や文芸部の顧問を経験し成長していく様子が描かれてる。
☆以上☆


私も部活に打ち込みすぎたタイプ。
私の場合、失敗してないからいまだに熱い…
先輩絶対だから、会社でも気が利かない後輩を叱ってしまいます。

主人公の清は力が抜けて、ただ何となく生きている人になってしまいましたが、唯一の文芸部員の垣内君の影響で変化していくのですが、
垣内君との恋愛話にならないところがチープにならずにイイ!
自殺した子の母の手紙により、さらに生きる力が芽吹いてくるところが感動です。

文芸部なので様々な本を読むのですが、本っていいですよね!

次回は山本周五郎の「さぶ」と夏目漱石の「夢十夜」を読もうと思います。


北方謙三著「三国志-1の巻」読みました

2007-09-27 08:08:26 | 読書
「三国志?!渋すぎ」って会社の先輩に言われました。

4TEENを読んだ後だったので、ちゃんと読書をしたくなったのです。

渋すぎかもしれませんが、結構おもしろい!

会社は戦いでこの時代と同じと感じました。
劉備のようになりたいな。


2の巻が早く読みたいのですが、図書館貸出中でした(T_T)


恩田陸著「まひるの月を追いかけて」を読みました

2007-08-28 07:58:42 | 読書
静は異母兄弟の研吾の失踪をユカリに聞かされ、ユカリと二人旅に出かける…しかし、ユカリだと思っていた彼女はユカリの親友妙子だった。静は妙子にいくつもだまされていく。

テンポよく展開して行くので読みやすい。
恩田さんの作品の「ライオンハート」が理解できなかったので、あまり期待せずに読みましたが面白かったです。

ただ、腑に落ちない部分もありますが…

村上春樹著「ノルウェイの森」読みました

2007-08-20 08:15:08 | 読書
「これが有名な文学作品?」が感想です。

自殺、性交、精神病、同性愛などの話が頻繁に出てきます。
登場人物はみんな病んでる感じです。
これから何を学ぶのでしょう?

ライ麦畑も理解不能ですが、私のような一般人には理解できないような作品が優秀な文学作品なのかもしれません(T_T)