(新) 日本の黒い霧

日本航空123便ジャンボジェット機墜落事故の真相、その他の未解決事件、改竄された歴史について考える。

核汚染日本の再生-放射化した日本人

2011-05-13 18:30:48 | 核汚染日本の再生
被曝治療の受け入れはしばらく中止と報告しましたが、縁があって1歳半の乳幼児と30代前半の母親を受け入れることになりました。放射化の連鎖反応対策(放射能の感染対策)として、現地に避難者受け入れ用の小さな住居を用意、私や現地協力者を含め、被曝治療に関わるスタッフ全員が一緒に泊り込むという隔離体制をとりました。

正直なところ、経済的にも肉体的にも大きな負担を強いられています。しかし、一人でも多くの日本人を放射能禍から救出する、できれば多くの子供たちをという方針で活動している以上、限界までやるだけやってみようと決断しました。


■現地の人が感じるラジエーション

私が現在住居を構えているフィリピンの地方都市は、日本に比べてしまえばまだまだ開発途上、言い換えれば自然環境に恵まれ、生活習慣が現代文明に毒されていないと言えます。そして、そこに住む現地の方々の多くは、私たち日本人に比べるとはるかに研ぎ澄まされた感性を持っているようです。風の匂いで天候の変化を予測することはもちろん、大勢の人ごみの中から瞬時に知人の顔を見分けたり、闇夜の中で僅かな光を頼りにそこに潜む小動物を捜し出すなど、彼らは当たり前のようにやってのけます。

私たち日本人避難グループも現地の方々にたいへんお世話になっているのですが、その彼らをして、遠慮がちにではありますが、次のように言われることが度々あります。

「あなたたちのそばに寄ると頭が痛くなる(人の放射化)」
「あなたたちの家に行くといつも頭が痛い(物の放射化)」

こちらフィリピンでは放射線のことを英語と同じラジエーションと呼んでいます。私たちも正直に日本からの避難者の身体が放射化し、側に近寄るとラジエーションを浴び、感染する危険があることを伝えています。それでも彼らは献身的に私たちをサポートしてくださり、その中でも接触回数が特に多かった数名がラジエーションに感染してしまったことは以前お伝えした通りです。


■日本人母子の放射化レベル

人体の放射化状態は、私たちの「被曝治療」を受けることにことによって劇的に軽減することが経験的にわかっています。ですから、当初からの避難者をはじめ、不幸にして感染してしまった現地の方々についても、処置を施し危険レベルを回避することはできたのですが、今回のように新たに避難者を迎え入れるとなると、新たな感染のリスクを背負わなければならなくなります。

元々感性の鋭い現地住民の方々はもちろん、何度も「被曝治療」を繰り返した元からの避難メンバーも、放射化状態の強弱をかなり感得できるようになりました。感覚的なものだけに正確に表現するのは難しいのですが、その人(あるいは物)にどれくらい近づいた時に頭痛(特に甲状腺の痛み)を感じたり、吐き気を感じたりするのか、その接近距離で放射化の強弱をだいたい推し量ることができます。これを仮に「感覚的放射化レベル判定」と呼びます。その概念図を下図1の①、②に示します。

私を含むこちらの関係者の間で、この日本人母子の感覚的放射化レベルを判定したところ、母子一緒で大体2~3mくらい、子供からの到達距離の方が母親よりも遠い、つまり子供の方がより強く放射化されているだろうという点で意見の一致を見ました(図1-③)。


図1:感覚的な放射化レベルの判定(①、②)
   ③は新たに受け入れた日本人母子のケース

日本の皆様にはこれだけでも大きな驚きだと思いますが、実は、日本国内の知人から、「茨城県沿岸の某都市から親族が避難して来たが、5m以内に近づくと吐き気と眩暈(めまい)がして一緒に居るのが耐えられない」、「原発被災地に入った車両に近づくと2~30m離れていても、頭痛や首・肩の痛みが始まる」という報告を予め受けていたこともあり、二人の到着を戦々恐々と待っていた私たちにとっては、2~3mという数字はむしろ「助かった」と思えるレベルだったのです。

ちなみに、子供の放射化レベルが高く感じられるのは、成長期の子供の体内に放射性物質がより多く取り込まれてしまうのが原因と考えられます。骨などに多量に取り込まれた場合、骨髄へのダメージとなり、将来に渡り白血病を発症する可能性が高まります。


■1回目の被曝治療と血液観察

強い放射化状態を放置するのは受け入れ側のリスクともなるため、母親については到着翌日に被曝治療を実施しました。1歳半の子供については、被曝治療の身体的負担に耐え切れないと判断し、長期間(半年以上)の食事療法で治すことに決定しました。

この場合、母親の体内放射能がいくら排出されても、子供からの放射を受けて再度放射化するため、母親も子供と同じ期間だけ、被曝治療を継続する必要があります。「身体から抜いてはまた子供から被曝する」、この繰り返しの中、徐々に母子双方の放射化レベルを下げていく、このように根気のいる治療が今まさしく始まったことになります。

下の写真1は1回目の治療を受けた後の母親(YMさん)の血液観察写真です。赤血球の放射までは至っていませんでしたが、これまでの避難患者同様、マクロファージの活動量低下、赤血球の形状異常と癌細胞の発生が顕著に観察されました。癌の進行程度は比較的進んでおり、放っておけば確実に年内に甲状腺癌を発症していたでしょう。癌の進行を完全に止めるためにはあと1~2回の被曝治療が必要なレベルです。


写真1:YMさんの血液観察写真、
    免疫系の低下、異常形状の赤血球、癌細胞発生など被曝特有の
    痕跡が認められる

YMさんは東京在住で、3月の原発事故以降、外出はほとんどせず水道水の摂取も極力控えていたとのことです。2ヶ月間も放射能の舞い降る関東内に住んでいながらこれ位の血液状態で済んでいることから、被曝には相当注意していたことがうかがわれます。しかし、それでも被曝ダメージを避けきるに至らなかった事実は、屋内待避やペットボトルの水を飲用する程度では、現在の放射能環境で安全に生きられないことを雄弁に語っています。

もしも被曝治療を受けなければこの母子はどうなってしまうのか?悲しい物言いになりますが、母子共に長く生きられなかったでしょう。この二人に手を差し伸べられたことを神に感謝すると同時に、日本に残る多くの罪無き子供たちに更なる救済が与えられるよう強く祈るばかりです。


 * * *


現在のこちらの状況は上述した通りです。多人数は無理であっても、家族1組ずつ位の単位で何とか治療を受け入れられるよう整備されつつあります。現在、こちらで治療をお待ちになられている方が終了し次第、本ブログで治療希望者募集のご案内ができるかと思います。


RESPONDIT EIS IESUS ET DIXIT AMEN AMEN DICO VOBIS QUAERITIS ME NON QUIA VIDISTIS SIGNA SED QUIA MANDUCASTIS EX PANIBUS ET SATURATI ESTIS OPERAMINI NON CIBUM QUI PERIT SED QUI PERMANET IN VITAM AETERNAM QUEM FILIUS HOMINIS VOBIS DABIT HUNC ENIM PATER SIGNAVIT DEUS
イエスは答えて言われた。「はっきり言っておく。あなたがたがわたしを捜しているのは、しるしを見たからではなく、パンを食べて満腹したからだ。 朽ちる食べ物のためではなく、いつまでもなくならないで、永遠の命に至る食べ物のために働きなさい。これこそ、人の子があなたがたに与える食べ物である。父である神が、人の子を認証されたからである。」
(ヨハネの福音書 第6章26,27節)


南の島フィリピンより
管理者 日月土
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