先日(1月25日) 行橋コスメイトで「黒田官兵衛」に関する
講演会の折に、会場入り口。
黒田官兵衛ゆかりの馬ケ岳をテーマにした写真コンテストの
入賞作品が展示されていた。
軍師官兵衛ゆくはし推進協議会が、大河ドラマ「軍師官兵衛」
の放映を機に企画したもの。
その最優秀賞の行橋市長賞に行橋在の同級生 I君の作品
「晩秋の馬ケ岳」が選ばれた。
その日会場での表彰式が行われ、壇上で市長から表彰された後
本人に合いしばらく歓談した。
このコンテスト展示の件は、23日の新聞京築版に掲載されていたので
直ぐに本人宛お祝いのハガキを送っておきました。
講演を聴くために会場に行くと併せて表彰式が組み込まれており
思いがけなく本人にも合うことができました。
そして、昨日本人より改めてお礼のハガキが到着し、この入選のことが新聞
で報じられたことで、今まで消息が掴めなかった同級生からの電話もあり
同窓会名簿に住所が登録できたよ・・・・と歓びの、添え書きがありました。
彼は、家業(紳士服専門店)を継ぎながら趣味の写真にいそしみ、県展を
はじめ、各種のコンテストに入賞を重ねている腕ききです。
入選作の「晩秋の馬ケ岳」 いいですね。
まるで自分が、この時季、景色の前に立っているような感じです。
空、山、池・・・・静けさ
時間はいつごろだろうか?
シャッターを押す指先は
雲の動きか、 光の移動か、 池の面か
全てのベストの瞬間を狙って ファインダーを覗いていたのでしょう。
「写す」って、結局、自分の心の瞬間かも知れませんね。
渾身の・・・という表現。 これでしょう。
絵を描くのも、書の筆も、俳句の一行一句 轆轤を廻す指先も
同じように 作品には、本人の「心」が写しだされるものです。
「納得がいく」というまでの葛藤の繰り返し・・・・苦しい。
しかし完成した作品を評価して貰う。 これが醍醐味?
ハガキには・・「 ゆっくり話すことが出来ず残念でした。
あなたも充実しているようですが、今、最も力を入れているものは、
何ですか。いつか語り合ってみたいですね。 また会いましょう」
1枚の写真が、友との絆をより強いものへと取り持ってくれました。