Akatsuki庵

日々と向き合って

三井で美濃・瀬戸

2013年11月20日 00時18分03秒 | 美術館・博物館etc.
★三井記念美術館
 特別展『国宝「卯花墻」と桃山の名陶 -志野・黄瀬戸・瀬戸黒・織部-』 サイト
 ※11月24日(日)まで

しばらく御無沙汰していた三井記念美術館。

展覧会を見るまえにカフェランチ。(栗おこわ定食)

根津の井戸茶碗に感動した直後だったために、テンション低め。

9月から約2ヶ月半という珍しく(?)ロングランながら、
今ひとつ食指が動かず、前期はパスし会期切れ間近になって、やっと訪れた次第。

志野や織部は好きなんだけど、今まで余所でさんざん見てきたからね。
(食傷気味?)

国宝「卯花墻」は素晴らしいけど、もう何度も見たから感動しなくなっちゃって。

トーハクから借りた「橋姫」と比べても、なぜ一方が国宝で片や指定がないのか
という素朴なギモンが改めて湧いてくる。

こちらも根津の井戸茶碗と同じく「オールスター戦」ではあるけれど、
なまじ、茶道具行脚をしている身であるがゆえ、「見覚えあるワ」と思っちゃう。

「橋姫」もそうだし、織部花筏文向付は湯木で2回見た。
その内の1回は楽家の何代めか作った写しとも見比べて見たし。

瀬戸黒茶碗「小原女」もどっかで見た覚えがあるんだよなぁ。

とかね。

目録みると、所蔵先の記載がないものが多くて
個人蔵だろうな、と思いつつ、向付とかは大量生産ゆえか、
類似のものはあちらこちらにあるから、さして目新しくないし。

とかなんとか思いながら見ているうちに、出口が見えてきた。

最後の展示室7は織部のバリエーションが面白いなと思った。

展覧会はすばらしい。

でも、私のマイブームが過ぎただけ。

根津美術館の半券見せて、100円割引が聞いて1,100円。

うーーん「価値的に千円くらいだったかなぁ」と渋い顔

次回展覧会は12月4日(水)~1月25日(土)まで。
『楽茶碗と新春の「雪松図」』

3館めぐりをしたので、次回の前売り券をもらった。

根津の「和歌」が三井の「楽茶碗」か。

やっぱ、楽かなぁ。

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※三井記念美術館バックナンバーリスト
2013年1月『ゆくとし くるとし 茶道具と円山派の絵画』→こちら
2012年8月『美術の遊びとこころ 三井版 日本美術デザイン大辞展』→こちら
2012年2月『茶会への招待―三井家の茶道具―』→こちら
2011年9月『華麗なる京蒔絵-三井家と象彦漆器』→こちら
2011年7月『日本美術にみる「橋」ものがたり』→こちら
2010年12月『室町三井家の名品~卯花墻と箱根松の茶屋~』→こちら
2010年4月『江戸を開いた天下人 徳川家康の遺愛品』→こちら
2009年12月『ZESHIN』(柴田是真展)→こちら
2009年4月『三井の茶道具』→こちら
2008年10月『森川如春庵の世界』→こちら
2008年8月『NIPPONの夏』→こちら
2008年4月『茶箱と茶籠』→こちら
2008年3月『三井家のおひなさま』→こちら
2007年12月『安宅英一の眼』→こちら
2006年9月『赤と黒の芸術 楽茶碗』→こちら

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2 コメント

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ホント (なつ母)
2013-11-20 21:42:42
素晴らしい活動ですね
私も三井には行ったので、次は根津と五島に行きたいと思っています
仕事をしながら茶道を続け、本物を見て周り、真摯に取り組んでいらっしゃるなぁと感じています
どうぞ、お身体気を付けて、これからもブログを綴ってくださたちね
返信する
Re:ホント (akatsukian)
2013-11-21 08:41:41
なつ母さん

1日に3館ハシゴする方もいらっしゃるようですが、
1館ずつ時間をかけてじっくり鑑賞する方がいいと思います。

本格的には茶道するのは今の自分には無理だと
最近やっと悟りました。

今はできる範囲で趣味として付き合おうと思ってます。
(にしては、高い月謝を払い続ける諦めの悪さ♪)
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