非常に短い周期の揺れ 土砂災害起こしやすい特徴
20:04NHKニュース&スポーツ
今回の地震で観測された地震の波形を専門家が解析したところ、土砂災害を引き起こしやすい特徴があったことが確認され、専門家は、「今後も同じ特徴の地震が起きる可能性があり、引き続き、土砂災害に注意が必要だ」と指摘しています。
地震のメカニズムに詳しい筑波大学の境有紀教授は、防災科学技術研究所が北海道の各地に設置している地震計で観測された地震の波形を詳しく解析しました。
その結果、今回の揺れの周期は0.5秒以下と、非常に短い特徴があったことがわかりました。とくに、北海道安平町の観測点ではこの特徴が顕著に現れ、阪神・淡路大震災の揺れと比較すると、木造住宅の被害を引き起こしやすいとされる1秒から1.5秒までの周期の揺れが、5分の1ほど弱かったのに対し、0.5秒前後の非常に短い周期の揺れは、およそ3倍強かったということです。
0.5秒前後の非常に短い周期の揺れは、土砂災害を引き起こしやすいということで、境教授は、「今後も同じような場所で地震が起きれば、同様の特徴の地震となる可能性があり、引き続き、土砂災害に注意が必要だ」と話しています。
要するに、短周期の地震波は地盤への影響が大きいってことかな?
それはさておき、この季節で一時的には幸いだったけど
色々と復旧作業を急がないと、雪が降って何も出来なくなっちゃうぞ
特に土砂崩れした箇所は、冬の間はいいとして、春になって雪がとけたら大惨事になりそう