テアトル十瑠

1920年代のサイレント映画から21世紀の最新映像まで、僕の映画備忘録。そして日々の雑感も。

♪フットルース(Footloose) / ケニー・ロギンス(Kenny Loggins)

2009-06-15 | 音楽
 ヒット曲がたくさん使われているのでタイトルは記憶にバッチリ残っているのに、私にとってはパッと光ってスーッと消えていった流れ星のような作品です。名匠ハーバート・ロスの監督作品ながら内容的には印象が薄く、再見予定もないので、音楽で振り返りました。

 都会から田舎町にやってきた高校生ケヴィン・ベーコンが、その町ではロックを聴くこともダンスをすることも禁じられている事に驚く。どうやら、その町の高校生が起こした過去のある事故が関係しているらしいが、ケヴィンは馬鹿げた取り決めだと解禁させるべく若者達に語りかけるも、なかなか協力は得られない。お決まりの田舎町の番長との決闘騒ぎなども有り、徐々に彼に賛同する若者も増え、恋も芽生え・・・というような話だったと覚えています。

 ケヴィン・ベーコンは、今でこそ性格俳優として(一部では“怪優”とも言われる)準主役級の大活躍ですが、スタートは青春スターだったんですよね。その何本かの青春映画の中の最大ヒット作が「フットルース」でした。

 テーマ曲「♪フットルース(Footloose)」を自作自演したのはケニー・ロギンス(Kenny・Loggins)。1948年1月7日生まれだそうです。今年61歳ですね。
 ロギンス&メッシーナ(Loggins and Messina)というデュオで最初に覚えましたが、ニッティ・グリッティ・ダート・バンド(NITTY GRITTY DIRT BAND)の唄った「♪プー横丁の家(House At Pooh Corner)」の作者でもあり、好きなカントリーソングライターとして覚えていました。アン・マレーの唄った「ダニーの歌」や「愛の歌」もロギンスの曲だそうです。
 映画関連では、「トップガン」の主題歌「♪デンジャー・ゾーン」も有名ですね。





 その他の挿入歌は下記の通り。
 当時は、ミュージック・テープで何回も聴いていたので懐かしい歌ばっかりです。皆さんも、youtubeで探して聴いて下さい。

・「♪レッツ・ヒア・イット・フォー・ザ・ボーイ(Let's Hear It For The Boy)」 /歌:デニース・ウィリアムズ

・「♪パラダイス~愛のテーマ(Almost Paradise)」 /歌:アン・ウィルソン&マイク・レノ

・「♪ヒーロー(Holding Out For A Hero)」 /歌:ボニー・タイラー

・「♪ダンシン・イン・ザ・シーツ(Dancing in the Sheets)」 /歌:シャラマー

・「♪アイム・フリー(I'm Free)」 /歌:ケニー・ロギンス

・「♪誰かの愛が…(Somebody's Eyes)」 /歌:カーラ・ボノフ

・「♪ネヴァー(Never)」 /歌:ムーヴィング・ピクチャーズ

*

(1984/ハーバート・ロス監督/ケヴィン・ベーコン、ロリ・シンガー、ジョン・リスゴー、ダイアン・ウィースト、フランシス・リー・マッケイン、サラ・ジェシカ・パーカー、クリストファー・ペン/107分)

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (宵乃)
2011-04-21 10:07:19
こんにちは。
youtubeで聴いてみまたところ、知っている曲は映画の中でも気付いた「ヒーロー」だけでした。日本の、アメフトの映画でも使われていたものですよね。

ケヴィン・ベーコンはよくみる顔だけど”カッコイイ男の子”には見えなかったなぁ。

条件反射でTBの返信をしてしまいましたが、よく考えたら関係ない作品の感想も多いので消しちゃっていいですよ~。

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宵乃さん、こんにちは (十瑠)
2011-04-21 14:25:46
>知っている曲は映画の中でも気付いた「ヒーロー」だけでした

「♪パラダイス」とか「♪ネヴァー」とかは可成りヒットしたはずですけど、ご存じ無かったですか。

ケヴィン君は、この後の性格俳優になってからの活躍の方がめざましいので、カッコイイ印象は薄くなりますよね。
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