本来なら毎年12月に受診しなければならない1年に1度の定期健診
今年は義父の介護などでバタバタして 自分のことは後回ししていました
先週ようやく隣県のクリニックへ出かけてきました
マンモ&エコー検査は14年目クリア! やったぁ~!
ただ 最近1か月くらい左胸(肋骨?肺?)の鈍痛が気になるので Dr、に相談したところ
「しばらくCT撮ってないから 検査しましょう」との指示でした
CTといえば これまで造影剤を注射しながら撮るという流れだったはず
私はこのヨード造影剤アレルギーなのです
看護師さんを通じて相談したところ 現在義父が入院しているT病院で検査依頼してみることになりました
事前に受け付けでヨード造影剤なしで撮影できる機械があるかどうか
紹介状なしで受診できるかどうか
最近の受診のルールについて細かく相談したうえで 昨日義父の病室へ行くついでに T病院を受診したのです
初診の内科で担当してくれたのは K医師(ベテランなご年齢)
受診した経緯を話していくうち その問診は・・・・
「で? 結局CTを撮ってもらいたいわけね?その主治医の紹介状はないの?」
「主治医は必要なら書いてくれるということでしたが
事前に事務の方にご相談したら 必要ないといわれました」
「受付事務は何もわかってないんや! 勝手にそんな返事されたらこっちはこまるのよ!」
「・・・あぁ、、、そうですよねぇ・・」
「で、どんな症状なわけ?これまでの病歴は?」(すっごいめんどくさそうに・・)
めげずに一生懸命説明する 私
転勤で主治医がいろいろ代わったことも
造影剤のアレルギーについても申告しました
すると
「最近単純CTでは造影剤なんか使わないよ! その主治医は何を考えているんだ!」
怒り出す・・・
そんなこと言われても
「どっちにしても 県外の病院へまたCT撮影に行くの 大変なので・・・ちょうど義父がこちらの病院で入院中なので お願いできないかと・・・」
「そりゃ あんたの家族の事情はそちらの話でこっちは関係ないからね
そういうことで患者を回されても こっちは忙しくなるだけなんだけど」
「確かにそうでしょうけど・・・・」
「はいはい CT撮ってもらいたいだけなんやね! じゃあ撮りますけどね」
その時 私の中のダムが崩壊してしまい
頭(左脳)の中では 「あかんあかん」と制御しているにもかかわらず 涙があふれてしまいました
こうなったら止まりません
いろいろ辛いことがあふれてきて止まりません
傍らでいた看護師さんがティッシュを慌てて持ってきてくれます
「あんた 泣かんでも・・・泣かんとってぇな 泣かれたら困るがな」
K医師慌てる
私も自分の感情がコントロールできないことに慌てる
その後 血液検査&CT&心電図など検査を終え
再び診察室へ呼ばれました」
K医師
「画像診断も血液検査もどこも何も問題なかったよ
転移の心配はしなくていいです
安心してくださいね
きっと疲れているんでしょう
疲れでノイローゼ気味になっているのとちがうかな
これで安心してちょっと休むといいですよ」
「ありがとうございました」
結果は良かったものの 気持ちはどんよりしたまま
ねえ ほんとにあなたは医者なの?
今までどうやって患者の気持ちに寄り添って 病気を治してきたの?
こんなことで涙をこぼした自分にも この医者にも悔しくて悔しくて

