徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和6年5月10日、金曜日、晴れ)

2024年05月11日 | 日記

 今日はバイオリズムで言えば最悪の一日だった。

 昨日の寒さがまだ残っており、ガラスが結露し、室内から見る太陽は窓の結露のためレースの向こうの輪っかが大きい。

 午前6時、玄関のチャイムが鳴った。こんな朝から?とモニターで確認するとSさんだった。「どうしたんですか?」と訊くと、「いいから出てきてよ」と言う。この言い方に悪い予感。この人、数年前、エレベーターの隙間に鍵を落として、深夜にワタシの所に来て30分間もチャイムを鳴らし、泣きついてきたので泊めてやって以来、ワタシが風呂に入っているときに一緒に入ろうと、その時間を見計らって来るのである。風呂上がりに「先に行ってよ」と言っても「いやいや、待ってるよ」と。独りで入りたいのに正直、気持ちの良いものではない。定住者の皆さんは暗黙の了解で入浴時間を決めて独りで入っている。(女性はこの限りではないようだ)まあ、毎週、木曜日の夜から日曜日の朝夜までの4日間だけだが、なるべく時間をずらすのだが・・・。そのSさんは毎週木曜日に東京から戻ると風呂に入り、行きつけの寿司屋で晩酌をするのだそうだ。部屋から外に出るとそのSさんがポリ袋をぶら下げている。「これ食べてよ」と差し出した。「なに?」「金目鯛の煮付け。夕べ、寿司屋に行ったから手土産。昨日のもんだから大丈夫だ」と言う。以前にもアサリをゴリ押しされたことがある。断るとふてくされるし、しょうがないので頂いた。寿司屋の金目鯛の煮付けはどんなものかとの興味もあった。早い話が、夜、その金目鯛は頭(かしら)だった。電子レンジでチンして食べようとしたが、ほとんど身がなかった。

頬肉もないし、目玉まわりのゼラチンと手前の尻尾の骨にわずかに身が付いているだけだった。胴体と頭をきれいに切った跡もないし、食べ残しをテークアウトしたんじゃないか?と思わずにいられない。味もこれが寿司屋の腕?と首をかしげざるを得ない甘ったるいものだった。もしかして、Sさんはテークアウトで持ち帰ったが骨だけなので捨てるのが面倒なのでワタシのところに持ってきたのだろうか?不愉快になった。すぐに捨てて、夕飯はサーモンの刺し身と餃子に変更した。シソは自家栽培のシソだ。

 そう言えば、今日は朝も、夜もSさんはワタシの入浴中に風呂に現れなかった。ワタシに文句を言われるであろうと見越してなのか?

 午前中、気温が上がって来たので、「路地」に落ちた枯葉を掃除していて、出窓の窓を開けていたのを忘れて、額を窓のアルミサッシにぶつけてしまった。アルミサッシのカドだったら流血は免れなかったが平面だったので、すぐに冷やした。コブができたが流血しなかった。今日はツイてないな〜。

 午後2時過ぎ、日向ぼっこに岸壁に行った。釣りの準備をしていて、ロッド(釣り竿)にライン(糸)と通していると、ロッドの最先端が折れていた!ジャ〜ン!これじゃ釣りはできません!がっくり!今日はなんて日だ!暫く、他人の釣りを眺め(本当の日向ぼっこ)、岸壁の防波堤沿いの道を2往復して運動した。

 夜、そんなわけで、急遽、冷凍の羽付き餃子を焼いて、焼き上がりを皿に移す時、羽が落ちたので、それを指でつまみ上げようとしたら、「アッチ〜!」。油だから冷めていない。指を軽いやけど!

  今日は朝から、なんて日だ!

 忘れていた! 今日はこれ以外に、下の歯のイミテーションの3本の歯が外れた! この歯が無くても食べたり飲んだりには支障がないが見た目の問題だけだ。人と会ったりするわけではないからそれも問題無いが、知人のT先生のクリニックに予約を入れた。本当に今日はなんて日だ !

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