nikkan-gendaiの新刊案内【今日の新刊 「いいがかり」/「原発『吉田調書』記事取り消し事件と朝日新聞の迷走」編集委員会編】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/159558)。
「鎌田慧氏は、「戦後民主主義を全否定する」安倍政権による「言論弾圧」だと断言する」。
そして、以前引用したが、 青木理さんも「吉田調書問題は戦後ジャーナリズム史に残る敗北」と。アベ様らの策略に便乗する情けないジャーナリストたち、マスコミのあまりの酷さ。もちろん、アベ様らの小狡さは最悪。
『●死者を鞭打つ ~東京電力原発人災原因解明の
キーパーソン、そして、事故を防げたかもしれない人~』
『●「一体誰が朝日の記者に吉田調書を流したのか」・・・・・・
犯人捜しなどやってる暇があるのか?』
『●東京電力人災時のベントと住民避難、
そして、いま「彼ら」はなぜ反対の声をあげないのか?』
『●『朝日新聞』が「アベ様の犬HK」化しないことを望む:
相対的に「大変にマシな報道機関」はどこか?』
『●『朝日』潰しに夢中: 原発再稼働や輸出を進めるアベ様には
「制御を失った原発の実相」が見えていない』
『●『産経』新聞韓国大統領名誉棄損事件:
『朝日』叩きで大ハシャギな『産経』が「クソッタレ文春状態」』
『●自公議員や、『産経』や『読売』、『文春』、『新潮』は
『朝日』叩きに熱狂する資格があるのか?』
『●「吉田氏の肉声を記録した調書」:
『朝日』の「誤報」を叩くだけでいいのか?』
『●アベ様の政権の「暴走」許す、批判精神無き、「牙」無きメディア』
『●「薄っぺらで反知性的なタカ派が増殖している」
・・・・・・アベ様達からして?』
「青木理氏「吉田調書問題は戦後ジャーナリズム史に残る敗北」
去年のメディア報道の中で、朝日の吉田調書すっぱ抜きは
間違いなく最大の特ダネでしょう。・・・・・・政府が隠す調書を
公にしたこと自体、ピカイチのスクープだった。
なのに朝日はその記事を取り消してしまった。
修正や訂正なら分かるけれど、取り消しという虚報扱い
してしまったのは、
メディアとジャーナリズムの将来に禍根を残します。
5月20日に朝日がスクープして約3カ月、どこも調書を
入手できなかったのに、朝日バッシングが始まった8月に
産経が入手し、読売などが続いた。官邸のリークでしょう。
しかも産経や読売は、調書の本質ではなく、朝日記事が
間違っているという部分に焦点を当てた。
政権にとっては一石三鳥でしょう。原発事故の凄惨な本質は
さほど語られず、調書を非公開としてきたことも批判されず、
憎き朝日叩きの材料に矮小化できたんですから。
メディアは権力に踊らされた。
戦後ジャーナリズム史に残る大敗北です」
『●「吉田調書と原発」 『週刊金曜日』
(2014年10月10日、1011号)についてのつぶやき』
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/159558】
今日の新刊
「いいがかり」/「原発『吉田調書』記事取り消し事件と朝日新聞の迷走」編集委員会編
2015年5月8日
大スクープのはずだった原発〈吉田調書〉記事を朝日新聞が取り消し、社長が謝罪した。花田達朗氏は、これは「『吉田調書』誤報問題」ではなく「『吉田調書』記事取り消し事件」だと糾弾する。慰安婦の記事と池上彰の連載問題を小さく見せるための「戦後最大級の経営による編集への介入」であり、「ジャーナリストの自由と自律」の侵害である。森まゆみ氏はこの記事に「いいがかり」をつけたのは誰かと問いかける。「これからも原発を動かしたい」安倍首相ら現政権の思惑ではないかと。鎌田慧氏は、「戦後民主主義を全否定する」安倍政権による「言論弾圧」だと断言する。ジャーナリスト、原発技術者ら61人が事件の真相に迫る。
(七つ森書館 2400円+税)
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