NewでHighな*のんびり*がんLife

乳がんサバイバー4年生のお気楽闘病日記。
おとなしい粘液がんのはずが、初発から3年後に逆側にも…(((;゜Д゜)))

再々手術後初通院(H25.1.30.Wed.)

2013-01-30 22:07:02 | 入院&手術3(右全摘)
本日は、3度目の手術後初通院…じゃなかった!退院翌日にもCT撮りに行ったんでした。いや、でも診察は初めてだからタイトルはそのままにしておこう…(ドキドキドキ)。

気を取り直して、退院後初めて主治医にお会いしました。散髪して頭スッキリでした(決して先生にケンカを売るつもりはありません・笑)。
病理検査結果を聞くこと以外に大切な用事もあったのですが、これに関しては明日か明後日に別建ての記事で記載したいと思います。というか、先生はそっちの話で頭が一杯だったらしく、病理診断の話をせずに「じゃ、そういうことで」と私を帰そうとしました…。ちょっと待ってよ先生!思わず「え?手術の結果聞いてませんけど!?」と言ったら、「え?あ、そうか。今○○さん(看護師さんの名前)に話したとこだったんだ」との返答。いやいや、看護師さんじゃなくて私本人に話そうよ…

結果は、3度目の正直。今度こそ安心できるものでした
残さず全部切除できたそうです。切除した部分には、やっぱりがん細胞が残っていたので、全摘が正解だったみたいです。
長かったけど、これでやっと次の治療ステップに進めます。もう手術を受ける必要はありません。とっても嬉しいよぉぉ

そんなわけで、来月からやっとホルモン治療が始まります。当初の予定では、12月から始まってるはずだったんだけど、断端陽性のせいで2ヶ月遅れ。でもまぁ、結果オーライです
ついでに、職場復帰の時期についても確認したところ、しっかりGOサインがもらえました。なので、2月7日(木)から復職することにしました。初めの3日間は午前中だけで、13日(水)から本格的にフルタイムで働こうと思います。

やっと歯車が噛み合ってきました。前に進めることが嬉しくてたまりません。
治療もお仕事も、精一杯頑張りたいと思います


そんなえりんぎですが、昨日の夜からまた生理が始まってしまいました。あぁ、どうせすぐ薬で止めるってのに これが投薬前最後の生理です。この痛みとも、しばしのお別れなのね。最後くらいはゆっくり味わ………ってたまるか!っていうか、頼むから二度と戻ってくるな、生理痛め!!
てなわけで、お腹が痛くて限界です。今日も早く寝ます
おやすみなさい~~~。

再々手術8日後・退院日(H25.1.23.Wed.)

2013-01-23 21:43:49 | 入院&手術3(右全摘)
本日、退院しました!やった~
やっぱり自宅っていいですね。毛むくじゃら哺乳類を膝に乗せながらパソコンデスクに座るこの感覚、”帰ってきた”感をしみじみと実感できます。猫さん、今回も猫キック厳禁でお願いします。


今朝の回診。今日の主治医は外来担当日のため、女医さんが傷を診てくれました(主治医とは回診前にお話ししました。退院前に会えてよかった)。傷の治り具合は良好。ただ、ドレーン跡付近にだいぶ水がたまってきています。「退院いつでしたっけ?」と聞かれて「今日これからです!」と答えると、「あら、そうですかぁ…」との返答。帯に短し襷に長し状態なので、結局今日は水を抜かず、次回の外来診察時に再検討することになりました。たぷたぷたぷ…これ以上たまらないことを願うばかりです。

次回の診察は1週間後の1月30日です。明日は別件でCT撮影のために通院しますが、病理検査結果を聞けるのは来週。さすがにもう何も出てこないよね…。
11月手術分の結果で、今後はホルモン治療をすることがわかっています。今回は全摘しちゃってるし、もう断端陽性はないでしょう。ないよね?乳管内進展だけで、浸潤してないはずだしね。どっちにしても、もう取れるものないし(笑)!
前回みたいな不安感はないけれど、頼むから「あぁよかった」と言える結果を聞かせてほしいものです。
それよりも、明日撮影するCT。手術していない左胸(経過観察中)に、変なものが映らないといいなぁ。さすがにもう、しばらく手術は受けたくないぞ。何ごともありませんように…。


今回の入院。地味に先生や看護師さんに驚かれた(というか、ちょっと引かれた…)のは、処置中に患部をガン見することです。
切除した胸を見ることに、心の準備を要する人もいるようですね。バストバンドが外れて数日経ってからも「まだ見れない」と言っている人もいました。それを考えると、私の図太さはまるで”病人向きの性格”と言えるかもしれません(言いたくないけど)。

バストバンドが外れて防水テープが貼られている間、ずっと主治医の手元を見ていました。ドレーンを抜かれたときは、さすがに見えない角度だったけど、午後にテープを貼り換えてもらうときに、看護師さんに見せてもらいました。
抜鉤時は、ステープルが外されるのをひたすらガン見。同席していたお偉い先生が「痛いですか?」と気遣ってくれましたが、ただの好奇心です。「いえ、全然。どんなふうに抜いてもらってるのかと思って」と返答すると、その先生は無言のままでした。くだらないこと言ってゴメンナサイ…。 ちなみに主治医は「普通のホチキスと一緒ですよ~」と答えながら、20コ前後のステープルを抜いてくれました。ありがとうございますっ。 その優しさに、私はいつも救われています。この先生が主治医でよかった (いつもこればっかり)。

病気に関しての自分の心の図太さは、相当なものだと思います。恐怖よりも、知りたいと思う気持ちの方が強いので、本当に心がラク。対人関係でのストレスはあっても(笑)、自分の心と向き合うストレスは殆どありません。それだけでも随分得をしているのでしょう。
これからも、少しでもストレスフリーな闘病生活を続けていけたらと思います!


入院費(13日間)支払い:
    175,300円(健康保険・本人・3割負担)+ 保険適用外(病衣代)650円 = 175,950円

再々手術7日後(H25.1.22.Tue.)

2013-01-22 20:33:53 | 入院&手術3(右全摘)
ステープル、外れました~(^_^)v
防水テープで皮膚がベタベタしてきていたので、剥がしてもらってスッキリ!抜鉤中、主治医の手元をガン見してました。リムーバーで抜き取る作業は、普通の事務用品の取り扱いと変わらないみたい。サクサクと外されていきました。
ドレーンの穴は、まだ結構しっかり残っています。一旦防水テープを外しましたが、看護師さんが別のテープを貼り直してくれました。ドレーン跡付近は水がたまってタプタプしてきましたが、抜くかどうかは微妙なライン。明朝の回診時に再度判断してもらいます。

これでもう、病人モードは卒業です。とか言って、退院翌日に通院の予約が入ってますが…。でもCTを撮るだけなので、ササッと帰ってくる予定です。
来週は運転免許の更新にも行かなきゃいけないし、1度は通院もあります。職場復帰は通院時のお話し如何で日程調整しますが、最短で2月1日。何だか慌ただしくなってきました。

前2回の退院後は体を大事にし過ぎた気がするので、今回は適度に動こうと思います。(そのためにわざと、退院翌日に予約を入れました。) 少しでも早く、体力回復させるぞ~!

まずは明日退院。嬉しいですっっ(≧∀≦)

再々手術6日後(H25.1.21.Mon.)

2013-01-21 17:40:21 | 入院&手術3(右全摘)
退院日、決まりました~o(^▽^)o 23日水曜日です。やっと家に帰れるよ~っっ!

体調が良くなってくると、本当に暇が苦痛でたまらなくなります。病室って、やっぱり病人のためのものなんですね。
明日ステープルを抜いてもらい、明後日は晴れて病院からオサラバです!


どこに行ってもそうですが、世の中色んな人がいますね。普段はなるべく波風立てないように、意識的にニコニコしているえりんぎ。でも、これが自分の首を絞めることもあります。
入院中の場合、『この人は話を聞いてくれる』と思われ、具合の悪いときにまで、枕もとで話し掛け続けられたりします。話し相手のいない場所だから、とにかく『話してスッキリしたい』と思うのでしょう。こういうタイプの人に捕まると、心身ともにぐったりの入院生活になってしまいます。

というか、実は今回そんな感じでした。
同じ病室になった話し好きの女性。決して悪い人ではないのです。ただ単に、周りが見えないだけです。
向かいのベッドの人と私が話していると、『今がチャンス』とばかりに全く別な話題を持ち出して混ざってきます。術後の病人の横で大声でおしゃべりします(つい先ほどのことです)。具合が悪くて寝ているのに、ベッドの横に椅子を置いて「あなたは元気だね~」と話し掛けてきます。
ずっと我慢していましたが、こういう悪気のない人には『嫌な思いをしている』という旨を伝えないと、改善されません。仕方ないので、嫌なことをされたら露骨に嫌な顔をし、嫌なことを言われたら「そういうことは言わないで」と伝えてみましたが、全く変わりませんでした。
入院前半でこの状態だったので、それ以降は常に音楽を聴き続け、彼女の声を耳に入れないようにしました。そうじゃないと、振り回され続けて疲弊するだけだから。我ながら、とても感じの悪い対応です。

お互いに気遣いあえる関係って、当たり前のものじゃないんですね。向かいのベッドにいた年配の女性とは、とても良い関係を築くことができました。優しい言葉に少しの毒を絡めて、楽しく穏やかな時間が過ごせました。でも、先ほどの彼女とは無理なんです。
『気遣い』に決まった形はないし、取り決めもありません。今まで周囲の人間が許して(諦めて)くれたのなら、『気遣い』の必要性にさえ気づかないのかもしれません。

病院には、症状が重くて心に余裕がなくなる人もいます。彼女や私のように比較的軽めの患者は、それを(全てでなくとも)気遣ってあげるべきじゃないかな。その気遣いがきっと、この先自分が辛くて仕方ないときに、形を変えて戻ってくるんじゃないかな。元気っていうのは、周りの都合を考えずにただ騒がしくすることじゃなくて、明るい空気を作ることなんじゃないかと思うのです。
それぞれ病気を抱えているからこそ、お互いを気遣い、優しくて明るい空間を作れたらいいのにな。簡単なことのはずなのに、何だか難しいです。

ま、居心地悪いくらいの方が、長居を防げていいのかもしれませんけどね~(^◇^;)

再々手術5日後(H25.1.20.Sun.)

2013-01-20 19:10:38 | 入院&手術3(右全摘)
入院生活にそろそろ飽きてきたえりんぎです。元気になってきた証拠ですね♪

リハビリも順調で、2日目にしてすでに180°腕が上がります!はっはっは~。スゴいでしょ?看護師さんから「目標はクリアしてますが、もうちょっとリハビリにつき合ってくださいね」と言われました。いいですよ~。どうせ暇だし、ストレッチもしたいし。すっかり優等生気分です(^◇^;)

ここまで元気になってくると、暇を持て余すようになります。勉強したりゲームしたりしても、1日がとても長いのです。もったいないなぁ。これが自宅なら、色んなことができるのに(←この考えがそもそも間違い)。
このまま無駄に食欲が戻ってきたら、動かずに食べて寝てを繰り返し、悲惨なことになりそうです。コワッ!! 早く退院したいよぉ~~~っっ(>o<)

そう、退院。まだ主治医の口からは“退院”の“た”の字も出てきません。傷口とドレーン跡は毎日チェックしてくれますが…。こっそり看護師さんに「この調子だと、23日に退院できますよね?ね?」と聞いて、“帰りたいアピール”をしているところです。

あ、主治医は今日も出勤していました。朝の回診を一人で回り、その後しばらくパソコンに向かってました。全員分の電子カルテに入力していたのかなぁ。
めんどくさい患者さん相手にも、優しくわかりやすい説明で対応している姿を見ると、何だか涙ぐましくなります。少しでも早く、忙しさから解放されるといいなぁ。
迷惑掛けないように気をつけようっと(すでに1件手間取らせているけど)。

明日は何して時間つぶそうかなぁ…。