黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

仏像鑑賞(興福寺創建1300年記念 国宝阿修羅展に)

2009-08-27 | 日記・エッセイ・コラム

 8月26日 福岡太宰府 九州国立博物館で開催されている 阿修羅展に行ってきました。

Asyura_001

以前上京の折に上野の国立博物館まで行ったのですが、入場の待ち時間があまりに長く予定の行動に支障をきたすので諦めて帰ったのですが、今回福岡でチャンス到来迷わず足を伸ばしてきました。

 博物館も山間の雄大な樹木に囲まれ、堂々としたもの、その日は水曜日で人も多くなく、静かにゆっくりと時間をかけて鑑賞できました。

立体展示方法は仏像全体をぐるりと廻って鑑賞でき、天上が高く、照明にも工夫がされ、仏と対話が出来る・・・・と思わせる雰囲気があり、会場全体人の流れがスムーズで心地よかった。

阿修羅像、十大弟子像、八部衆像も本家興福寺ではガラスのケースに入っての鑑賞方法が今回360℃からのものに。 これは凄い。 主催者の勇気に感謝・感謝でした。

千年の時間が経過したとは思えない「みずみずしさ」、1体1体の顔、表情はまるで今にも動き出しそうな気配を。

小顔ブームの現代ですが、阿修羅を眺めていると、かなり小顔でイケメン?でしたよ。

仏像?という風には感じなかった。 そうそう「美少年」かも。

そんな親近感を漂わせていました。

でも、凛とした表情には、普段になく気持ちが引き締まり、手を合わせてしまいました。

佛師の魂が宿った渾身の作・・・現代のコンピュータ時代でもこの「鑿」の一刀には敵わないのではないだろうか。

そんな気迫を感じた。 そういえば長く疑問視されていた1体の作者が「運慶」だった。

と、説明文があり、顔、手などの1部分が展示されていた。

そう、あの「運慶」は東大寺の仏像も、そして興福寺にも、鑿お振るったのだ・・・・。 

会場展示の、どの仏像も、「目」が涼しく、あどけなく、慈悲に満ちていると感じたのは私だけだろうか・・・・。

会場を出てすぐの場所に夏の太陽が照りつける隅に、水鉢が置いてあり、なんと古代の睡蓮の花が咲いていました。

Asyura_003_3

この青い花びらの神々しさ・・・・誰の思いつきなのでしょうか。

その隣りには明日にも咲きそうな・・・蕾が・・・これはきっとピンク色

足を留め、1枚シャッターを切りました。

Asyura_004

お釈迦さまも・・・この大宰府の地の心地よさを楽しんでいるのかな。

「仏」と「睡蓮」   いい出会いと感激の1日でした。

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我が家へ台風直撃?

2009-08-12 | 日記・エッセイ・コラム

 明日の昼過ぎ我が家へ台風2号が上陸することが確定しました。

年末から正月へかけて今年1号が上陸、そしてこの暑いさなかに2号が・・・・

台風の名前は「孫タイフーンはる」である。

熱帯性低気圧ではなく、関八州&暴走(房総)1箇所滞在型のゆっくり目である。

家屋等の直接被害はないが、老夫婦の体力消耗&経済的負担はかなりに昇る。

この台風は気象庁との関連がないため、進路を阻むことが困難?

随分前からの上陸情報を提供してくるので、「病気」や「行事予定あり」とも言えず、さりとて「来ないで欲しい」と直接的にはさらに難しい。

Taifun_001

本当の台風の進路は 上のようにはずれそうですが・・・

古来、「子供」より「孫」の方を可愛がるのが常識?と言われるが・・・・これほんと?

台風は女性である。我が家の孫も「女」 下の写真は本物の「台風の目」

台風の中心は静かで、綺麗な姿を。 しかし、豹変します。荒っぽいのは有名

孫も、同じです。 最初は「恥ずかしげに、段々と慣れるに従って横暴に?力強く

あるときは、泣き叫び、吼え、金切り声を発し、理解できない要求を・・・

意味不明? 繰り返しが続く・・・いや~、もう疲れま~す・・・。

Taifun_002

確かに、「可愛い」・・・・でも、年々歳々体力・気力・経済力・・・これ凋落の一途?です。

毎年の上陸はご遠慮願いたい・・・こちらからも上京すると。これはもう負担大。

まぁ、小学校に行くまでは、我慢するしかないか・・・と、諦めては居ますがね。

*計算=現在3歳・・・小学校は6歳 答え=あと3年の辛抱??? で、済むのかな?

滞在型なので、朝から、晩まで食事の支度ばかり・・・・

(最初に、手料理から始まったので、外食を希望しなくなり、老夫婦のシェフの力量を過分に期待され、またまた結果評判が抜群の為? 断りきれずに、毎回のこととなっている)

たまのことだからと、こちらも気張ってあげていますが、なかなか大変です。

ともかく、この期間は「客分」として滞在すること。と、変に、真面目に決めているようで

、親の方が「バタバタ」しまくって?いるのですから、文句の一つも・・・と言いたいところ。

しかし、まぁ、まぁ 少しの時間だから、ここは我慢我慢と・・変に大人ぶって???

今日も買い物で「あっち」でこれを。 「こっち」であれを。

メニューをつくり、材料をチェック・・・どんな賓客が来ても「お任せ下さい」と言えそう。

明日の晩のメニューは? 朝は、昼は・・・最後の晩は? と、四苦八苦

車の後部に普段にない量がどんどん増えていく・・・・財布大丈夫?

台風の後は「おかゆ」啜って・・・・ えい! まぁ なんとかこの夏も乗り切ろう!!!!

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「かく」のつかい方も いろいろ

2009-08-09 | 日記・エッセイ・コラム

 これは私のパソコンです。

San_001

6年目になります。(fujitsu)の製品。田舎に帰ってから替えた3台目の友達?です。

古くは平成4年に会社の仕事でどうしてもパソコンが必要なので自前で当時はまだ相当に高

「清水の舞台から・・・」の気分で購入したのがシャープ。次がNECの2代目と。

(その頃まだ会社は社員用ノート型パソコンを導入していなかった{貧乏?でした}

自分の仕事「社員教育用のテキスト作成の為にはどうしてもwindowsが必要だった」が

前に進めないのと、自分への投資だと思い・・・・・ボーナス叩き、泣き泣き (ToT)/~~~

今では結果オーライ、なくてはならない必需品に昇格です。 いや伴侶かな?

毎朝「スイッチオン」で始まります。まずメールの確認、返事を出し、メルマガを読み、今日のニュースと続き、ブログ、cafeの編集・・・・音楽を聴いたり、動画をみたり。

先日ドミニカ国(どこらへんか分りますか?)から私と同じ歳のくせに、30歳も年下と結婚、

子供生まれ元気にやっているとのメール・・・・地球って狭いですね。

そしたら、またまた今度は広島時代の友達のお嬢さんがレバノンに居て近況を。

こんなこと・・・昔ではねぇ。 

ブログ掲載用の写真の撮影、編集、取り込みなどが日課と。

時には、地域の隣組のお知らせ用に編集や講演用の資料の作成も。

花壇のレイアウトもパソコンで設計図を作り、花の種類の整理・・

住所録の管理、家計簿も、そして毎年の税金の確定申告も・・・・いや~便利便利

1日1度は机の前に座らないと落ち着きませんね・・・でも、時間は適当に調整し、目のことも考えて座っています。これって、結構、終ってみると疲れているんですよ。

さて、今日も友からメールが、関西圏の友からでした。

夏のイベント高校野球の聖地・甲子園球場にほどちかいとこみたい。

友から、友の話題を??? そうです、共通の友の話しでした。

・・・・・・・内容は??? でも、いつも気に懸けてくれ、いい相棒です。

そう、この「かく」という言葉。

いっぱいありますね。

日常的におもしろいので、ちょいと拾ってみました。

「欠く」 あるべきものを持たない。 と、反対に「欠くことのできない人」という表現。

注意を欠く、誠意を欠く、決め手を欠く。

私は、絵を描く、書を書く、座敷にお邪魔すればあぐらを構く。

庭の掃除に熊手で掻く。田を耕すことを掻くとも言う。

まだあった・・・こう、このようにの表現に「斯く」を。

斯くいう私こそ・・・・なんて。

文章を書くのには、ほんとうに日本語は難しい?

いや、日本人でも分らないことだらけですよ・・・私は特に駄目な方だと思いますが。

だからこそ、大勢の他人と「手紙」「文書」「メール」「話し」を通じて、「言葉」の意味や、使い方を学ぶように努力していますが・・・なかなかです。

そう、「聴く」ことはもっと大事・・・・「聴く」は心の姿勢を表しますからね。

これが一番の勉強になります。

だから、人間一番の財産は何に? と聞かれたら。

「話せる、いい相手」が自分の傍にいることだと思います。

こうしてパソコン入力は漢字を覚えない機械かもしれませんね。

「変換」しても、間違いを判断するのは「自分」だから、またいろいろな意味がある漢字はそれこそ大変です。

近頃、「ハガキ」を自筆で出すことも多くあります。

パソコンも便利でいいんですが・・・やはり「気持ち」を伝えるのはなんとなく拙い字でも自筆の方が・・・

(と、いいながら私事では「年賀状」この数年はパソコンに頼っています。言い訳じゃありませんが、300通以上も出すのでちょっと手を抜いている?状態です。)

これから年賀状もぐ~んと減らし(ごめんなさい) 宛名も、それぞれ宛の文面も、絵も、しっかりと自筆でこなしていこうと思っているのですが・・・・

年賀状も、なかなか「止める」ができなくて・・・みなさんどんなやり方ですか。

(定年と当時に「世捨て人宣言でもしておけばよかった・・・のかな?)

今日の言葉のとおり・・・・誠意を欠いても・・・と思い、決め手を欠いている私です。

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。