アナーキー小池の反体制日記

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#3129 参院選・安楽死制度を考える会

2019年08月28日 | 健康と生と死と
6月でしたっけ、参院選が行われました。
興味深い党名がありました。
“安楽死制度を考える会”です。
安楽死を合法化しよう、と主張する会です。

安楽死は一定の基準のもと、医師が希望者に薬剤を注入し死をもたらす、というものです。
ヨーロッパの一部ではすでに合法化され、けっこう多くの人が処置を受け死に至っています。

そんなことをしたら日本では犯罪です。
自殺幇助で医師が逮捕されます。

なもんだから、日本人の何人かは、ヨーロッパに渡り安楽死をしているのです。
“安楽死制度を考える会”は、日本でも安楽死を認めるよう主張しています。
合法化するにあたっては、厳格な基準を設けることを条件として。

ボクは個人的に“安楽死制度を考える会”の主張に賛成です。
病苦にさい悩まされ、改善の見込みが無いのに生き続けさせるのは、死ぬまで拷問を受けさせるのとおんなじです。
死期が迫っているのに、苦痛に満ちた最期を経なければ死ねない現状もあります。
もうやり残すこともなく、安らかに死を迎えたい、と思っている人って結構多いのも事実です。

ボクは、“安楽死制度を考える会”の訴えに賛成なんだけど、選挙の比例代表で票を入れませんでした。
一つだけの主張のみでの選挙に臨む姿勢に疑問を感じたからです。
結果は得票率0.5%で、当選議員がいませんでした。
ボクのように思って投票をためらった人がもっといて、本当はN国党のように一人ぐらい当選させることができたのではないか、と思い悩むところです。

次回は、思いかけず1議席を獲得しちゃったそのN国党についてです。
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