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今年でブログ開設21年目
天国へ召されたハスキー犬の想い出とともに
どうってことない日常をつぶやいています

遺言の新しい法制度

2020年12月16日 | 雑記

人権擁〇委員の委嘱を受けて1年半あまり

昨日は一日みっちり研修を受けてきました

参加者は9名

4つの講義内容は、委員としての知識と技能を学ぶ自分にとっても貴重な研修です

その講義の一つに『遺言書保管制度』についてお話を聞きました

以前から気になっていたので とても興味深く受講しました

 

 

 

 

これはとても使える制度です!

自筆証書遺言はこれまで自宅等に保管か もしくは公証役場で保管でした

自宅保管の場合 開封する際には 家庭裁判所で検認を受ける必要がありますが

法務局保管の場合は その必要がないし、費用も3900円のみ

公証役場の場合は検認は必要ないけど 2名以上の証人立ち合いが必要だし 費用も高額です

高齢化の進展とともに これからの「終活」意識が浸透していく中 この制度はとっても有効だと思いましたよ

以前にブログでちょっと触れましたが

私の実父は 職業柄この辺の法律について詳しかったため 亡くなった後 遺された遺族に分かりやすく 自筆遺言書を残していました

家庭裁判所へ行って 検認を受け開封することも メモに書いていてくれたので
速やかに相続手続きが終わりました

一方 7年前に亡くなった 義父の伯母の相続手続きは 弁護士さんにお任せしながら 2年以上の月日を要するという 大変な心労を経験しました

義父が亡くなった後は 私には無関係なので 関与しなかったのですが
実子であるKと義妹で相続手続きが全て終了した後 1年以上経っていたでしょうか・・義父が書いた遺言書が見つかったのです

円満に相続手続きが終わった後でしたので 無効になることを覚悟で裁判所の検認も受けずその場で開封したところ
長い長いお手紙と 財産は Kと義妹と私 3人で等分してください とありました

私はその気持ちだけで 十分でした

それまでの心労が報われた気持ちでした

相続で骨肉の争いになり 仲良しの兄弟姉妹が疎遠になってしまったという話はよく耳にします

自分の死後 そのようなもめごとを置き土産するのは辛いですよね

そんなことのないよう この制度を利用する終活を 財産の多少を問わず利用することを 啓発していきたいと思います

皆様も是非ご利用くださいね

 

ちなみに保管期間は 50年

将来的にはデータ保管は150年にする予定だそうです

 

詳しい情報はこちらへ

 

 

コメント (2)
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