琉球新報の池田哲平記者による記事【「沖縄差別、まっぴら御免」 「通販生活」冬号が特集】(http://ryukyushimpo.jp/news/entry-383547.html)。
《「左翼雑誌」という批判に対して「戦争、まっぴら御免。原発、まっぴら御免。言論圧力、まっぴら御免。沖縄差別、まっぴら御免。通販生活の政治的主張は、ざっとこんなところですが、こんな『まっぴら』を左翼だとおっしゃるなら、左翼でけっこうです」…自民党だけを批判するのではなく、民主党政権時には、民主党の原発政策に対しても注文を付けた。沖縄問題も頻繁に取り上げ、本土への米軍基地引き取り論も展開してきた》。
アベ様礼賛、壊憲バンザイ、戦争大好きな、アレらの「ウヨク雑誌」「ウヨク広報機関」と比較にならぬほど、この真っ当な「左翼雑誌」。戦争・人殺しを推進し、核発電で「麻薬」中毒となり、言論に圧力をかけ、沖縄を差別する、そんな「ウヨク雑誌」「ウヨク広報機関」から『通販生活』が「左翼雑誌」と呼ばれるのならば、それは大きな勲章だ。
『●恐ろしくて「原発人災」国民投票など・・・・・・』
《俳優の大滝秀治さんのナレーションが、とても味わい深く響く。
<原発、いつ、やめるのか、それとも いつ、再開するのか。
それを決めるのは、電力会社でも 役所でも 政治家でもなくて、
私たち 国民一人一人。通販生活秋冬号の巻頭特集は、原発国民投票>
▼声と字幕だけの短いテレビCMが今、話題になっている。「通販生活」を
発刊しているカタログハウスがテレビ朝日の夜の番組で流そうとしたが、
拒否され幻になったCMだ▼原発をこれからどうするのか。
政府や官僚任せではなく国民投票をして決めよう-。そんな特集の記事を
宣伝する「商品広告」とカタログハウス側は考えていた。
どこかタブーに触れたのだろうか》
『●『放射線を浴びたX年後』伊東英朗監督、
「ビキニ事件…全貌を知ることが、福島の今後につながります」』
■東京電力原発人災から「X年後」を怖れる 『映画『放射線を浴びたX年後』
監督・伊東英朗さんインタビュー|今週の原発|読み物|通販生活®』
(https://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/genpatsu/itoh/?sid=arrowBtn#contentsContainer)/
「日本人の記憶から消し去られてきたビキニ事件。
その全貌を知ることが、福島の今後につながります」
■東京電力原発人災を忘却するニッポン 『『放射線を浴びたX年後 2』
監督・伊東英朗さんインタビュー|通販生活®』
(https://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/151117/?sid=top_main)/
「福島第一原発事故をビキニ事件のように『忘却』しないために、
放射能のリスクを室戸から世界へ示していきたい」
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【http://ryukyushimpo.jp/news/entry-383547.html】
「沖縄差別、まっぴら御免」 「通販生活」冬号が特集
2016年10月27日 07:30
通販生活 雑誌 参院選 沖縄差別 日米安保
(「沖縄差別、まっぴら御免」などと記載された通販生活冬号の特集記事)
今年7月の参院選前に発売された通信販売カタログ誌「通販生活」は2016年夏号の参院選特集で「自民党支持の読者の皆さん、今回ばかりは野党に一票、考えていただけませんか」との特集を組んだ。買い物雑誌としては“異色”とも言える政治的なメッセージには、172人の読者から批判や質問が届いたという。「通販生活」はその批判や質問に対して、11月15日ごろ店頭に並ぶ2016年冬号で真正面から雑誌の姿勢を答えている。すでに定期購読している読者の元に雑誌は届き、SNSやインターネット上で話題になっている。
冬号には、夏号への読者から寄せられた「政治的記事を載せている」「両論併記をしていない」「通販生活は左翼雑誌になったのか」などの批判の声を掲載した。これに対し「編集部からの答え」を掲載。「左翼雑誌」という批判に対して「戦争、まっぴら御免。原発、まっぴら御免。言論圧力、まっぴら御免。沖縄差別、まっぴら御免。通販生活の政治的主張は、ざっとこんなところですが、こんな『まっぴら』を左翼だとおっしゃるなら、左翼でけっこうです」とした。
夏、冬号の特集について、通販生活で読み物編集をしている平野裕二さん(51)は「権力を点検、チェックをした上で批判するのはジャーナリズムとしては当然のことではないか」と淡々と語る。これまでも、自民党だけを批判するのではなく、民主党政権時には、民主党の原発政策に対しても注文を付けた。沖縄問題も頻繁に取り上げ、本土への米軍基地引き取り論も展開してきた。
沖縄を取り上げ続ける意図について、平野さんは「沖縄には日米安保のしわ寄せがあると思う。日米安保を日本の人たちが賛成するならば、基地を引き取るべきだ。差別が当然だということには、われわれは嫌と答えるしかない」と語る。「買い物は平和じゃなければできない。買い物雑誌こそ平和であるべきだ」との理念の下、通販生活の編集部は記事を書き続けていく。(池田哲平)
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