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●冤罪: 筋弛緩剤事件の守大助氏

2012年05月22日 01時10分27秒 | Weblog


東京新聞の記事(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012021001001921.html)、そして死刑廃止に関する記事(http://list.jca.apc.org/public/cml/2012-May/016944.html

 これも冤罪でしょう。多すぎます。どんな意図が背後にあったのか、私にはわかりません。病院の院長夫妻だったでしょうか、その辺の何らかの背後関係があったように思います。いずれにしろ、守氏は冤罪です。浅野健一さんの、10年以上前の2001年4月のこの文章(http://www1.doshisha.ac.jp/~kasano/FEATURES/2001/sendai.html)等がそのヒントになるでしょう。

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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012021001001921.html

筋弛緩剤事件で再審請求 無期懲役判決の「鑑定誤り」
2012210 2044

 仙台市の筋弛緩剤点滴事件で、無期懲役が確定した元准看護師の守大助受刑者(40)が10日、仙台地裁に再審請求した。確定判決で有罪の根拠となった筋弛緩剤の鑑定には「誤りがある」として、専門家の鑑定結果を新証拠として提出した。

 再審請求後、守受刑者の阿部泰雄弁護士は支援者らに「核心に迫る新証拠を得られた。確定判決は根底から覆る」と話した。

 守受刑者は殺人1件と殺人未遂4件の罪で起訴された。公判で無罪を主張したが、2008年2月に最高裁が上告を棄却し、無期懲役の判決が確定した。
(共同)
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http://list.jca.apc.org/public/cml/2012-May/016944.html

[CML 017116] 死刑廃止に向けて議論を6.16名古屋
Maeda Akira maeda at zokei.ac.jp
2012 5 17 () 18:02:38 JST



前田 朗です。

5月17日
転送です。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆以下講演会のご案内です。☆☆☆☆☆☆☆☆

-死刑廃止勉強会-
死刑廃止に向けて議論を
日本弁護士連合会の取り組みと名張ぶどう酒事件再審へ

 昨年10月7日,日本弁護士連合会(日弁連)はその人権擁護大会において,「死刑廃止についての全社会的議論を呼びかける宣言」を採択しました。従前,死刑制度の存廃についての日弁連の立場は明確ではないと指摘されていましたが,この宣言により,日弁連は「死刑廃止が望ましい」という方向に舵を取ったといわれています。日弁連がこの方向性を指向するにあたり主要な議論を担った小林修弁護士に議論の経過と背景,日弁連としての今後の活動,全社会的議論の呼びかけの具体的なイメージ,3月29日の3名の死刑確定者に対する死刑執行に対する評価などをお話しいただきます。小林弁護士は,名張毒ぶどう酒事件,光市母子殺害事件などの死刑事件,冤罪事件の弁護人として活動されてきました。名張毒ぶどう酒事件(再審請求異議申立差戻審)は,名古屋高等裁判所の審理が事実上終結しており,この5月にも(講演以前に)決定が下される見込みとなっています。決定が「再審開始」であれば,死刑廃止に向けての全社会的議論を加速させる要因ともなりえます。小林弁護士に,この事件の核心は何か,冤罪と死刑をどのように考えるか,高裁決定をどう評価するかについてお話しいただきます。

日 時: 2012年 6月16日(土) 午後2時より (開場1時30分)
場 所:愛知県芸術創造センター6F  大会議室
〒461‐0004  名古屋市 東区葵1丁目3-27   電話052-931-1811
アクセス:地下鉄東山線新栄町駅①番 出口下車北へ徒歩3分
地下鉄桜通線高岳駅③番出口下車東 へ小川交差点を南へ徒歩6分
講 師:小林 修 弁護士
講師プロフィール:日弁連死刑廃止検討委員会の委員長代行兼副委員長

講演内容:
1 日弁連の死刑問題への取り組みの到達点と課題
   昨年の人権擁護大会シンポと決議を中心として

2 名張毒ぶどう酒事件再審決定の意義
   決定の内容と死刑問題への影響

参加協力費:500円
主催:死刑廃止フォーラムinなご や
連絡先:稲垣法律事務所 Fax052-937-5492
nagoya
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