普段から、何事もあまり他人を当てにすることはない、その面から言えば、いわゆる自力本願である。
それでも若い時から、近所にある名島弁財天、名島神社と豊川稲荷の参拝は、
月の第一日曜日と決め、よほどのことがないとサボったことはない。
誰かに守られているという他力本願である。
だからと言って、一の神様を絶対神として信心するつもりもない。
たくさんの神様や、ご先祖がついていてくれると思うと、なんだか心強くなってくる。
一度そんなことを友人に話したところ、
そんなにいろんな神様にお願いしては、神様がやきもちをやくよ言われたが
こりもせずに、今でも数多くの神様に御挨拶をしている。
これまで神様に叱られたこともないようなので、きっと笑って許してくれているのかもしれない。
この時期には、豊川稲荷の参道にシイの実が落ちている。
たまに拾う人を見かけるが、食べられると知っている人も、少ないからなんだろうが
そういえば、今年は落ちているシイの実も、少ないような気がする。