「乃東生(なつかれくさしょうず)」の「乃東」を調べてみますと、「うつぼ草」のことだと書いてありました。そこでウツボグサを検索してみると、シソ科のきれいな花の画像が出てきました。利尿や消炎の薬効もあるそうです。
夏に咲いたこのきれいな花が終わると、全草が褐色に変化して、それが枯れたように見えることから夏枯草(カコソウ)の別名もあるとのことでした。
夏の盛り、夏至のころに七十二侯中第二十八侯「乃東枯(なつかれくさかるる)」というのがあり、冬至のころの「乃東生(なつかれくさしょうず)」と対になっています。
「乃東生」という字をデザインして書きました。「乃東生」は12月22日の冬至の日から12月25日に当たります。