黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

「写す」

2014-01-31 | 日記・エッセイ・コラム

先日(1月25日) 行橋コスメイトで「黒田官兵衛」に関する

講演会の折に、会場入り口。

黒田官兵衛ゆかりの馬ケ岳をテーマにした写真コンテストの

入賞作品が展示されていた。

軍師官兵衛ゆくはし推進協議会が、大河ドラマ「軍師官兵衛」

の放映を機に企画したもの。

その最優秀賞の行橋市長賞に行橋在の同級生 I君の作品

「晩秋の馬ケ岳」が選ばれた。

007

その日会場での表彰式が行われ、壇上で市長から表彰された後

本人に合いしばらく歓談した。

002

このコンテスト展示の件は、23日の新聞京築版に掲載されていたので

直ぐに本人宛お祝いのハガキを送っておきました。

講演を聴くために会場に行くと併せて表彰式が組み込まれており

思いがけなく本人にも合うことができました。

 

そして、昨日本人より改めてお礼のハガキが到着し、この入選のことが新聞

で報じられたことで、今まで消息が掴めなかった同級生からの電話もあり

同窓会名簿に住所が登録できたよ・・・・と歓びの、添え書きがありました。

彼は、家業(紳士服専門店)を継ぎながら趣味の写真にいそしみ、県展を

はじめ、各種のコンテストに入賞を重ねている腕ききです。

入選作の「晩秋の馬ケ岳」 いいですね。 

まるで自分が、この時季、景色の前に立っているような感じです。

空、山、池・・・・静けさ 

時間はいつごろだろうか?

シャッターを押す指先は 

雲の動きか、 光の移動か、 池の面か

全てのベストの瞬間を狙って ファインダーを覗いていたのでしょう。

「写す」って、結局、自分の心の瞬間かも知れませんね。

渾身の・・・という表現。 これでしょう。

絵を描くのも、書の筆も、俳句の一行一句 轆轤を廻す指先も

同じように 作品には、本人の「心」が写しだされるものです。

「納得がいく」というまでの葛藤の繰り返し・・・・苦しい。

 しかし完成した作品を評価して貰う。 これが醍醐味?

ハガキには・・「 ゆっくり話すことが出来ず残念でした。

あなたも充実しているようですが、今、最も力を入れているものは、

何ですか。いつか語り合ってみたいですね。 また会いましょう」

 

1枚の写真が、友との絆をより強いものへと取り持ってくれました。

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老いの無茶は御法度だね

2014-01-29 | 日記・エッセイ・コラム

正月の疲れが出たのか・・・いや、そうじゃない。

これは只の「無茶」の結果。

日曜日の晩(家内が出かけて夕食を独りで)

冷えたビール500ml缶を止せばいいのに・・

鬼の居ぬ間にとちょっと追加して飲んだ。

面倒なのでスーパーで「とんかつ」を買い、キャベツの千切を

たっぷりにマヨネーズをかけての大食いと暴飲

その結果がはっきりと出てしまいました。

昨日一昨日と「真昼の決闘」の主演男優「〇〇・クーパー」

にやられました。

久しぶりにベッドで終日安静で過ごし今日は回復

お腹に少し違和感があるので用心の為、医者へ。

経過を話、お薬を。

漢方の「六君子湯エキス顆粒」をいただきました。

001

まぁ、軽く済んだのでよかったが、やっぱり歳だね。自分では若くて元気

まだまだ・・・なんて思っていても、身体は正直だった。 反省。

いつもの先生で、ちかごろ血圧測ってますか?ちゃんと薬飲んでますか?

自分の身体は自分で守らなければ・・・・と。ご注意も。

以前は、丁寧に記録していたんだが・・・・ついついと。

改めて、ノートを貰いました。

今日から毎日、欠かさず記録をと。

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次回 記録を見せたくださいね・・・・先生。

はい、分かりましたと素直な返事。

薬も一緒に戴きました。

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ちょうど病院に行く前に測ったら、140/82 でしたと言ったら

「高いね・・」 家庭血圧は 130/80 以下が目安だよ。

病院でも計測、診察時に。

「血圧が下がったからといって自分の判断で勝手に薬を飲むのをやめたり

減らしたり、量るのを止めていては駄目です。

ビールの晩酌500ml 2本っも多いね・・・少し減らさない?

この時期は一番 変化が起きますからね。

計測は毎日きちんと続けることです。」 と、きつく叱られました。

でも不思議ですよね・・・医者と話すと、癒される。

さっきまでなんとなくお腹が・・・の状況が、ぱっと変わるんだから。

「気」だね。 元気も、病気も、気から。

どうせなら、量るのなら本気で、陽気に、根気よく・・・ってことか。

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独り静かに・・・

2014-01-27 | 日記・エッセイ・コラム

昨日のこと。

早朝から菩提寺の報恩講のご奉仕に出かけた女房殿。

久しぶりに独りの時間ができた。

こんな時、何にする?

静けさを楽しむ・・・独りで心置きなく。

CDを聴くことに。

Cd_004

かれこれ100枚くらい?

ジャンルはいろいろ。

クラシック、ジャズ、ボーカル、ヒーリングetc &楽器演奏盤。

中には、民謡、筝曲、謡曲ものまで。

こんな時だから・・・いろいろ聴いてみようと選んだもの。

クラシックからは フジコヘミングのピアノソロ 「ラ・カンパネラ」

彼女の繊細でかつダイナミックな演奏が好き。

Cd_011

重厚で華やかな演奏の1枚は。

「レイモン・ル・フェブル」を。

いつ聴いても、何度聴いても 飽きない彼のテクニックを楽しむ。

Cd_009

CDカセットはもう何十年も傍に置いてあるソニー製

小型ですが、迫力満点の音を・・・

今、次の あれを狙ってます・・・・が。

「ボーズ」の1台が欲しいのですが・・・もうこれで充分でしょ! と女房は。

Cd_003

こんなのも

「Boyz ⅡMen」 

魂の詩 静かな時間に身を置いて 聴くとさらに効果抜群でした。

Cd_010

ガラッと気分を変えて・・・世界的な存在感の女性ボーカリスト

そうです!「サラ・ブライトマン」をじっくりと聴きました。

Cd_006

美人であり、その声ソプラノは天の声か?

このアルバムには、名曲シューベルトの「アベマリア」も。

そして、最大のヒット曲「Time To Say Goodbye」

途中、コーヒータイム 

そして 登場するのが「高橋真梨子」さん。

Cd_007

毎年、小倉ソレイユホールのコンサートを楽しみにしていますが

アルバムも気が向くといつも流し、彼女のライブ録画を見てご機嫌。

年賀状の一行に「今年も、真梨子さんやってきますよ・・・」と

ソレイユに勤めている友人からのデモありました。 楽しみです。

そして最後は・・・・残念ですが亡くなった大御所の彼女の1枚で

本日のCD鑑賞を締めくくりました。

「ホイットニー・ヒューストン」

2012年2月 突然の死 

えっ・・・それも 薬物での発作? 浴槽で溺死とは・・・

まだ42歳 天才は短い生涯が運命なのか  

Cd_008

「I will All ways Love You」  あの ケビンコスナーと共演した

映画「ボデイガード」の主題歌の伸びのある 信じられない高音を聴きながら。

音楽は「音を楽しむ」

楽器の音は、それぞれの楽器の持つ力と演奏する人の技量を。

そして人間の奏でる声(音)は、神が与えた楽器。

どんな楽器にもない音を持っているし、音の質もそうだし、音階の微妙な表現

も自由自在に駆使できるのも人の声。

・・・・この余韻を楽しむ時間こそが至福の時なのでは?

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講演の続き「後藤又兵衛」

2014-01-26 | 日記・エッセイ・コラム

講演2人目は「ゆくはしに残る後藤又兵衛の軌跡」

と題して・・行橋歴史資料館 山中英彦さん。

010

軽妙な語り口で始まり、ぐいぐい引き込まれていきます。

完全に内容を掌握しての語りです。

そのよどみなさ、聴き惚れます。

又兵衛と言えば豪遊で知られ黒田24騎の一人。

ただの武将ではなく城主でもありました大隈(益富)

又兵衛が馬ケ岳に秀吉、官兵衛と同道して来城したのが

天正15年3月29、30日とあり、約1年この城で過ごす。

武勇の誉れ高い又兵衛の活躍は、長政に従い長岩城を攻め

下毛郡の諸城を攻め落とし一揆を鎮圧している。

さらに城井谷の宇都宮鎮房との戦いは大苦戦の上、和睦。

その後、中津城で鎮房を謀殺。

関ヶ原の後、筑前福岡城に移り、又兵衛の城主に。

しかし、官兵衛の死後、長政との仲が悪くなり黒田藩を出奔

(*許可なく藩を脱ける) 幕府は「奉公講」の処分にした。

*これはどこの大名も又兵衛を召し抱えることを禁止した。

ただひとり細川忠興を頼り小倉藩内に潜入。

しかし、歴史資料としては、その痕跡なし。

ここで「ゆくはし」の伝承が。

011

写真にある、又兵衛の槍が、守田家に。

そして今井の西福寺には、又兵衛が滞在中に用いた「膳」が残されている。

膳を入れる木箱の表には「後藤基次遺物塗膳壱前無漏山汁器」と、裏には

「時 慶応三載丁卯仲冬再製箱」 箱は慶応になって書き直している。

*この西福寺は、守田家の資料(今井津昔語)によると、細川忠興の御茶屋

であり、又兵衛を隠す場所としては、格好の場所であったと思われると・・・

山中さんのお話です。

 歴史って面白いですね・・・・「人」が動くことによって、エピソードが生まれる。

それも、波瀾万丈であれば、あるほど、面白味も、凄みも増すもの。

特に、英雄、豪傑、悪者、何かに傑出した者・・・・。

見方は、それを主張する側と、反対の相手方により大きく脚色されて伝承する。

それを後世の研究家が謂わば、謎解きに挑戦し、紐解いていく様。

新しい事実が見つかることにより、歴史もその味わいが深まってくる。

郷土には、まだまだ埋もれた過去の歴史がどこかで光を当てられるのを?

待っているような気がします。

短い時間の二つの講演でしたが、とっても濃い話が聴くことができ満足!

歴史の事実は、現代の私たちの生活にもいろいろ関連があります。

信長~秀吉~家康と官兵衛・・・と時代を追いかけて

「戦国時代の武将と情報の使い方」なんてタイトルで講演してみたいなぁ~。

結構、面白い話の展開になると思うね・・・いつかのために整理しておこう。

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講演を聴く

2014-01-25 | 日記・エッセイ・コラム

今日は講演を聴きに。

スケジュールの調整がきかず、中途半端な時間が出来た。

午後から開演の講演に取り敢えず言ってみた。

事前に整理券が必要だったのだが始まる直前に受付係の方

にお願いしたら入場できた。

本来は基調講演「大河ドラマの魅力 黒田官兵衛」だったのですが

プログラムの最後の方なので前半の講演だけを。

最初に「黒田官兵衛の豊前統治」について市教育委員会の小川秀樹さん。

柔らかい口調で約30分。

004

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豊臣秀吉から豊前6国(約12万石)を与えられた官兵衛。

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天正15年7月のこと。 この地はそれまで治めていた領主の多くが黒田氏の支配に

抵抗・・・官兵衛・長政にとってこの抵抗勢力を排除、領内を安定させることが大きな

課題となる。この地から筑前(博多)に移るまでの13年間であった。

なかでも官兵衛を最も苦しめたのが宇都宮鎮房だった。

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ここからが話の重要なところですが・・・・詳細に紙面を埋めるには長く「カット」。

最後は中津城で鎮房を討ち、その一族を滅ぼした。

官兵衛が豊前6郡を治めるにあたって、「馬ケ岳城」を最初の居城とした。

008 この城が古くより豊前統治の要とされ、守りの堅い山城だったこと。

さらにこの北西の地域(京都郡、仲津郡、築城郡)は敵対する勢力が

少なく比較的安全であったことなど。

歴史的にも、戦国時代の終わりにかけて、大内氏、大友氏、毛利氏などの勢力が

この豊前地域をめぐって争奪戦を繰り広げていたと。

しかし、山城であったため軍事的には有利でも、行政府としての機能や、都市の形成

や交通のの面で不便であった。

抵抗勢力が平定された後、領内の中ほど、陸海交通の便に優れ、城下町を形成

しやすい中津に城を築き移ることになった。

小説や、ドラマにも出てこない・・・郷土史家やその道の研究者が苦労して古文書を

ひも解いてくれた・・・こんな話が楽しいですね。

009

この中津城の話で・・・写真にある天守閣は当時 「あったかどうか・・・」

だ、そうです。その時代の城は戦闘用ですから関ヶ原以降のような「平城」では

なかったと・・・・。

さらに、急ごしらえの必要から、石垣は古代の山城(唐原山城)の列石を解体して利用。

こういう話は、観光で訪ねても出ない話だから興味深いね。

さらに話は、関ヶ原から、その後に移り・・・

息子長政は徳川家康(東軍)に味方し、武功を挙げる。

一方、中津城に居た官兵衛も、開戦とと同時に、兵を集め、近隣の西軍(石田三成方)

方の城を次々と攻略、大友を破り、臼杵、小倉城を、さらに島津氏討伐に向かったが

家康が島津と和睦したことから停戦命令を受け・・・・官兵衛生涯の戦いは幕を閉じた。

面白い話も、30分じゃね~・・もっと時間が欲しかった。 

話す小川さんもきっとその思い。 

ここなんですよ、私も、「黒田官兵衛」に関する本を何冊も読んでは彼の「この先」に

少なからず興味を持ち続けているのです。

ここで、官兵衛がもう少し早く、島津を討っていたら?

どんな欲を出していただろうか?・・・

どこからか、官兵衛の心の底を記したような・・・

「黒田家門外不出」なんて文書  見つからないかなぁ~。

歴史に「レバタラ」を入れると・・・絶対に面白さは何倍にも。

もし 「信長が本能寺で明智光秀に討たれなかったら・・」 

この出来事だけで、日本の歴史は大きく変わっていたのにと。

官兵衛としての話は、豊前以前の方が面白い。

大河ドラマは、どんな風に 仕掛けてくるのだろうか・・・。

第2部「ゆくはしに残る後藤又兵衛の軌跡」は明日に掲載します。

それにしても、基調講演は?

どんな内容だったのか・・・残念! 

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歴史の中の「木地師」という存在

2014-01-23 | 日記・エッセイ・コラム

今週は家内の仕事のスケジュールがいっぱいで

朝夕の送り迎えも数往復の日が続く。

その間の時間をうまく使うのが大変。

遠くには出かけられない・・・途中で止める仕事も捗らないから駄目。

そんな折に、うってつけの時間稼ぎが出来た。

すぐ近くの友人が1冊の本を郵便ポストに入れてくれていました。

「感動をおすそ分けしたいから」(勝手ながら)とメモ付で。

乙川雄三郎著 「脊梁山脈」

001

久々の現代小説を読むことに。

私の本と言えば、「歴史」が中心で、滅多に現代小説は読んでいませんでした。

本の「帯」にも 写真にあるように・・・・感動という言葉ではたりない

心の震えを覚えた。

読み始めは・・・戦後の退廃的な 一人の人間の生き方? かな。

第1章では、どんな展開になるのだろう。

「木地師」という字が飛び込んできた。

歴史の中の「木地師」という存在そのものを知らなかった・・・・。

何だろうと・・・古代大和政権が朝鮮半島を・・・白村江の戦い。

そんな歴史の一コマの記憶はあるが。

仏教の伝来、文化を含めて当時の朝鮮半島から渡って来た多くの人。

 帰化人たちの力を必要としていた事実。そして日本人に。

彼らは堂々と生きていた。

「木地師」の存在? 歴史の「視点」を。こんなところから筆を入れてきた

著者の鋭さには唸りました。

我が家に「秀衡塗」の盆があります。

004

これは若い時に仙台の友と一緒に奥州平泉を旅した時に求めた品。

現地で工房を訪ね、その工程に原木の切り出しから始まって椀の形に轆轤で

挽くまでの”木地” 木地に漆を塗る”塗り” 秀衡塗独特の文様を描き、金箔を貼る

”加飾”という流れ・・・木工における木地については知っていたが。

「木地師」については。

この小説は、「木地師」という埋もれた歴史の小さな隅を掘り起したのだった。

また 著者のいままでの歴史の1ページの一コマに。

思い切った「仮説」を展開させ、その内容にぐいぐいと引っ張りこまれる。

(当時の「大和政権」の歴史に興味がなければ、ちょっと退屈かも)

その中身は、日本書紀の潤色を逆手にとって皇族の源流を暴くことであったから。

しかし、結構 面白く ページは進んでいきました。

また、大人の恋物語も上手に挿入して・・・・登場人物の一人「佳江」という女性。

私は、とっても魅力的でした・・・この歳になっても、いつも「トキメキ」は感じたい。

そんなホットな気分にしてくれる方、傍に居てくれるといいね。(独り言です)

彼女の素敵なひとこと。

「あなたように可能性を考えてみるのもいいけど、結局、人生は一つの窓から

眺めた方がほどよくみえるものよ」と。

そして、「老いても古くなった同じ窓から見つめるものがあるのはいいわ、その点

貴方の人生は、窓が多すぎて展望がきかない、あっちを見たり、こっちを見たり

しながら、実は見るべきものを見失ってしまうタイプじゃないかしら・・・・」

信幸は、うすうす自覚していた弱点を言い当てられた気がした。

う~ん、この一言、 小説中の言葉であるが・・・・私自身、「ドキッ」

こんな言葉をかけてくれるのは、分かり合えているから出る言葉ですね。

もう一人女性が登場します。

木地師の流れを背負った・・・「多希子」

薄幸の人生でありながら、芯の強い、逞しく、しかし危うい彼女。

主人公「信幸」との儚くも、幸せな短い時間を。

文中、こんな行が。

「信州の木地師が作った盆は・・・・」 多希子はナラの地肌に手を触れながら

「一族の匂いがします」と。 信幸に。

「分かる人だけ伝わることばを使う」・・・・・これっていいですね。

短い言葉で秘めた・・・を伝える・・・印象的でした。

「出会い」と「再会」 どんでん返し・・・・・

現代と古代 時空を超えたロマン。

謎解きの雰囲気も充分に。

読み終えて・・・・

その後の「佳江」のパリでの「生き方」を覗いてみたい気がしてきた。

だって、人生を賭けた、「絵」との壮絶な戦いに挑んでいく彼女だから。

いや~・・・なかなか読みごたえのある1冊でした。

 友へ・・・・「感動のおすそ分け」 ありがとう!

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「カート」にお世話に

2014-01-19 | 日記・エッセイ・コラム

先週、灯油を6缶(18L入り)購入し、車で自宅まで運び

車から倉庫まで両手に提げて3回運ぶ・・・・これが大層重い。

その時は何とも感じなかったのだが、後から腰がおかしくなった。

湿布などしてみたが・・・・なかなか元に戻らない。

こりゃ大変、今頃から腰を痛めていては、将来が心配。

そこでこんなものを購入する破目に。

「MAGNA CART」

重量はかなり耐える丈夫なもののようだ。

T_008

これを開いて

T_004

車が二つ。 荷物を載せる面を出して、黄色のボタンを押して取手を引き出す。

T_005

この状態で、荷物を載せる。

灯油缶の場合。

T_006

これで楽に運ぶことができます。

力入りませんから、本当に楽ですね。

いやぁ~、歳を感じましたね・・・ショックもありますが、納得も、

無理すると結果はいけませんものね。

もう何事にも気張るのは止めにします。

うちの奥さんのちょっとした買い物用にもこれなら十分役立ちそうです。

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一杯の珈琲にも

2014-01-17 | 日記・エッセイ・コラム

この頃朝もコーヒーを飲むようになった。

以前は紅茶だったのだが、紅茶が切れた時にコーヒーにしたら

いつもまにか毎朝コーヒーを。

大体、コーヒーは食後だとか、来客の折に一緒に飲むことが多い。

我が家は、この田舎では来客が多い?ほうで、コーヒーの消費量も

多いのではと・・・・。

 コーヒーは焙煎した豆を飲むときに挽いてから入れるのが常。

いろいろと豆を買っては飲んでいます。

特に味にこだわっている訳ではありませんが・・・

どうせ飲むならやっぱり美味しく飲みたいので、お薦めのものや

噂の豆を買って楽しんでいます。

今は、名古屋の「加藤珈琲」をネットで注文しています。

今回は、ネットを見ていたら・・・初春の売り出し・・・・

Golden Blend 

焙煎度合は シティ ちょうど中間の具合で。

2kgで1999円(500g×4袋 豆) 送料なし。

エッ? これは安い! いや、安すぎる・・・大丈夫?

物は試しと・・・早速注文して、届きました。

コロンビア、ホンジュラス他の豆をブレンドしたもの。

Kohi_002

この前は、「グワテマラ」のストレート 値段は2kgで4000円弱のを。

これは味も香りもよく、市販のものより安く、お値打ちでした。

今回は どうか? あまりにも安いからね。

私は どちらかというと「軽めの挽き具合」が好み。

アメリカンスタイルですね。

「香り コク 甘み 苦み 酸味」の順に なかなかの味です。

 まぁ、味覚は 個人差ですし、飲むときの状況によっても随分違ってくるので

しばらく飲んで慣れると・・・美味さも また 変化があるのだと思いますが。

コーヒーを楽しむには、「豆」、「挽き方」 「フィルター」「お湯の温度、入れ方」

など、その人なりの こだわりがあるのでしょうが・・・。

あまり気にせずに、普通、教えていただいた形で入れてます。

もうひとつ、一緒に楽しむのが器、コーヒー茶碗も楽しみの一つです。

その日の気分やゲスト、食後か、コーヒーのみか・・・など雰囲気で。

変わるんですよ! 絶対に味がね。 

そう、気分って大事ですよ。

一番好きなのが

この ウエッジウッドの シェル 

料理皿と同じ模様で揃えているものですが、全然飽きないひとつです。

これで飲むと落ち着くんです。

Khi_007

ちょっと気分のいい時には  これ!

少し 上等なもので 気分が高揚した時など・・・・

ブルマンか、なんかあれば最高だね。

(でも、なかなか高くて 滅多に飲んでいませんが)

Khi_006

他に 少しデザインの新しい 

これなどは、ワインの後の 一杯のとき、 洒落てると思いません?

Khi_004

これも 上品で落ち着きます。

縁取りの「銀」が清々しく 独りで飲むようなとき。

Khi_005

中には、陶器の器で。

Khi_010_2

こんなのも。

グリーンと縁の金がとっても重厚な感じで 濃いめのチーズケーキが傍にあると

一層コーヒーの味が・・・。

Khi_008

毎朝の食事時には・・・もう 何十年のお付き合いの これを。

ブルーダニューブ

白と藍のコントラスト デザインの面白さ。

しっかりとして頼もしい? 器です。

Khi_003

たかが一杯の珈琲ですが、香りや、コクと・・・器を楽しんで口に運ぶ。

これだって「プチ贅沢」のひとつ。

寒い日の昼下がりの・・・温かいコーヒーは からだも心も 温まります。

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包丁を研ぐ

2014-01-15 | 日記・エッセイ・コラム

午後から明るくなって来た。

今日は正月で活躍した「My包丁」を研ぐ。

料理を美味しく食すには、食材はもちろんですが、「包丁」の切れ味如何です。

食材の切り口ひとつで味を左右るのですから、ここはきちんと包丁を研ぐこと。

私は、4本の包丁を持ってます。

博多包丁、菜切り包丁、刺身包丁、出刃包丁。

それに、果物用の小ぶりなのを1つ。

002

いつも錆びないように、研いでいます。

ピカピカってのも気持ちがいいもんですからね。

どれも随分長い間使っていますが、ここ九州へ帰ってきてから購入したのが

「博多包丁」

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001

刃の背中は黒々で斑模様。 刃の背中は少し反り返っており、特徴である

三角に尖った刃先です。

柄には、「博多包丁」と焼印が入って、どっしりとしています。

とにかく切れ味の鋭さは抜群です。 切れます 切れます! 怖いくらいです。

博多中央区清川 鍛冶業 大庭利男さんのつくる逸品ものです。

何でも、この切れ味の秘密は「ほうろく流し」という作り方にあるそうで、

鋳物の鋼に島根県安来産の鋼を溶かし込んで、焼いては打って仕上げる。

「職人の仕事に終わりはないんですよ」という言葉に。

包丁の重みを感じます。

どんなものでも切れますから、重宝しています。

丁寧に、慎重に使ってますよ。

刺身包丁は、特に、使う度に研ぎます。

刺身こそ切れ味が勝負です。

切れない包丁で刺身を切っても、全然、美味しくありません。

切り口の姿が悪く、切り口の肌に艶がありませんから。

皿に盛った刺身を買うなんてことはありません。

刺身だけは、自分で捌いて、切るのが一番です。

この包丁は堺 の兼利作です。

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出刃包丁もしっかり磨きます。

大物の魚を処理するときは、出刃が必要、それも切れなくては仕事になりません。

硬い骨を、一発で切る時の音は気持ちがいいですよ・・・切れる包丁なら。

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普通の菜切りは、何でも用ですね。 一番使う便利型のもの。

これは1週間に1度は、研いでいます。 

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やっぱり包丁は和物です。

どっしっりと重く、鋼がしっかり打ち込まれている物を、研いで使うのが一番です。

刃先と砥石の角度を按配しながら、ゆっくりと、丁寧に・・・・。

表、何十回、裏は軽く。

美味しい料理が食べられるようにと、思いを込めて。

ただ「切る」だけじゃない。

食材の命を十二分に表現できるようにするのが「包丁」だからです。

まだ寒いね、指先の感覚が・・・これでまた今晩から切れ味鋭く、支度ができるぞ。

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官兵衛ゆかりの・・・

2014-01-12 | 日記・エッセイ・コラム

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1月9日新聞 「京築」版に。

官兵衛ゆかりの史料100点・・・・行橋市歴史資料館にて10日からとある。

今朝、一番で出かけた。

023 コスメイト

022

大きな幟でお出迎え?

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資料館 開館10:00

ぴったりに 一番目入場・・・

何の意味もありませんが。

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えっ、この企画展・・・1年間なんだ。 凄いね。

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これ 本物が見たかった。(福岡市博物館所蔵を写真で)

九州征伐で遠征軍を率いた秀吉が馬ケ岳城に入城後、官兵衛に宛てた手紙

「豊臣秀吉朱印状」や

九州平定後に豊前6郡を官兵衛に与えることを記した

「豊臣秀吉知行宛行状」

豊前の国 6郡 「京都、築城、中津、下毛、上毛、宇佐 」

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これ 秀吉の字? きっと「花押」だけ押したのかも 

傍の祐筆が書いたのでしょうね。

真筆かどうかは別にしても、達筆すぎて 読めませんから・・・解説が。

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官兵衛や息子の長政の兜も展示されてました。

「官兵衛」の兜  黒田でも「赤」が好き?

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「長政」の兜

 やっぱり性格だね。。。ド派手好み?

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秀吉の兜も。

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後藤又兵衛の槍 「行橋の庄屋守田家に残したと伝わる」

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今回、この周辺のどこにも宣伝用で見られる、黒田藩の旗指物だった

「藤巴(ふじともえ)」

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019 戦国時代は この旗指物は戦力(兵力の数)の象徴であり、

相手方に威圧感を示す重要な役目があった。

これは、既に始まった大河ドラマ中、現実に、このことが出てくる。

秀吉軍は備中高松で高松城の清水宗治を破り、毛利方と

(主君織田信長が本能寺で明智光秀の謀反により殺されたとの情報で)急遽

和平交渉をまとめ、そして歴史に名高い「中国大返し」で明智との戦いに。

(この交渉の際に、毛利方の旗指物をできるだけ多く借りていたのです。

 この毛利軍の旗指物こそ、これは明智軍に対する威圧・・そして驚嘆、既に

秀吉は毛利軍まで味方に付けていたのかと・・・・精神的プレッシャーを与えること)

その他、黒田家の草創期を支えた精鋭「黒田二十五騎之図」の掛け軸も。

出展数は僅か、100点でしたたが・・・興味あるものでした。

始まった大河ドラマの、 どの辺で? どのくらい?

テレビの画面に・・・この「馬ケ岳」と、中津、そして宇都宮氏との攻防。

どのような筋書きで周辺の状況が映し出されるのか? 興味津々。

今は静かな「馬ケ岳」

今年は、馬(午)年だよ、  この馬の背中が 大いに揺れて欲しいものです。

駿馬よ走れ!  「うま~く、いけばいいけど」

015

昨年は、「八重の桜」でみちのく会津と関東周辺が賑わった。

今年は、尾張、三河、美濃、京都、姫路~西日本一体。

そして 九州北部が 賑わうのか? 

そういえば、早々に、「官兵衛」の1回目の視聴率が発表された。

関東は18%台、関西は20%超え・・・・・う~ん、納得です。

信長、秀吉、家康は・・・西地区だもんね~・・・。

そう、家康が関ヶ原で勝った。 家康は「東軍」 そして 「東」へ。

この時代は、まだ関東は、武蔵野台地・・・・徳川家康が江戸に移ってからが

歴史の始まりみたいなもんだもん。

関東、東北の方には・・・今年のドラマは、興味を示すかな?

でも、面白いね・・・地方は沸くっていう、この現象

これって、NHKさん、大河ドラマで、例の「国体」風に?

「地方お越し」? を戦略としているのでしょうか?

八重の桜や じぇじぇじぇ・・・・は 東北の復興を願ったもんね。

前哨戦の「京築」の経済効果は? そして、今年、「アベノミクス」に乗じて

西日本地域が大いに経済効果が上がることを祈ってま~す。

とまれ、「軍師官兵衛」 視聴者を釘付けにするほどの面白さを・・・

期待してま~す!

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。