ずーみんのはがき絵七十二候

逢六題(その1)

 「風」や「月」といった文字をいろいろにデザインして書いたものを集めて並べてみると新たな発見があって面白く感じたので、今度は「逢」という字を並べてみます。

 デザインした文字ははがきに書いて、ある方に宛てて送ります。するとその方がご自分のブログにアップしてくださるという仕組みになっています。ずいぶん回りくどいようですが、書いた文字を一度投函して「旅をさせる」ことが面白く感じますのと、各地の郵便局に依頼して風景印を押印してもらうという楽しみもありまして、このようなことになっています。

 作品についている番号は文字を書いた順番です。投函して発表した順番と違っています。日付順に並んでいないのはそういうわけです。

 

 

 

 

 『逢1』 2022年8月

 「この風塵の世に出逢い お前の希望とは何なのか・・・」

 

 

 

 

 

 『逢2』 2019年3月

 「今すぐ逢いに行きたい」

 

 

 

 

 

 『逢3』 2019年4月

 「君と出逢った幸福」

 

 

 

 

 

 『逢4』 2019年4月

 「この風塵の世に出逢い お前の希望とは何なのか 富貴と栄華を享受すれば 希望は叶うのか・・・」

 

 

 

 

 

 『逢5』 2019年5月

 「夢で逢いましょう 夢で逢いましょう 夢で 夢で 君も 僕も 夢で逢いましょう」

 

 

 

 

 

 『逢6』 2019年5月

 「君は僕から遠く離れているから 逢いたくなったらまぶたを閉じるんだ 夢の中で逢おう」

 

 

 

 

 同じような文字にならないように気を付けて書いたことを思い出します。筆や用紙、技法などを変えて色々試して書いています。『逢2』『逢3』『逢5』のように、用紙をはみ出して書くこともありました。最近ははみ出して書くのはやめています。

 「かすれ」や「墨はね」、「にじみ」、「墨抜け」などがあった方が「景色」になっていい感じになることが多いです。運筆の速度で線に表情が出ることが楽しいです。

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