先週の振り返り
生徒の作品展
今年も指導した生徒たちの作品が 絵画&工芸部門 2部門で特選をいただきました
決して賞取のために授業をしているわけじゃないけれど
頑張ったK君の作品が選ばれたのは嬉しい

K君は美術系の学校へ進学希望がありながらも
母子家庭で経済的理由から就職へと進路変更と聞いています
この受賞が彼の今後の励みになればいいな・・・と思います







残念ながら賞に選ばれなかった作品も
客観的な私の審査では十分準特選レベルです
ひとつ反省点
県下の作品展は一般の方々も自由に拝覧していただけるのですが
そこに作者のクレジットを表記して欲しくない生徒&保護者の気持ちを私が配慮出来なかったということ
T高校に自分が通学していることを誰にも知らせていない生徒がいたのです
悲しいことですが 個人の感覚なので仕方がありませんね
担任によると 我が子の作品と名前を見つけた保護者の方が
あわてて申し出て 作品ごと持ち帰ったということでした
我が子が通っている学校を恥ずかしく思う親の姿に 本人はどう思ったのでしょう
いろいろ考えさせられました

でも、親がそういうことをやっちゃうってのはどうなんだろうね?
せっかく一生懸命作った作品、生徒には誇りを持ってほしいと思うし、保護者さんにはその気持ちを尊重してあげてほしいと思うよね。
事情を抱えた生徒が多いですが
そういう受け皿になっている我が校をむしろ誇りに思ってほしいと
多くの卒業生の現在を知っている私は そう思います
イメージだけで偏見を持つ大人が多いのは寂しいです
価値観というか、思想の相違から有り難さ
に感動しない人達にはほどほどに付き合うしかないと諦めています。
後日生徒と話しましたが
本人は問題ないのですが
お母様が受け入れられないとのことでした
悲しいです・・・