Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

三井の茶道具

2009年04月26日 00時01分00秒 | 美術館・博物館etc.
三井家伝来 茶の湯の名品
三井記念美術館 ※6月28日(日)まで(前期:~5/17、後期:5/19~)

三井文庫から日本橋に移転して以来、リピーター率はとても高い。
なので、国宝の志野茶碗・銘『卯花墻』とか長次郎作の楽茶碗・銘『俊寛』とか。
何度も観た“お馴染みさん”も多し。
それでも、北野肩衝や大名物唐物肩衝・銘『遅桜』(←初花と比較してついた?)
光悦茶碗の銘『雨雲』、青磁茶入など初見も多く、見応えたっぷり。

まぁ、何度も観ても厭きないのが名品のよいところ。

ちなみに、入館料は一般千円なんだけど、和服だと300円割引
で、そのために着物で訪れた。
そして、浮いた分にちょこっと足して、音声ガイド(500円)を利用。
冒頭のあいさつを含めて25本分のガイドがあり、とても詳細な解説。
ただ詳しいが故に一つ一つの説明が長くて~
一生懸命聴いていると疲れて、だんだん肝心の観賞への集中力が落ち~。
一長一短な面もあったかなぁ。

なかなか内容全ての覚えられなくて、「図録買おう~」。
が、ミュージアムショップに寄って
「今回の展覧会は図録を出版しません」との張り紙。
がっくし~

仕方なく三井文庫時代の展覧会の図録を購入。
『茶道具名品抄-室町三井家-』(平成5年<1993>刊)

『北三井家・新町三井家』の図録はあるけれど、もう完売。
だから、三分の一しか復習できないけどね。

前後期で入れ替えも結構あるので、後期に再訪したいなと思っている。

※参考
 当ブログにおける過去の三井記念美術館観賞記
 『森川如春庵の世界』 2008年10月→こちら
 『NIPPONの夏』 2008年8月→こちら
 『茶箱と茶籠』 2008年4月→こちら
 『三井家のおひなさま』 2008年3月→こちら
 『安宅英一の眼』 2007年12月→こちら
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