自分で歩けるって素晴らしいことだ、齢と共にすり足の方が多く見受けられる。私の家内も躓き転倒、幸い大事に至らなかった。それ以来後部で着地、足先で蹴る様な仕様の靴を求めて以来快適に歩いている。
体重をかけて歩くことで医学的にも健康への効果が認められているようだ。体重をかけて歩くことによって骨が丈夫になり筋肉が養われる血液の循環がよくなるようである。以来家内の買い物に荷物持ちを兼ねて歩くようにしている。
自分の身体は自分がいちばんよくしているので体と相談しながら仲良く付き合って行こう！
常識的でなく発想を変えてモノ・コトを捉えてみれば違った世界が見えてくる。何かを感じてシャッターを押す、人と違った視点で現代アートと言えるのかわかる様で分からない写真を撮っている。枯木から魚が寄ってくる花を咲かす、何かわからないモノから怪物が眠りを覚まし現れる、宇宙戦争の如き情景描写・・・などなどに興味を見出し、絵画と写真の合作的な作品に、挑戦中である。と、物の見方が変わって来た、見るモノ、触れるモノが何かに見えてくる。
老いることなく今もネタを練りあげている。
８６歳ともなれば何時お迎えが来るか分からない。まだまなやることがあるので、すぐに来てほしくない・・・が、終着駅が近づいている事は事実である。同年配の寄り合いでは体調や薬、病院の話題が多くなった。平均寿命が延びたと云えども長生きだけでは健康と言えない。
自分らしく自分の夢を持って生きていれば、道は開けてゆくようだ。夢を持ち,夢を追い求めている生きる力が湧いて来る。なんでもやってみよう、何でも見てみよう！
余生なほ夢繰り返し春逝けり
余生なほ存念のあり花大根
カメラ歴５０年自慢にはならないがよくぞ続いたものだ。加齢と共に行動半径が短くなり一眼レフが重くて、つい古いコンパクトカメラをポケットに忍ばせて心に感じたときにシャッターを切っている・・・が当時のカメラは性能も低く作品としては満足できない。最近小さくても性能が優れ、機械が撮るのではなくダイヤルで自分の意思で操作するカメラをと様々なカタログを見ながら新しい夢を描いている。
老人大学で一年間学んだ級友と今尚行事に２０余名が参加１５年間続いている稀なるクラス会である。１５年間集合写真を一眼レフで撮り続け今では電子アルバムが溢れんばかりで編集中である。
学生時代にカメラに興味を持ち今のように電子化は夢の世界、天候を見ながら絞り、速度、距離などを勘、コツ、経験、いわゆるカンピューターで失敗を繰り返しながら撮り続けていた。機械が撮るよりも自分の意思で撮る楽しみのカメラをと思案中である。
フォトクラブも２か所で毎月の作品批評、撮影会と仲間ての輪が広がり趣味が人生を濃くしている。今思えば学生時代にカメラを選んだのが昨日とは違う今日を作り続けている。仕事、地位、肩書きでなく毎日が続くことが何よりだ！
一日の内で一番心の落ち着く場所は！私の場合は書斎である。静かで窓辺が明るく景色が心を癒してくれる、時に応じて勉強、アートの制作、写真や詩歌の作成、様々な資料の整理、音楽鑑賞などなど無くてはならない存在であり、小さな私の城でもある。この様に自分の時間を持てることは好奇心を生み出し挑戦する勇気が湧き生きる上でのエネルギーとなる。何かを生み出す活動は脳の活性化になりボケ防止に役立っているようだ。
松も芯が長く伸びてきた、人生も明日に句かって芯を確りと伸ばさなければ・・・
リタイヤ後早や１０年、８０歳半ばとなるも現役時代よりも友多く今や百歳時代絢爛たる余暇を楽しんでいる。余暇の人生には表札は不要、多くの仲間と接していると、話題に事欠かなく共有部分も多く健康状態も比較でき幸い現役時代にパソコンを熟したのが幸いで様々な企画にも参加でき苦は楽の種を今になって人生を謳歌することが出来、長年の労も無にならず尚夢を追い求めている。
余生なほ存念のあり花大根
加齢と共に体力は衰えて当たり前である無理なく鍛えることが出来る。今は自分で歩けるので閉じこもらないで出来るだけ歩くように努めている。医学的にも健康への効果が認められてをり歩くことで骨が丈夫になり、筋肉が養われ、有酸素効果で心肺機能も高まり血液の循環がよくなる。ややもすると内臓器官が鈍くなりやすいが、歩くことによって糖や脂肪の代謝が改善され生活習慣病予防にもなる。
私なりの健康法は！食後の腕足せ伏せ30回、体全体を大きく上下に床が響く位に10回、廊下床を雑巾がけで息切れる程磨く、家内の買物持ちで約2５００～５０００歩行、夕方の入浴では浴槽内で左右の腕を回すように各く10回、足の延縮左右10回、指先開店左右10回を繰り返している。その効果か今の所、健康を維持している。
何時までも自分の事は自分で出来るようにと願って体と仲良く付き合っている。
人生目標が無くなればつまらない、何かに没頭する力が足りなくなる、今日まで生かさせて頂いた命、自分を没頭する力は運でも才能でもなく自分を楽しませる技術？は年齢を重ねる程に身に付けられる。先日友人と桜を撮りに大阪城公園を散策、薄ピンクの花が呼び止めてくれた、すかさずシャッターを切る、その様に何かに没頭する力が湧いて来る,このように機嫌宜しく没頭していると自分の人生という舞台の中で生きている役者のような気分になる。シェークスピアの名言のように「人生は舞台、人はみな役者である」私も今自分の人生という舞台の中に生きている。
言葉の貯金帳も2巻目となった。何か心に引っかかるモノやコトに触れると何でもメモするのが習慣になった。写真も同じで電子アルバムが満杯で最低必要に絞り整理している。この様に楽しい事は何でもやってみる…と心が和やかになってくる。そのことが私の心元気の秘薬である。
大阪府の老人大学で一年間学んだ仲間と15年か交流を深め16年目の総会に約半数が参加いまだに活動している稀なるクラス会である。
行事ごとに撮りためた写真も溢れんばかり整理し写真集を編集中である。やれる事、やりたい事がいっぱいある。楽しい事は何でもやってみよう！、楽しい事は続けていける、まだまだ夢を描くことが出来る。
私達は皆役者である・・・とシエクスピアが言っていた！私も人生という舞台の中に生きている。人生百年時代これからが本当の人生だと役者になって演じていこう！先ずは健康だ、私の体力作りは筋肉を養う事、現状維持がし一杯の年齢でも筋肉だけは鍛えることが出来る。毎朝腕立て伏せ30回ふう、うふう言いながらも今では腕の肉が盛り上がり少々重い荷物でも持って歩くのは苦にならなくなった。専ら家内の買い物持ちで役立っている。
歩くことも大事で日によって違うが郊外に出れば1万歩、普段は3千～５千歩股間節から足先にかけて筋肉が盛り上がり有酸素運動で心肺機能も高まて来たように思う。
まだまだ夢を追いながら百歳？時代に第二の人生大いに夢を持ちつづけて行こう！
私には写真がある、俳句がある、、まだまだ夢を描き続けよう。
肩書きは遠き日の事散る桜