2024年5月17日関テレ
「離婚後の共同親権が可能となる改正民法が17日、参院本会議で賛成多数で可決、成立しました。与党や立憲民主党、日本維新の会などが賛成し、77年ぶりの見直しとなりました。
現行制度では、離婚後は、父母どちらか一方を親権者にすると規定しています。 親権者は、子どもの利益のために、身の回りの世話や教育を行ったり、財産を管理したりする権利と義務を負います。 今回の改正では、離婚時に父母が協議して、共同親権か単独親権かを選び、協議で折り合えない場合は、家庭裁判所が判断します。 ドメスティックバイオレンス(DV)や虐待の恐れがあれば、どちらかの単独親権と定めるとしています。」
例えば福原愛さんのように子供を連れ去り父親に会わせなかったケースもあることを考えれば全面否定できませんが、DV夫から逃れて必死に居場所を隠している女性と子供の命は守られるのでしょうか。参議院での山添拓議員の質疑、それに対する法務大臣、厚労省等の答弁をきいていると裁判所にものすごく力をもたせてしまう恐ろしい改正案だと思います。オンライン署名でしょうか、24万件もの反対の声が集まっているそうです。審議は尽くされたのでしょうか。
危ない法案を次から次へと通す岸田政権。国会議員は国民の代表者であると日本国憲法に明記されています。そもそも犯罪者たちがなぜいまだに総辞職も解散もせず国会に居座りこうして平然と法案の採決を行っているのか、不思議でなりません。
(576) 「共同親権」法的虐待拡大あり得る DV・虐待被害者置き去り 2024.5.16 - YouTube