黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

きいて! 住んでる人が薦める「苅田町」に・・・

2015-02-28 | 日記・エッセイ・コラム

今日のジャンルは「きいて! きいて!」

平成26年度 協働のまちづくり勉強会 が苅田町の西日本工業大学の講義室で開催

行って来ましたよ・・・

 この町に住んで10年 直ぐ近くの大学のキャンパスは初めて。

 瀟洒な佇まいは、他の公共施設とは雰囲気が違って別世界の感じでしたが。

「まちづくり」の勉強会なんです。 

 住んで居る皆が、自分の町を誇りに思って 自慢できる町にしていこう・・・ってね。

「協働」って意味? 現在、少しずつ 浸透し始めていますが・・・・

「協働」とは?異なる主体が何らかの目標を共有し共に力を合わせ活動すること。

 なんて・・・言ってますが これが なかなか大変なのよ。

つまり、「行政」と「住民」の役割があって、お互いが理解し合いながら目的を達成していく。

聞こえがいいが・・・いざとなると・・・それを変えていくことなのよ。

 今迄の考え方は、「行政」ありきのトップダウン型・・・これを ボトムアップ型に。

つまり、もっと進んで 行政と対等の立場でお互いの特性を生かし結果に繫げていく。

住んで居るみんなが主役になって、まちづくりに参加することなのだ。

編み物の1目の繋がりと一緒なのよ・・・どこかひとつでも綻べば・・・分かるでしょ。

 まぁ、ともかく 現実は問題山積だけれど 時間が必要 何事も。

そんな 地域の活動の発表会なんです。

 町長の挨拶もありましたが・・・割愛

事例発表

新津夏祭り実行委員会 より

 自治会長のU氏挨拶

  「私たちは地域住民のふれあいと親睦を「地域の祭り」を通して 

  大人も子供も楽しみながら、人と人の繋がりを大事にしていくことをテーマに。

  地域の全員が参加し、皆が役割分担で共に汗を流し 集う祭りにしています。」と。

民話紙芝居「地童座」

  会場入り口に・・・ さすがの 幟が   これって必要なんですよね。 まずは宣伝!

 「知ってもらわなければ、存在感なし」だもんね。 うまいよ。

 会長の 山路さん(魅力的なMrsです) 

  

 「 町に伝わる埋もれた民話を発掘し、みんなに知って貰いたい! その熱い気持ちの担い手に と

手を挙げたメンバーばかりが集まって民話を探し、資料や口伝えをまとめ、脚本から、手書きの絵

配役、装置・・・すべてを手探りしながら積み上げて来ました。

 特に 拘ったのが「苅田弁」を使い、方言の持つ「あたたかみ」を聴いている皆さんに届けること。・・・・」

  熱く熱く 語って 

 早速 紙芝居のご披露・・・外題は「さるがに合戦」  会長が叩く 威勢のいい拍子木の音色も高く・・・・・カチンカチン

 「はじまり・・・ はじまり」 

 

 現在では 20話 英語版3作 民話以外にもオリジナル物も。

 苅田地区の皆様 !他  近郷の地域の方へ・・・・いろいろな大人や子供さんを含めた行事の催しに是非 民話をお届けしたいと・・・

 ご用命いただければ・・・馳せ参じます   活動資金の一部として お願いを少しばかり・・・

 いえ、決して御無理は申しません、ご賛同いただけなくても ちゃんと仕事は致しますが でも。  

 *「ブログ編集者よりも どうぞよろしくご協力 お願いいたします。 楽しめますよ 」  

 紙芝居って いいもんですよ!  まず「暖かい」気持ちになります。 

デジタルの時代では 叶えられない威力だね いまどき貴重品ですよ。

 

苅田ガイドの会 

  ご存知 地域の名脇役? いや 先導者? 扇動者・・・塩塚会長さんからの発表。

  去年 苅田町にも観光協会が発足 併せて ボランティアグループとして「苅田ガイドの会」を。

 現在24名 ただし、平均年齢68歳とかなりの高齢集団? まぁ 地域ガイドとしては・・・かもね。

 此処の活動も、 「苅田の町の良さ」を発信しようと・・・いう、メンバーが集合したの。

 活動は始まったばかりなので・・・描く夢と 現実はかなり 問題ばかりだけれど・・・

 「先ずは始めて・・動いて・・・やってみて その中から一つ一つ乗り越えて行こう」 が今のよう。

 将に、そうでしょう。 あれが駄目、これが駄目だと言っていては 進まない。

 意見の違いも、言いたいことも 今は じっとガマンして。

 先ずは 住んで居る人に この「苅田町」を知って貰おうではないか・・・が 目標なんです。

 そんな熱い思いのこのパンフレット ・・是非 見て下さい そして 参加して下さい。

 

この表紙絵 松山城址からみた 苅田 三菱マテリアル工場を遠くに見る 絶景 

 苅田が誇る 「海」と「山」を表現しています。

  それが あなたの役目でもあるんです・・・この町は「いい、町」って 伝えたいなら。

 3月から募集開始です! 

 先ずは  「歩いて発見 だって」

 

 会場では 次に 講演 1 北九州市から「地域が中心のまちづくりについて」

            講演 2 西日本工業大学「地(知)の拠点事業(大学COC事業)」について」

 がありました。   

 私用のため、 途中で失礼させていただきました。 ごめんない。    

 

 今日の話 「きいて きいて」です。

  

 

 

  

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「南蛮の眼」をお借りしま~す

2015-02-27 | 日記・エッセイ・コラム

今日は寒の戻り?

いや 寒いね…

 今日は次回の講演のネタ話を整理する。

今迄とはがらりとテーマを変えて…

戦国時代の出来事や、為政者(特に織田信長を)焦点に

「情報の価値」についてを 史実やエピソードを織り交ぜて話してみようと。

そこで 一般的なネタよりも こんなのどうかな? ということで

思いついたのが「宣教師が見た戦国時代」をベースに。

歴史は残された文書によって語り継がれている訳ですが…

ともすれば、主人公側はかなり事実を膨らましていたり、捏造もある。

それはそれで 面白いが 一方的になりがち 何かいいアイデアは?

早速 図書館へ行き、 歴史コーナーへ。

片っ端から タイトルから 探し始めて・・・・ 

 こんな本を見つけた。 「フロイスの見た戦国時代」  ぴったし かんかん!

簡単に みつけちゃたよ。  中央文庫 手軽だから 読みやすい・・・・

思った通り・・・期待以上の中身だね。

「大航海時代」と呼ばれたころ。 ヨーロッパ各国は多くの船団を組み新たな富と領土を求め船を出した。

 そうした中、日本にも・・・

やって来たのは 布教の情熱に燃える宣教師たちであった。

その中で 最大の日本通として知られているのが「日本史」の著者  ルイス・フロイス

 これ フロイス これじゃあまり分からないが・・・

彼のまとめた 数々の時代と武将たちの生きざまを話の中に織り込むことに。

 何と言っても 信長との 「お付き合い」を中心に。

 フロイスと信長の話は 小説や歴史本より 日常的な話が多く とっても興味深い。

彼、フロイスもかなり辛辣な眼で 時代を観察している処が 参考になる。

 本の中には  信長とかなりの回数(前後18回ほど) も直接会って

信長からの いろいろな質問に応え、信長の世界観を増幅させるほどの熱意が史実として、

彼の「日本史」に残されている。 

 もちろん、  「秀吉」 「黒田官兵衛・如水」 他 

戦国時代の名だたる武将との出会い・・・・圧巻です。

 そもそもの出会いは「和田惟政」 キリスト教の信者となった「高山右近」

信長の宿敵 「本願寺顕如」 将軍足利義輝 義昭・・・・まだまだ  豪華な役者が勢ぞろいです。

 そして、あの細川がラシャ夫人にも  

彼ほど 多くの武将と会い その人となりを詳細の残した人はいないのでは? 

 本筋の話は「起承転結」で 分かりやすく 縦の糸として理解してもらい。

退屈させないように聴いてもらうためには ・・・この「フロイス」の話を 横の糸 として 織込もう。

 

  と、言う訳で・・・かなり 充実の時間を過ごせたよ・・・読みながら、いいとこどりの整理やら

 今日は ざぁ~っと 「通読」  

もう少し、時間を掛けて・・・

ああ 疲れた。

 今日の晩酌 残りの「にごり酒」で。

肴は?  今日は 大根と柿のなます で~す! 

 もう1品  揚げ豆腐と山芋とネギの煮物で。

 今日は うちの奥さん ちょっと遅くなる・・・・お先にいただきま~す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春の酒

2015-02-26 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は辛党の話を。

みやこ町に銘酒「九州菊」がある。

3月1日には「蔵開き新酒まつり」があるようだが

一度行って見たいと思いながら…私飲んで、飲まない方に運転を。

なんて勝手はできませんし。   又の機会に。 

そこで、春を楽しむために近くの酒屋に行き。

「にごり酒」「生酒」 買っってきました。

 林龍平酒造場 「生酒」 「にごり酒」 

 

ひさしぶりの日本酒 昨夜 「生酒」を 楽しんだので 今宵は 「にごり酒」で。

 酒を飲むには もちちろん肴が必要

以前に読んだ本「酒呑みのまよい箸」という 名著? あり。

その中に 春の酒を楽しむ レシピが 四季を通じて載っていた。

「春」はと問われて、「曙」と答える人は、高校時代の後遺症にかかっています。 と。

著者は、春と言えば「蕗のとう」 ・・・・ここから 話が弾むのですが。

 そんなことを思い出して 「蕗のとう」 ないかな・・・・と 今日は見つかりませんでした。

 肴と言っても 大げさなものでなく、本人がすばやく調理するものでなくてはね。

私、呑兵衛ですが、肴は 自分でちゃんとやってます。 

ワイン、ビール 日本酒 焼酎 ウイスキー・・・飲むものに合わせてね。

 それも、冷蔵庫料理やあるものの食材を使ってを基本に・・・

 

家のテーブルに 1輪の椿が。

 いい感じです。 シンプルで 色彩鮮やかで 凛とした佇まい。 

 

 そう、本の中にもこんな一行が 「花は くちなしでも 蜜柑でも つつじ 水仙でも 何でも食べられるんですから・・・

そうだ、「椿」もいけるかも? この綺麗な花弁 厚みもあるし・・・・やってみよう。  見るからに 美味しそうですよね。

 庭から 2~3個  先ず 水で軽くすすぐ程度に 1片 齧ってみたら 渋い感じ 苦みはさほどなし 雄蕊の蜜も甘いし これならいけるぞ。

 これはやっぱり 味噌系が合いそう。 

ちょうどいい具合に 先日「柚子味噌」を頂いたのがある。 これを使ってみよう。

 酒と少しの味醂 を煮きって 出汁と  これもほんのちょぴり酢をたらし 混ぜておく。  

 これを 椿の花に 塗れば 出来上がり。

  こんな風に・・・綺麗な料理に。 

 昨晩の残りの「ひじきの煮物」で こんな風に テーブルセッティングしてみました。

 「にごり酒」と「生酒」  生酒は 備前の徳利に 盃も備前で。

 「ひじき」と「椿の花」だけじゃ・・・ちょっと腹もち悪し  もう1品 

山芋があった・・・髭を焼いて 皮を剥く。 本当なら 本物の「自然薯」が欲しいところだか・・これは高くて 無理 市販の物で我慢だ。

普通は、梅干しを叩き 砂糖を加えて 和える か  山芋を摺って 出汁 卵 いりごま で とろろ に仕上げるところだが  今日は ちょっと 創作で。

 山芋を短冊に切って     アンチョビで和え 盛ったあと エキストラバージン・オリーブオイルを。 

風味をそこなわないよう・・・そして オリーブの香りが決め手。

 

 あっと言う間に完成  これがアイデア料理よ。  あるもので 美味い 肴を・・・・・。

 これも シンプルで good!  山芋を噛むと シャキシャキ感  後口には アンチョビのパンチの効いたショッパさが浸みこんでくる・・・・これで ぐっと 酒を飲み干す!

 「美味し!」

 酒の味も格別  食材も 調味料も シンプルだけに  迷いがない  

 

 もうちょっと 口にしたいけれど・・・・冷蔵庫にも これってものはなし。

 以前、 猪の肉 ローストして 薄切りに練り芥子をつけて食べたの 美味かったなぁ~  

 そうそう、 ブログ仲間の かあちゃんちには 猪も鹿の肉も・・

 確か 3月には みやこ町で 「ジビエ祭り」が。

 というような 酒の話を・・・・・  肴が軽くて  酒が多くて・・・・少し酩酊?  まとまっているかな? まぁ、いいや。

 明日の楽しみは? 美味しい肴を  考えよう・・・黄昏のシェフでした ・・・・。

     

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美味しい・・・・はまってます

2015-02-25 | 日記・エッセイ・コラム

この田舎爺さん 両刀使い。

近頃 少し体重が増えたようで。

若い時からずっと60㎏+ - 1㎏ を維持しています。 が。

先日 病院で体重計に乗ったら … なんと! 64.5㎏ 

やっぱり…今年に入って 結構 つまみ喰いが多い?

本を読んだり、講演の資料作りやら 冬場は じっとしている時間も多々。

おやつが多い、これだな。

とまぁ、甘いものにも手が伸びて…ついつい。

そのなかで 毎年(ここ10年)次男坊の嫁が贈ってくれる逸品がある。

 銀座8丁目の「たちばな」の(かりんとう)です。

 

 彼女 丸の内のキャリアウーマンなので 銀座8丁目まで足を伸ばすのも なかなかのところ。

 そこを いつも気に掛けてくれ 贈ってくれます。 

 「かりんとう」だけの店 しかも 種類は2つ。 「ころ」(まるっこい)と 「さえだ」(細め)

 1袋800円  普通のかりんとうよりは やや高め?   でも、食べれば 納得の品です。

 

  今日も最後の1袋を開けて・・・

この艶のいいこと。 綺麗な きつね色  材料は「小麦粉 砂糖 植物油 イースト」 

口に入れると~甘い  この甘さが 絶妙ですね。 癖のない甘さです。

 噛むとポリッ ポリッと 小気味のいい音 音も味を増すね  食べ始めると・・・止まらない! 

 これ 食べ始めて 「かりんとう」のイメージが変わったよ! 

貴重品だから 大事にと 思いながら・・・手が行ってしまう。 憎いやつです。

 

これだけは 誰にも「 あ げ な い ! 」 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅 一輪 一輪ずつの 暖かさ

2015-02-23 | 日記・エッセイ・コラム

 今日のタイトルのように 暖かい今日です。

この1句 松尾芭蕉の弟子 服部嵐雪の句

この句のように…我が家の庭にも 蕾の膨らみが

少しずつ暖かくなってくる…日ごとに春めいてくる。

 ニュースでちらりと・・ 春一番が吹いたとか? 

昨日は雨で 風なんか吹いた? 気配を感じなかったけれど。

 今朝 デジカメ片手に春を探しました。 

句のように梅の花が…とは言え、これ 隣の梅の木ですがね。

 もう ばっちり咲いています。

 

 こちらは 我が家 桜に蕾が…膨らみ始めた兆しです。

花って咲いた姿はもちろんですが、蕾のころの姿も 味わいがありますよ。

 もうすぐこぼれだそうとしている なんとも可愛いらしい瞬間の美しさ。

しばらく目を離さないで眺めていたら…「咲いた!」って (そんなことはないけれど)

この膨らみという表現 つまりは 近未来形をでしょ。 いいなぁ~。

写真の蕾の姿は、そう、赤子の手 ぐっと手を握りしめているかのような

 

 紫陽花にも力強い芽が出てきました。

まるで 蕗の薹のような 試しに これ 天ぷらにしてみようか?・・・・

 そして、名前の通りの姿で 楽しませてくれる「ユキヤナギ」にも 兆しが。

 

 自然の恵みは 邪心もなく 好き嫌いもなく 寸分たがわずその姿を現す。 

そして 見逃されても、誉められなくても 咲いて 散っていく…。

だから 綺麗なんだなぁ~。

この春も 決して 粗末には致しませんよ! 喜んで 眺めて 楽しみますから。

 この花は もうすぐです。

オーストラリア原産の「銀葉アカシア」 ミモザっても呼んでいますが。

 花の黄金色は圧巻です! そして 葉も、将に「銀色」です。

この渋い銀色が 金色を引き立ててくれる。

 燃えるように 風に揺られる姿  いい気分にしてくれます。

 

 

 

 

 

 

  

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

♪♪ もち もち もち もち ♪♪  ?

2015-02-21 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は肩も凝った、足先も冷え いつになく疲れました。

午前8時から午後2時半過ぎまで 1日立ちっぱなし。

午後からは冷たい風が身に染みる・・・歳だから?  私だけ?

 

毎年この時期に開催される「公民館まつり」の日  今回は「中央公民館まつり」

 歴史を重ねて・・・第35回 

我々、「かんだまちづくりカレッジOB会」もバザーに参加し「餅つき」の披露と販売を。

 老いたる?(いや 間違いなく 「老い」集団です) そぶりは微塵も見せず・・・総勢二十数名のメンバーです。

開会前 準備に忙しいメンバー   蒸篭にもち米を・・・釜の火は もう大丈夫?

オープニングセレモニーなんて豪勢なこと 

 賑々しく 開会を宣言 スッキリと白と黒の制服のウインドアンサンブルのファンファーレも高らかに!

くす玉も割れて・・・

会場玄関前の広場では いよいよ餅つきの始まりです。

蒸篭で蒸されたもち米は石臼に運ばれ、杵搗きではなく、近頃 つとに珍品ものの「ダイガラ」にてのご披露です。

 台に乗り、跳ね棒を力強く踏み込んで・・タイミング良く 離す・・・これがなかなか難しい

 長くて重たい杵は ズシンと石臼に・・・またたくうちに 餅肌の餅が 完成!  なかなかの風景に周囲の観衆も興味津々。 

 「さぁ、揚がりま~す 」 捏ねてのSさん  

 餅を丸める役目は 女性軍団  この搗かれた餅を 千切っていくのは 熟練の技です。 

 熱々の餅は 乙女の柔肌には? 残酷なくらい・・・そこは名だたる猛者が 器用にまとめ上げてくれます。

  だが、しかし、 

  本日は、秘密兵器現る!  搗きたての餅を 機械に入れ 一人が回転させ 

一人が頃合いを見て 丸く膨らんだ餅を 千切る・・・・わおっ~・・です。 

早い早い、 楽ちん 楽ちん でも、受け取る肌は真っ赤か・・・。 

乙女の柔らかな御手 大丈夫? と、一応 心配を。  

  珍しさに 覗き込み御仁も・・・「うまいこと できるもんだね~。 

 「丸の白餅」 甘い「きな粉餅」 柚子たっぷりの「酢餅」と 今年は、盛り沢山の販売です。

 

 さぁ、今度は 販売係・・・大声出して  「いらっしゃい、いらっしゃい! 搗きたてのお餅 お持ち(お餅) になって・・・」

  幟も立て、 名札もかけて・・・  どんどん 売れていきます。

 

 「ありがとうございます、 搗きたてが美味しいですよ ここで召し上がりますか、 さぁ どうぞ!」  

皆さん大喜びで 美味しいの声・・・「ありがとうございました」

 

ほぼ所定の時間通りに販売も終了・・・ですが ?  いくつ売れたの?・・・ 会計さんから・・・「全部計算していませんから、後日ね」

皆さん 大変ご苦労さまでした。 

「 この餅の文化は古く 縄文時代まで遡りますが・・・今日のような祭事の餅は 「鏡餅」が誕生した平安時代からの事

この頃から餅は祭事・仏事の供え物として慶事に欠かせない食べ物となった。 正月、祝い事 つまり「ハレの日」の特別な食べ物

また、節分、節句ごとに供えられたり、七夕やお盆、お彼岸など季節の区切りにも食すように。 このように餅は日本人の生活・行事に

欠かせないものなのです。」

 

先般、やはり我らOB会が国際交流の集いにも参加し、苅田町在住の外国人の皆さんにご披露

 この伝統文化「餅つき」を理解し興味を持ってもらうため実施したところ 大いに盛り上がり、自ら杵を持ち、搗いた出来たての餅を

美味しいと 喜んで食べている姿  「食」を通じて文化の橋渡しに少しは貢献できたのでは? と。

 

 ちょうど「和食」が世界文化遺産指定・・・・嬉しいことです。

 でも「餅」だけに 喰い過ぎると・・・・「胃酸」が必要・・勝手に してい

 

 また江戸の狂歌に こんな 歴史的1句が

   「織田が搗き 羽柴が捏ねし天下餅 すわりしままに喰うは徳川」  

お昼抜きでしたが 「餅」で すこぶる「腹餅」良し?

これも、きっと 身体を動かしたからでしょうね 何事にも このことは大事なことです。

「老い」の道は下り坂 しかし、これからも「もう」~とは言わぬよう。

  「まだ」~をとの気持ちで。 

一番 肝心なことは「気持ち(気餅)」 でしょ! 

 

 

 

  

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茶花にも 

2015-02-19 | 日記・エッセイ・コラム

 午後からのひととき お茶の話で時間を過ごした。

近くに住む奥さんは永年 お茶をやっており 自宅でもおもてなしをされる。

今日は 節分草を持って来ていただいた。

「節分草」・・・この呼称は 茶花のとき。

普通は 「クリスマスローズ」ですね。 たまたま 我が家も今朝 その

クリスマスローズを活けたばかり・・・偶然でした。

 でも、暮れからこの時期 つまり 呼び名の 「節分の頃」の花ですからね。

「雪起こし」とも呼んでいますね。

優雅で 気品のある花  数多く種類がありますが 

これが好き!

 真っ白でなく、少し黄も混じって 斑模様が入っている。

これを活けて 玄関の上がり口に。

また 庭の藪椿を ・・・・ 竹の作りの1輪挿しで 壁に。

 これで お茶の話にピッタリの雰囲気?

 お茶の先生の 道具を写真にて拝見・・・さすがという逸品を揃えていらしゃる。

 李朝時代の道具が ひとつひとつの曰くを聞くのも また 勉強に。

 さらに話は弾んで 侘び 寂び とは?  

 お茶に因んだ それぞれの人物像の話題へも

 戦国時代の武将古田織部や堺の利休へと  当然話は 「焼き物」に及び。

 茶碗1個が 「お城と引き換えに・・・」 なんて逸話も出てくる。

 信長、秀吉、家康も登場・・・・話は尽きません。

 お互いに興味のあることで 話のキャッチボールができる相手がそこにいる。

 そこから 新しい発見もあるのです。 

 本当なら? お茶を点てて・・・・でも、我が家では 道具もないし。

 せいぜい 八女茶のおもてなしで 「お茶を濁す」 てことに。

 

  ただ なんとなく過ごす日も多い中 ちょっとした時間が

  「ちょっぴり 心の贅沢」 を運んでくれます。

  何かを発見、何かに触れて ・・・・ 1日 ひとつを  と。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コラム 「捨ててこそ」にふむふむ・・・また勉強

2015-02-18 | 日記・エッセイ・コラム

 新聞の記事に 「人の生き方」を教えられました。

「金継師」(きんつぎし)って職業で女性の写真が載っているのに目が行きました。

昨年の11月初め、我が家で大切している 備前焼きの花瓶を不注意で落とし・・・(割れなかったのが奇跡でした)

しかし、肝心の「首」少し 飛んでしまい (ここでも、奇跡 割れた口がそのままの形で破片に ぴったり合うままに)ました。

長年(もう、30年以上のおつきあい?) 楽しんでいた壺なので 

(若い時に思い切って買った思い出の1個で 人間国宝山本陶秀の息子 山本 出(いずる)さんの作品で この壺の美しさに魅せられて)

  使いこなして 「いい味になってきました」  山本出 のサイン

 このままじゃ・・・と、思い切って修復することに。

いろいろ調べて、小倉に「金継ぎ」をしてくれる店を見つけ 1カ月ほどで帰ってきました。

 写真の上、花瓶の右口に漆と金で直した後が・・・  ここを直して ホッと一安心  これからも よろしくと まるで 息子が帰って来たような。

 ここまでは 「余談」です。

 

 そんな後だったので この「金継師」という人に また 興味が。

 彼女の人生観が  いいね。

 古い家に住んでいて だから寒い。 冷蔵庫 炊飯器なし。 買い替えるお金もなかったので・・・。

 案外困りませんでしたと・・ケロリ 肉や魚はその日食べる分を買えばいい (納得です) 野菜は漬物すれば保存もOK 

 東京では身近にスーパーやコンビニがある。 歩いて行ける範囲に大きな冷蔵庫があるみたいなもんです・・・この発想 凄いですね まったく、まったく。

 ここから 考え方も 見習いたいね。 世の中のスピードはどんどん速まり、効率性はますます重視される世の中です。

 でもそればかりに 目を向けていると、豊かな世界を見逃してしますのではないか と。

 便利や 効率を手放すことの中に 何か 大切なヒントが隠れている気がするのです とも 言う。

 そうだよね~・・・便利さ コンビニセンスっていうの これは ほんとに 人の能力を肩代わりしてくれるけど・・・実は 人の能力は衰えていくことにも。

  この頃の実感 老いてくると 頭も 身体も 少し 無精になり 運動だって サボリがち これって 完全に衰えていく。

ここは 自分の身体や頭を 自分自身で 動かしていかないと 筋肉は衰え 歩けなくなり・・考えることを怠れば 脳の動きは停滞し まっしぐらに「認知症」への道へ。

 何事も、便利だから・・・新しいから 何事にも「頼る気持ち」が 自分を亡くすことになるのは 間違いないのだ。

 少しくらいの 不便を どう 自分の持っている「五感」を動かすことによって いきいきとした 毎日に結びつけるか・・・こう考えることが 力を生むのでしょね。

 この頃 また 思うことが。 

「断捨離」を実行中で感じること・・・ほんと、これだけのものがなくては 生活できないの?  と、この歳になって つくづく感じます。 

 「何がなくては。。。」ではなくて、 あるものを どう工夫し どう使うか 無ければ無くて の発想こそ 頭と身体に「いいこと」だと。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

犀川の「猪かあちゃん」ちへ

2015-02-17 | 日記・エッセイ・コラム

思いがけず予定外の時間が出来たので

先日(12日の京築版)

                  

展覧会「美夜古の風」を見に みやこ町の 「みどりの館」に行ってきました。

風景をはじめ いろいろな作品が展示されており こじんまりとしていましたが それなりに。

記事にある油彩「阿蘇のさざ波」は会場2階の正面 大作は目に飛び込んできます。

この部屋の入り口に「撮影禁止」とあり 残念ながら いい絵でしたが。

最初 その隣の部屋からみたので そこは誰もいなくて 撮影禁止とは知らず 数枚 シャッターを押してしまいました。

(ごめんなさい)

でも、すてきな絵でしたから・・・これって 無断掲載になりますけど このブログみて 「観に行こうって方 いるかも」

   この展覧会の入り口に受付があって 「ご記入ください」があったので 記名して 横の作品を見たら・・・

なんと、私のお友達の奥様の作品が・・・これは これはと、シャッター 押しちゃいました。 

 重厚で 惹きつけ 味のある 素敵な絵です。  しっかりとした腕の方の絵は 黙って通過できない・・・そんな迫力があります。

 私も絵が好きで 習ったことはありませんが 素人の趣味でやっていますが こうした展覧会が 勉強になります。

 

 京築地域の絵画作家が一堂に・・・そんな骨太の展覧会ですから 興味のある方は 是非 足を運んでみたら・・・「いいひととき」になること請け合います。

 

  時間が 昼を過ぎて ちょっと小腹も空いたころ ブログ仲間の「猪かあちゃん」に電話 「今日は お店出てますか?」 

 というわけで 犀川では ちょっとした人気の「お好み屋 おがた」へ。 (*実は 最初から 行く予定はしていました・・・というのも・・)

 そう、3年ぶりかな? 息子さんしか居なかったが。

今日は 御両人でお迎え と、カメラを向けると・・息子 逃げちゃったよ。 いつも笑顔の 「猪かあちゃん」  近頃、テレビの取材が多くカメラ慣れしているのかな?

ピッタと決まっているのが これまた 凄いよね。

  ミックス (豚とイカ入り・・) 息子さん 私を見て 「普通」でいいでしょ。だって。 

 店の壁には 九州博多の有名人・・・いや、すでに「東京」でも 人気の ・・・・はなまる 大吉 etc

 テーブルで少しばかり おしゃべり・・・電話が鳴り  「今から 行きたいけど 場所は」 なんて 息子さんが お客様の応対を・・・しばらくして 先ほどの電話の2人が  

 「俺、ミックス の1.5倍 う~ん、じゃ 俺は 豚入り・・」  直方の方から テレビに この店出ていたから・・なんて 会話が 男にしては 弾んでました。

 

私、普通がいいと言われて・・・息子に。  1.5倍にしておけばよかったなぁ~ 普通は すっと入っちゃたよ。 次回は 絶対1.5倍にするぞ。

店の看板が寂しいよねって言ったら・・・誰か アーティスト いないかしら? だって。  

 ・・・・商売、商売 あまり長居はいけません 帰りに 入口の ガラスに描いた 看板を。

 看板娘?一緒に納めておきました。・・・そうだ、いつも「かあちゃん」が店の外に 立ってれば?・・・・ダメか。

 また 来ま~す。 

そうそう 今回の最大の目的は 実は 「かあちゃん」にプレゼントを  と言ううことで。

私、田舎爺さんが 趣味の水墨、 軽く さぁっとね、 春のたより 「お雛様」の色紙を。

 かあちゃんだって 歳を重ねても「女」なんです。 しかも、忙しい身 落ち着いて お節句なんてできないでしょうから・・・深い読み。

と言うことで  こんな 1枚を お届けに。  かあちゃん、 1句 できたら 空白に 書いてみたら・・・・

  

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

確定申告へ

2015-02-16 | 日記

今にも降りそうな・・・

今日は確定申告の初日

町内全域を対象に申告手続きができる会場へ。

8時40分頃会場へ着いたら・・・なんと既に待合室には大勢の方が待っていました。

予想 以上

9時開始だから こっちが遅いか・・・一体 皆さん何時ごろに?

とりあえず、整理番号札をもらって番号をみたら・・・85番だった。

 係りの方に「この番号だと 何時ごろになりますか」と訪ねたら

「そうですね、はっきりとは言えませんが 午後1番くらいには」と。

顔見知りが座っていたので・・・「何時に来たの?」

「8時少しで40番・・・」 

ここで待つには時間があり過ぎるので 取り敢えず一旦帰宅し 

昼食後 12時半に会場へ 

 椅子に座って順番待ちの方  

皆さん 退屈そうに 番号を呼ばれるのを待っています。

掲示板には現在手続きをされている方の「番号」が表示されていて、順次札も進んでいきます。

「85番の方 どうぞ!」

 係りの方が テーブルにCPを置き、手早く 必要事項を入力して プリントアウト...

「この欄に 記名捺印して下さい」  その時間 僅かでした

年金暮らしの身、面倒な手続きもなし、健康のお蔭で・・医療費控除の申告もなし

実にあっさりしたものです

手続き完了 会場に入って 待ち時間を入れて 30分ちょっとでした。

今年はスムーズに終わりました。

以前は 「行橋税務署」まで 自分で作成して申告したことも。

随分 楽になりましたよ。

この確定申告も春の恒例行事の一つです・・・僅かですが還付金もあり。

庶民のささやかな贅沢?・・・週末 小倉にでも出かけてランチでも。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。