みさきまぐろきっぷ



長女は受験生だし、さらに言えば思春期だし、なかなか家族揃ってお出かけするのが難しくなってきました。

10月、学校の文化祭で、鉄道部の展示に心動かされた元鉄ちゃんの相方さんが、まぐろきっぷいいなあと言ったのをきっかけに三崎へのお出かけが決まりました。
鉄道部サマサマ。

普段のお出かけはいつも車。運転は私。
でも今回は電車だから気楽〜。早朝の快特三崎口行きはゆったりした車内で、のんびり行けました。
三崎口からはバスで城ヶ島へ向かいます。バス乗り放題なのも、まぐろきっぷの良いところ。
よく見たら三崎口ではなく、小さく「マグ」って書いてあって三崎マグロ駅ってなってた!

冬の快晴、富士山もくっきり見えて、海は眩しく絶景です。今日お出かけできて本当に良かった。
暖冬のせいか、もう水仙が咲いていてよい香りを感じてちょっと得した気分に。でもまだ冬を楽しみたいよー!
馬の背洞門で壁面のマッドボールにキャーキャー言い出した地質好きの私を尻目に、娘たちは磯で貝を拾ったり、久しぶりの海を思い思いに満喫。城ヶ島は本当に地質好きにはたまらないです♪
馬の背から城ヶ島灯台までは海岸をあるき、オシャレしてヒールを履いてきた長女は四苦八苦していましたが楽しそうな表情。良かった。



早めにお昼を食べようと、相方さんが選んだのは中村屋。前日からまぐろきっぷでどのお店にしようかと悩みまくり、ここにしたのですが、開店前から結構な行列。
「まぐろてんこ盛り丼」と、小鉢2つとイカ焼きが、まぐろきっぷでいただけました。
お、お、美味しい!
こんなにてんこ盛りで良いんでしょうかと思うくらい、まぐろ堪能しました。
いか焼きが好きじゃない長女のぶんを他3人が食べ、
まぐろあんまり好きじゃない次女のぶんを相方と長女が食べました。
さてさて、1番食べたのは誰だろ?



三崎港までもどり、念願のミサキドーナツを大量に購入。
ショーケースのドーナツたちはどれも美味しそうで、選びきれない。でも次のバスの時間があるから急がなくては。うらりマルシェにも行きたい。
とりあえず8個持ち帰りにしてもらったものの、やっぱりもう2つ追加して食べ歩きしてしまった。食いしん坊バンザイ。
ミサキドーナツは外観からも女子が好きそうなオシャレな感じがするけど、私の前に並んでいたご家族は3世代8人くらいで来店してた。こういう広い年齢層にも対応できるドーナツの種類の多さがすごいと思う。

うらりでの目的は、三浦大根!でも立派すぎて、持ち歩くのに一苦労。車じゃないのにキャベツも買ってしまった。
仕方ないので私のザックに大根をさして行くことに。



大根と私。めちゃくちゃ重たい!
この格好のままバスに乗ったら(いや結局このまま家まで帰ったんだけど)、娘たちの嫌がること嫌がること。
お母さんはあなた達の食材を持ってるだけなのよ。

重くてひとりではザックを背負えない状態のまま、油壺マリンパークへ。
連休のわりに人も多くなくのんびりしてて良かった。ゆっくり水槽みるのが好きだから私にはちょうどいい。
それにしても長女たちくらいの世代のお客さんは皆無だった。
ちっちゃい子たちに混じって、かわうそに魅入ってる大きなお姉さん2人(笑)
次女は「かわうその時代がきた…!」と至極ご満悦だった。

かわうそはかわいいんだけど、とにかく背中の大根が重たくて、私は行動不能に。
ヘルニア手術後、こんなに重たいものを背負ったのは初めてかもしれない。
重たい、と何度か相方さんに伝えてみるものの、むこうもキャベツとドーナツ持ってくれてるし、とにかく座ってゆっくり。
今日はとても晴れて空気が澄みきっていて、ペンギンの魚くさい匂いが流れていて、、
大きなトンビが上空を大きく旋回して飛んでいた。
それをみんなで眺めるのが、とても良かった。

まぐろきっぷがあるものの、バスで来る人は少ないようで、帰りのバスはガラガラ。おかげで座って帰れてホッとしました。
持ってきてたプチシリーズのポテチを、私と長女がバスで完食してしまい、1枚も食べられなかった次女が怒るというハプニングがありながらも、無事に三崎マグロ駅に帰着。
大根抱えたまま、京急快特に揺られてかえりました。
まぐろきっぷ、そして相方さんの心を揺さぶった学校の鉄道部の皆さんの素晴らしい展示、とても楽しい1日をありがとう。

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