黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

枇杷

2008-06-30 | 日記・エッセイ・コラム

 家の枇杷の実も終わり。

雨ですっかり落ちたり、鳥の餌食に。

草取りの休みにちょっと一息・・・

今日は絵筆を取り、南画風に

枇杷を枝ごと描いてみました。

E2_001_2

うちの枇杷は小粒で、大きな種が三つくらい入っています。

凄く甘いんですよ。

でも、種が多くて食べにくいので、ほとんど鳥たちの好物になっています。

毎年、つがいの烏がやってきます。

その後に、雀が5羽、6羽と一斉に飛んできます。

綺麗な姿で描くには、大きな葉に隠れた、実を見つけなければ

これが大変、梯子をかけての作業です。

熟れ頃の色合いが良いんですよ・・・

墨を磨って、筆に濃淡の具合を調節し

一気に動かします。

ほんの数分の勝負です。

まあ、まあ かな? 

描きあげたあとの気分がいいんです。

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ルフェーブル氏死去のニュース

2008-06-29 | 日記・エッセイ・コラム

 今朝の新聞に「シバの女王」ヒット ルフェーブル氏死去の記事

E

大好きな彼の音楽、何度コンサート会場に足を向けたことか。

彼は日本が好きだったようです。

公演は毎回、満席・・・日本人が好きな五本の指に?

フランス仕込み?のダンディ。 男も魅了する雰囲気が。

あのかっこいい指揮と、流れるような詩的なメロディ

バロックをポップに・・・クラッシクを、ラテンを、どの曲も原曲を壊さず

彼流にアレンジする味付けのうまさは格別です。

心が弾んでくる感じは・・・・もう 最高ですね。

私が最初に聞いたのが1976年、もう30余年も前のこと。

会場で求めた1枚のレコードは今も現役?

レコードは擦り切れるほど聴き。 子供が走り回った足跡のキズも記念に?

CDに変わり、いまでも、いや、いま。

こうしてキーを叩いているときに

彼の音楽を聴きながら指を動かしています。

「シバの女王」「涙のカノン」「白いバラ」

「愛遥かに」「愛をもう一度」・・・・

素晴らしい音楽を「ありがとう」

また、一人・・・ 第一人者が・・・

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白い花が

2008-06-25 | 日記・エッセイ・コラム

 我が家の庭のシンボル・ツリーの「シマトネリコ」に花が咲き始めました。

近くによって見ると、こんな感じです。

Tone これ、花?

なんと表現したらいいのでしょうか。

海の珊瑚が生まれ始めた時のような

微生物が繁殖している様子でもあったり・・・

玄関の前に大きな樹で3本。

これが一斉に花を咲かせています。

去年は、この花に蜂が、物凄い数押し寄せてきました。

ゴーッ・・・、と何の音? とびっくりするほどの大きな音に出てみると

蜂の大群だったのです。

怖いくらいの羽音・・・もしこれが襲い掛かって来たら???

しばらく様子を見ていましたが、なかなか逃げない。

そこで消毒薬をぶっ掛けました・・・

やっともとに戻り、一安心。

よっぽど甘い蜜を含んでいるのでしょうか。

今年も襲来するののか心配です。

少し離れて眺めてみると、雪をかぶったような

葉の黄緑ともいい感じです。

Tone2

雨上がりの玄関前が一層明るくなり、入ってくる方の足取りも軽くなりそう。

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綺麗は花にも毒がある?

2008-06-24 | 日記・エッセイ・コラム

 暑い陽射しに強い雑草・・・「ドクダミソウ」

とにかく旺盛な繁殖力です。

周囲の草を押しのけて、はびこること、はびこること。

少しゆだんするともう広がっています。

この小さな花が・・・いえ、白く綺麗なのは、これは花ではないのですよ。

花弁みたいなもの、芯の先にある、ほんの小さなものが花。

でも、白いところが、花と呼んでもいいでしょう。

Doku ただ眺めているには、もの静かで、おとなしそうに感じます。

これが、昔、ずいぶんとお世話になった薬草の一つなんですね。

怪我をして、膿がたまったときなんかは、藁を燃やし、灰になったら、葉を重ねて

蒸らすように焼いて、傷口に当てていました。 効果抜群でしたよ。

こんなことも今では、思い出話の一つとなりました。

「綺麗なものには毒がある」 のではなく、「毒を制する」方だった。

これで群生すると、花壇の彩りになって、この時期助かっています。

しかし、あまり増えすぎると、後が大変になりそうです。

やっぱり雑草と呼ばれてもしかたがないのかな・・・・。

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種から、そして種を。

2008-06-23 | 日記・エッセイ・コラム

 「ルピナス」を花がもう終わりました。

今年は、種を蒔き、育てました。

大きな豆の種です。

これなら絶対に育つというような大きさです。

そして見事に開花しました。

20株くらいにも。Rupinas

これは「青」ですが。

「白」「薄ピンク」なども。

しかし、大きくなるものですね。

どんどん伸びてくれました。 大きいのは1m以上にも。

勢揃いすると圧巻です。

これなら来年はもっと沢山植えよう・・・・。

花も終わり、葉も枯れ、姿が変わってきました。

豆のような種が・・・

Rupit ほんと「空まめ」のような

産毛がなんともほほえましいような。

これが時間の経過と共に

Rupi2 もうすぐ弾けそうです。

弾ける前に収穫

この種は来年用に乾燥保存ですね。

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紅葉

2008-06-22 | 日記・エッセイ・コラム

 テレビのスイッチを入れると、教育でちょうど落語をやっていた。

ひさしぶりに聴く。例の、古今集 業平の歌 「ちはやぶる神世も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは」

関西弁の落語も、面白い・・・表情も豊か、テンポもいいね。

その「もみじ」

今、庭に「赤もみじ」が濃い赤に色づいています。

紅葉は秋に、青からだんだん赤くなっていくさまを楽しむもの?

大抵は、そう思っているのでしょね。

でも、この「あかもみじ」もいいですよ。

Akamomi2

年中「赤」なんです。

紅葉は「時間的な経過を必要とする美」という方もいらっしゃる。

「散るとき」のもみじを見ながら、自分の心や感情を感じながら・・・というのも。

そんなに高尚には眺めたことはありませんが、やはり庭には欲しい樹の一つです。

これと、普通の紅葉(青い葉が紅に染まって、散っていく)もあります。

今、ちょうど、青と赤がはっきりと浮き上がってとても綺麗なとき。

そして、紅葉の種が、今年は沢山できているようです。

まるで、「竹とんぼ」「ブーメラン」のような形。

なんかかっこいい・・・! って声が出そうです。

Akamomi

そうなんです。 

種は飛行機になって、どこへでも着陸して、根を地中に。

生命の神秘ですね。

「実生」で大きくなっているのが、すぐ傍にあります。

また、紅葉は単独で楽しむよりも、他の「色」との競合が素敵に感じます。

赤・橙・黄色・緑・茶色・・・パステルカラーを搾り出して、並べる。

そんな風景が実によく似合うと思うんですが。

京都の「高雄」「嵐山」「東北の山々」「北海道の広大な」

どこも、このパステルカラーの色彩の競演が見事な絵になっている。

「美しさ」は? 色の盛りか?  散る姿か

私は、その色合いを鑑賞するのが好きです。

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近くによって

2008-06-21 | 日記・エッセイ・コラム

 この2~3日の雨は凄い。

洪水に? と思わせるような集中豪雨?気味でした。

庭は水溜り状態です。

そんな雨に一番元気づいたのが「あじさい」です。

今朝はずっとちかくにまで寄ってみましょう。

花も綺麗ですが、雨に洗われた葉のうつくしいこと・・・

Ajiha

色彩の微妙なグラデーションは芸術かもお手あげですね。

微妙な色の違いは、花も顔負け?

花は花で、負けていません。

紫陽花は、色の違いで楽しみ、「がく」と「はな」の両方を楽しむ。

Ajigaku 中が小さな固まりが「花」

 まわりの花びらが「がく」

種類の違うのも楽しい。

Ajigaku2_001_2 

近でみる。これ、30cmはあります。

この薄ピンク色、なかなか絵になります。

強い雨に打たれて、かなり頭を垂れて、うつむき加減で

一生懸命起き上がろうと頑張っているようですね。

早く、太陽が欲しい・・・・

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部屋の主役たち

2008-06-20 | 日記・エッセイ・コラム

 花壇の花に手を取られて、ついつい忘れがちな室内の観葉植物

「パキラ」2本「ウンベラータ」「スパティフィラム」「ポニーテール」

その中で一番女性的な「スパティフィラム」

Spathi

清楚で上品な雰囲気です。 心から癒してくれます。

常緑の葉の緑、花は真っ白。 

絵になります。 確か、フランスの画家のカトラン(私が一番好きな画家ですが)

にこの花を描いたのがあります。

「緑色」は心を静めてくれる色。

室内には是非とも置いておく色彩ですね。

「パキラ」

Pakira

この写真のパキラはもう我が家の家族みたいなもの。

15年以上、一緒に部屋で生活を共にしています。

いつも「葉」を楽しませてもらっています。

大きくもなりました。

天井(270cm)にもうすぐ届きそうです。

その時に、カット・・・です。 

彼は? 音楽が大好きです。

音楽が流れると成長の度合いもいいようです。

これほんとです。

モーツアルトの音楽がいいそうですよ。

是非、お試しあれ・・・

また、これから暑くなる季節には、部屋の装飾も全体的に

緑・ブルー系の色彩をコーディネートすることにより

室内の温度が下がる効果もあります。

眼にも、とってもいいそうです。

この花によく似た「アンスリューム」も大好きです。

こちらは、燃えるよな真っ赤・・・・

情熱てきで、気分が高揚してくる。

季節や、体調や、気分によって

部屋に樹を配置して、楽しむ。

脳の刺激にも、部屋においてあるものが「動きをみせる」ことは

いいそうです。

「動」と「静」  色彩は「暖色系」「寒色系」 大きなもの、小さなもの。

人間、いつも同じ状態が続くのは疲れます。

ちょっとした工夫や、アイデアで部屋の模様替えで

心豊かになれる・・・それが鉢植えの植物で簡単に楽しめるのが嬉しいですね。

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ちょっと前進?の開花

2008-06-19 | 日記・エッセイ・コラム

 梅雨雷が物凄い音を立てて庭の砂を叩きつけています。

紫陽花の花は、頭を垂れて、もう少しで折れそうな、可愛そうな姿に。

地面に伸びかけたポーチュラカは雨のほとばしりで泥まみれに。

もうすぐ熟れ頃の枇杷の実も、雫に洗われて?産毛がはっきりと見えます。

16日掲載の「もう少しです」の続き。 「アガパンサス」

ぐっと顔を出してきました。

Agapan02

細い花弁になる芯が、にょきにょき?と 伸びやかに、カーブ示し。

面白い姿です。 SFの「異星人」はきっとこんなスタイルかも?

花弁の色も少し、紫づいてきましたよ。 茎の黄緑もアクセントを増してきます。

この2~3日の雨が成長を早めています。

もうすぐです。 開花まで。

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これバッジ?

2008-06-18 | 日記・エッセイ・コラム

 花壇に夏の花「ルドベキア」が顔を出し始めました。

太陽えに向かって大きく向かっていくかのような・・・

そう、向日葵のようです。

グロリオサデージーとも呼ばれています。

1年草と多年草。 うちのは宿根性ですごく大きくなります。

茎に針のような毛があってさわるとチクリと痛いくらい。

これはもうすぐ顔を出すところ。

小さな産毛が凄いでしょ。

Rudo1

これが2~3日すると。

Rudo2 蕾が卵の殻を破って出てくるひよこのように。

きっと、いま、もぞもぞと動いているところだと思います。

そして、全開・・・・ 鮮やかな主人公の登場で~す。

真ん中の茶色の花芯の強烈なこと。

Rudobe 黄色い花で花びらが舌状に広がって開いていきます。

人民に公平である判事の言葉に因んで「大判言草」という和名もあります。

この形で~す。 

あの裁判官のバッジの印に使われているんですって・・・・。

金型に作っているかのような、この13枚の花弁の見事さ。

襟を正す・・・ちょっと緊張です。 裁判官かぁ~・・・

そういわれるとなんとなく、かっこいいね~・・・・。

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。