AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

SKE48チームS-3rd公演「制服の芽」公演の第一印象・その1

2009-10-26 03:00:36 | Weblog
 基本的に遠征はしない私だが、チームSの新セットリスト初日ともなれば遠征しないわけにはいかない。そこでしか見られないんだから仕方ないし、名古屋なら東京からどうにか日帰りできるし。などという雑談を書いている暇があったら本題に行くべきだということで、SKE48チームS-3rd公演「制服の芽」公演の第一印象をざっくりと述べておく。セットリストとかは申し訳ないが、別のところで見ていただきたい。なお、いつものお断りだが、あくまでも「私の」感想であって、同じように感じないからと言って文句を言わないようにお願いしたい。

 帰りの車内から書いた通り、とにかく文句なく楽しい、というのが第一印象。2ndの方がより「神」公演だとは思うし、個人的には2ndの方が楽曲の幅もあって好きだが、肩の力を抜いて理屈抜きに楽しめるのは3rdの方かな、と。たぶん3rdの方が初見でもとっつきやすく、ファン歴の浅い人でもすぐに馴染んで楽しめるんじゃないだろうか。

 全体の構成は本編が全体曲 4 - MC1(自己紹介) - ユニット曲 5 - MC2(ユニット5曲目メンバー)- 全体曲 3 - MC3(前後半で半数ずつ) - 全体曲 1、アンコールで全体曲 2 - 全体曲 1 という、AKB48 のステージではほとんど「黄金律」になりつつあるパターン。ユニットでも全体曲でも、出番は均等に配分されていたと思う。個人的には、2ndでかなり配慮して平均化されていた分、3rdではいよいよ差別化の時代が始まるんだろう、と予測していただけに、ちょっと驚いた。ただ、メンバー内で微妙にポジションが上下した感じは見て取れて、ユニットでも全員曲でも、桑原さんと高田さんが、わりと良いパートと立ち位置をもらえるようになっていた気がする。

 飛び抜けた神曲はなく、佳曲をバランス良く揃えた印象。そのこともあり、公演を通してノリ続けで行けそう。曲は80年代の歌謡曲テイストが濃厚なメロディーを、今風なアレンジで料理したという印象。メロディーラインそのものは2nd以上に「懐かしい」感じのものが多いような気がしたのだが、友人の中には「いや2ndの方が」って人もいたので、人によって感じ方は違うかも知れない。こういう80年代のアイドル歌謡っぽい雰囲気は、私にとっては非常に親しみやすいんだが、今のアイドルファンの中核である若い人だとどうなんだろう、ってのはちょっと感じた。ちなみに個人的にはM10、次いでM01、M12が気に入った。さらに続いてM08、M13、EC3といったあたり。

 歌詞の世界というか、歌詞の主人公たちの設定年齢は、2ndより少し低めのような気がした。それだけ歌詞の言葉がストレートだし、従って表現もわりあい素直というか、まっすぐ感情を出して行けるような気がする。つまり、歌詞だけで見ると、2ndから3rdというのはほんのちょっと難度が逆行している、ような気がする。

 一方、振りは2ndよりさらに難しくなっているようだ。とにかく動きが速いし、立ち位置の入れ替わりも多い。良くまぁあの狭いステージで、あれほど頻繁にメンバーどうしを入れ替わり立ち代わりさせるものだというくらい。ぶつかりそう、ではなくて、ほとんど毎回両隣と接触しながらすり抜けているような感じ。ただその割に、あんまり高度には見えないんで(悪い意味でなく、むしろ良い意味で)、見る側にとって無用な緊張を強いられるということはない。まぁ一度気づいちゃうとハラハラするけど(笑)。ただ、運動量は多そうなんで、これ1日3公演はやらせないで欲しい気がしたなぁ。仮に体力的にできているように見えても、身体に無理が蓄積したり、体調不良の時に交錯してケガしたり、ってことが起きそうだから。

 初日ということで何人か少しフリが怪しいところはあったが、足を引っ張るほどではなく、あの難しさを考えれば、全体としての練度はかなり高い。研究生若林さんが出演していたが、すばらしい出来。メンバーと比べて見劣りしないどころか、真ん中くらいには入る出来。あれだけできる子が研究生なのは恐ろしい話(チームKIIはまだ見たことがないんだけれど、あれ以上のレベルってことなんだろうか?)。あるいは、チームEの中核にするべく待機させているのかなぁ、とか。

 おまけ。まだ芸能人扱いなのかそうじゃないのか判然としないので名前は書かないでおくが、SKE48を卒業した人が公演を見学していた。M12「なかまのうた」(かな/漢字表記は不明)の歌詞が、違う道を歩き出した友達もいる、みたいな箇所がありつつ、仲間って良いね、みんな一緒に歌おう、といった内容で、その卒業生がそっと涙を押さえていたのが心に残った。

 ということで、さすがにそろそろ寝ないと週の初めから仕事にならないので、この辺で。続きはまた書きたいけど、書く余裕があったらということでご容赦願いたく。

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