sugarbrown手作り日記

手作りバッグのお店sugarbrownからのお知らせです。

堀内誠一

2010-10-25 | Weblog


伊丹美術館で「堀内誠一」展を見ました。

パンフレットの紹介文です。
『雑誌「平凡パンチ」や「アンアン」「ブルータス」などの革新的なアート・ディレクターとして、
また『くろうまブランキー』『ぐるんぱのようちえん』『たろうのばけつ』ほか、
多くの傑作を生みだした絵本作家として、多彩な創作活動を繰り広げた堀内誠一(1932-87年)。そして彼は世界各地を旅して、多くのイラストや絵手紙を残した「旅行家」でもありました。』




お父さんも先端を行くデザイナーだったそうです。
子供の頃、お父さんの仕事場で過ごすのが大好きだったそうです。
当時(戦前)のデザイナーはどんな用具を使って仕事をしていたのかわかりませんが
きっと絵の具やインクや紙があって
子供にはとてもワクワクする場所だったと思います。

そして14才で伊勢丹の宣伝部に入社します。
広報誌やウィンドウディスプレイの仕事をしていたそうです。
すごい才能です。




創刊号のananです。
私はリアルタイムで買っています(汗…)
当時は服が載ってる雑誌は洋裁の本しかなかったと思います。
ananは洋服がカタログのように載っていました。
今では当たり前ですが、洋服だけでなく
映画、音楽、美術などの記事もあり
ファッション誌と言うよりカルチャー誌のようでした。
まさにカルチャーショックでした。
スタイリストという仕事も初めて知ったし
スタイリストやカメラマンが裏方ではなく
かっこよくて憧れの存在でした。






パリからの手紙は楽しい本です。
家族でパリに移住した堀内誠一が友人に送った手紙が載っています。
イラストやとても細かい地図が描かれていて
いつかこの本をガイドブック代わりにしてパリを歩きたいなぁ
とずっと思っていました。
まだ実現していませんが(涙)


展覧会では本当にたくさんの作品がありました。
寝る間もなかったのでは…
55才で亡くなったのは本当に残念。
もっとたくさんの人に堀内誠一を知ってほしいと思いました。
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