67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

天狗高原

2005-10-16 22:38:00 | Volkswagen
 今日は昼過ぎから、”どこか行こうよ”の声が上がり、自宅から2時間弱の天狗高原に 行ってきました。いいお天気で、山の稜線が本当にくっきりと見えます。天狗高原は標高1300m余りの高原で、南国高知では珍しい数少ないスキー場となり ます。といってもロープトゥしかないですが・・・とても涼しく紅葉が始まりつつありました。たまたま紅葉祭りなるイベントが行われいていましたので高原は 大混雑でした。
 

  
 当然、一家での行動ですのでVW camperでこの高原まで行きました。すごい上り坂で所々2ndで引っ張らないとあがらない坂道でした。キャブの車は高いところ危ないよっと言う話も聴 いていたので“どうかな”なんて心配していましたが、国道197号を離れての25kmの山道を走りきりました。下山のブレーキの焼き付きも気になっていま したがなんとかなりました。
    
 が、帰りの道の駅でおでんを食べて運転席に乗りこんだ瞬間、”バキッ!”という音とともに、運転席のインナードアハンドルが真っ二つに折れてしまいまし た。38年間、もっとも握られたドアハンドルであり遂に折れてしまったのです。うちに帰って外してみるとVWマークとパーツ番号が刻印された純正部品でし た。長い間ご苦労様です。



 早々に接着してみたのですが、通常の使用に耐えられるはずもなく、これからユーズドでも探してみるしかありません。これってリプロはあるのかしら???誰か譲ってくれる方でもおいでませんか?????
 もうすぐ吉井竜天のキャンプなのに。こまったなあ。

ジミー・スミスのオルガン

2005-10-16 10:33:56 | jazz & vocal
Softly As A Summer Breeze/Jimmy Smith
 (Blue Note BST84200)

 ブルーノートの4200番、番号もキリ番!
 スミスはこのレーベルにたくさんの吹き込みがありますが、スミスの中では最も好きなアルバムです。

 初めてこのLPを聞いたのは、今はなき新宿東口を出て地下に細い階段を下りていった所にあったビザールと言うジャズ喫茶でした。もう27-8年前のこと です。このジャズ喫茶は、轟音とも言える音量でモダンジャズを聞かせる店でした。当時、流行していたフュージョンなど全くかからないお気に入りの店でし た。場所柄、いつも客が多く、コーヒーとタバコを相手に隣の他人のことは気にせず真剣にジャズと対峙していました。その轟音たるや、すごいものでコーヒー に入れるミルクは顔の前でウエイトレスがピッチャーを”入れますか”と無言で上方に動かすジェスチャーがあるのみで、店内は暗く、この瞬間を逃すとブラッ クでお世辞にもうまいとは言えないコーヒーを飲まなくてはならなくなるというお店でした。
  ここでかかったこのスミスのアルバムは、ケニーバレルのシングルトーンとスミスのオルガン音が厚く、絶妙なからみと小編成ですが迫力を感じ ました。モンクの曲ではプィリージョーのドラムがあおります。カバーはスミスが傘をさして大写しに微笑んでいるもので、その色合いもとても好ましく、いつ か入手したいと思わせるものでした。
  それから7-8年後になって、京都の中古屋さん(名前も忘れました)で発見しました。NYCでややノイズはあり、カバーも周囲が痛んでいま したが¥7800の大金を投じた思い出があります。その後、日本盤で出ましたが、早く出せよと思ったものでした。入手して自分のシステムで聞くと、ビザー ルほどのすごみは感じず、むしろ地味な印象でしたがケニーバレルとスミスの演奏には大満足です。
 ちまたの評価はわかりません。
 有名じゃないかもしれないですが、愛すべきアルバムです。