徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和6年5月13日、月曜日、雨)

2024年05月14日 | 日記

 昨夜から雨だ。先々週、インド人ジャーナリストの書いた『日本でわたしも考えた』を読んで、その中のタゴールの詩「迷い鳥」の詩を読み、なりきり老人のワタシはすっかりベンガル人になりきって三島図書館からタゴールの『迷い鳥』と『最後の詩』(臼田雅之訳)を借りてきて、朝方、ベッドで読んでいるのだが、日本語訳を読んでいるのではベンガル人じゃなく日本人じゃん!(笑)ということで今日は雨なのでYouTubeでベンガル語詩(特にタゴールの)の朗読を聴きながら絵の材料にする写真を探した。朗読者はBratati Bandyopadhayと言う人でタゴールの「最後の詩」とか。(翻訳アプリのカメラ機能で撮ったら瞬時に訳が出てきた。驚き!)ベンガル語が分からくても、声の抑揚などで、分かったふりしてベンガル人になりきるのだ。有名な朗読者のリサイタルなどではバックグラウンド音楽でインドバイオリンやフルートやシタールの音が詩の内容に合わせて流れる。詩に合わせてフルートの音が風に揺蕩うように流れてくるとベンガル語の心地よさとフルートの音にやすらぎを覚えるのだ。まったくなりきり老人のワタシにはワタシ自身困ってしまうのだ。これでコルカタやデリーの大気汚染がなければすぐにインドに飛んでいきたいくらいだ。インドの大都市の大気汚染はなんとかならないものですかね〜?

 絵の材料を探しているうちに、2012年に世界放浪の途上に南インドのトリバンドラムで有名な寺院スリー・パドマナバスワーミー寺院を訪れたのだがその時の寺院と昨年行った際の寺院の様子になにか違和感を覚えたのだが、その理由が分かった。これが11年前の寺院の様子だ。寺院までの道は土だかアスファルト舗装だった。そして昨年行った時にはきれいに舗装されていたわけだ。そりゃあ環境整備も進むのは当たり前だ。

 午後3時ころ、一時的に雨が上がったので散歩に出た。1時間ほど散歩して戻ったらまた雨が降り出した。郵便受けにレターパックが入っていた。なんだと思ったら埼玉の走友から新茶が送られてきたのだった。毎年、新米と新茶が送られてくる。ありがたいことだ。

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