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旅(28日目2/2)

2015-09-22 18:28:11 | Travel memories





姫路市を後にしてからは、
海岸線の国道250号を走ることにした。




快晴と追い風のおかげで
順調に回る車輪。




海を眺めながら走っていると
明石市に入った。



海は遠のき、車道の両脇には
見慣れたチェーン店が立ち並ぶ。


遠目に明石城を望むことができたが、
明石城には寄らずに先を急ぐことにする。



明石市を素通りすると、
再び海岸線に出て、
そこからは国道2号線をまっすぐ進む道を走る。



右手方向に淡路島を見ながら進むと、
明石海峡大橋が見えてくる。



一旦自転車を降りてから
反対側の歩道に行くために道路を渡ることにした。


交通量が多いので中々渡れない。



一瞬の隙を見て反対側に渡ると、
自転車を止めて防波堤に登り、
その上に座り込んで明石海峡大橋を眺めることにした。









青い海と巨大な橋と淡路島を見ながら、
いつか四国も行ってみよう。

そう心に誓いを立てる。




防波堤下の砂浜では、
高校生らしき3人組の男の子達が
楽しそうに海で遊んでいる。


ふと、自分自身の海での思い出が脳裏をよぎる。

高校の修学旅行の時に海で告白したことや、
社会人になって彼女に海で振られたことなど。

思い出すだけで恥ずかしい。


そんなこんなで、
海は僕にとって思い出の多い場所だ。


そんなことを思いながら、
タバコを一本吸い、その場所を後にする。



再び海岸線を進んでいると、
ロードレーサーの格好をした
サイクリングの人達が多く前を走っていた。


僕はその人達を次々に抜かしていく。


旅で鍛えられた筋肉のおかげで、
趣味程度の人にはスピード負けしなくなっている。




そのまま一人レースを続けていたら、
いつの間にか神戸に着いてしまっていた。


旅の中間地点で来た場所だけれども、
電車と違う景色なので新鮮味がある。



少しスピードを落として、
のんびりと神戸の街を進む。



右には神戸湾、
左には山並みを望みながら進む道は、
なんとも贅沢な感じがする。


そんな神戸の景観を眺めながら
急がず、焦らずのペースで長時間漕ぎ続け、
丁度日が落ち始めたころに甲子園に到着した。


その後少し待って、
2週間前に泊めてもらった友達と
甲子園駅で再開し、そのまま近くの居酒屋へ。




ビールを飲みながら友達に旅の思い出を聞いてもらう。

話せる人がいるっていうのは嬉しいことだ。



酔ったためか、僕が異常に饒舌になっていたと、
次の日、起きた時に友達に言われた。



そう、この日僕は泥酔してしまったのだ。



















つづく




























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