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nikkanーgendai.comの記事【『安倍官邸が激怒! 福島原発「吉田調書」流出で“犯人捜し”】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150411)。
『●死者を鞭打つ ~東京電力原発人災原因解明の
キーパーソン、そして、事故を防げたかもしれない人~』
「「政府事故調の『吉田調書』入手」「高濃度の放射性物質放出」「大量被曝の恐れ」――。朝日新聞の連日の“スクープ報道”に安倍官邸が激怒しているという・・・・・・住民が大量被曝するベントの準備を密かに進めていた事実を報道。あらためて東電の隠蔽体質を浮き彫りに・・・・・・この報道に安倍官邸がカンカンなのだ」・・・・・・東電も隠蔽体質だけど、官邸も隠蔽体質。公開するどころか、アベ様は「「吉田調書」流出で“犯人捜し”」だそうです。さすがは、平成の治安維持法を作ったアベ様。でもそんなヒマがあるのなら、「完全にブロック」「状況はコントロール」して見せてほしいものです。
『●「『平成の治安維持法』をつくった総理」の
非常に危険な思い入れ、それに手を貸す責任』
『●内閣法制局、NHK、秘密保護法、消費税増税・・・、
「肝いり人事」という安倍首相の暴走人事』
『●「治安維持法」を止めるために:
「アベ様のNHK」などマスメディアだけに任せてはおれない』
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150411】
安倍官邸が激怒! 福島原発「吉田調書」流出で“犯人捜し”
2014年5月23日
(福島原発事故の全てを知っていた故・吉田所長/(東京電力提供))
「政府事故調の『吉田調書』入手」「高濃度の放射性物質放出」「大量被曝の恐れ」――。朝日新聞の連日の“スクープ報道”に安倍官邸が激怒しているという。
朝日は、福島第1原発の所長だった故・吉田昌郎氏が、政府の事故調査・検証委員会に語った「調査報告書」(吉田調書)を入手。事故直後に所員の9割にあたる約650人が吉田所長の待機命令を無視して“逃亡”したことや(※ブログ主注: 140911、朝日新聞が記事を取り消しました)、住民が大量被曝(ひばく)するベントの準備を密かに進めていた事実を報道。あらためて東電の隠蔽体質を浮き彫りにした。
この報道に安倍官邸がカンカンなのだ。
「官邸ではいま、『一体誰が朝日の記者に吉田調書を流したのか』と
“犯人捜し”が始まっています。菅官房長官は『(調書は絶対に)
公開しない』と憤然としている。とくに安倍周辺は、原発は過酷事故が
起きれば、電力会社さえもコントロール不能に陥る――という
解説部分が気に入らないらしい。原発再稼働に突き進む安倍政権に
とって、少しでも反原発につながる動きは許せないのでしょう」(官邸事情通)
原発はとても人間の手に負えるシロモノじゃない。「吉田調書」の生々しい証言はそれを物語っている。未曽有の大惨事にならなかったのは、たまたま「偶然」が重なっただけだ。
だからこそ、福井地裁は21日、関電大飯原発3、4号機の運転差し止め判決を出したのだが、それでも菅官房長官は「(再稼働の方針は)変わらない」と突っぱねている。
■「機密保護法」施行後なら逮捕
それにしても、つくづく思うのは、もし「特定秘密保護法」が施行されていれば、「吉田調書」は確実に“闇”に葬られていたということだ。
「菅官房長官は会見で『(吉田調書は)政府として情報公開制度に
対する扱いは不開示としている』と明確に答えている。つまり、
『特定秘密に当たる』ということです。年内がメドとされる秘密保護法が
施行されていたら、吉田調書を入手した朝日の記者も、渡した役人も
逮捕される事態になっていたでしょう」(司法ジャーナリスト)
元外務省国際情報局長の孫崎享氏はこう言う。
「『吉田調書』であらためて分かったのは、福島原発事故の全容が
きちんと検証されていないことです。驚くのは原子力規制委員会の
田中俊一委員長も調書を『読んでいない』と答えていること。
秘密保護法が施行されれば、国民にとって必要な情報はますます
隠されることになる。大変、危惧します」
集団的自衛権を行使できないと国民の生命を守れない、と口にしている安倍首相は、国民が原発の被害に苦しんでも構わないと思っているのか。
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