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旅(31日目2/2)

2015-09-30 16:09:27 | Travel memories


金沢駅に到着したのは午後3時頃。



人混みが凄まじい構内を、
人をかき分けるようにして東口に向かう。



東口をやっとの思いで出ると、
目の前にスタイリッシュなデザインの「鼓門」が
立ちはだかっていた。



見たことのないデザインの鳥居に
圧倒されて、
少しの時間見入ってしまった。


鼓門の前では、
観光客たちが記念写真を撮っている。




先輩と合うのは、
先輩の仕事が終わってからなので
まだ時間は充分にある。




どこに行こうか少し迷ったけれど、
とりあえず金沢城に行くことにした。


徒歩で金沢駅から徐々に離れると、
段々と城下町の風情が感じられるようになってきた。

石畳の歩道を歩きながら、
古民家が立ち並ぶ道を30分程度歩くと、
金沢城に着く。



金沢城は加賀百万石「前田利家」の城で、
天守閣は火災と外様大名として
家康から睨まれない様にする為に再建されていない。



中に入ると、
広大な芝生の公園が広がっていて、
歩道もあるのだけれど、
なんとなく芝生の上を歩くことにした。



風で揺れる芝生の上を歩いていると、
なんとも清々しい気持ちになった。


そのまま芝生の上を進むと、
今年、復元されたばかりの橋爪門が
見えてきた。


なんとも重厚感があるその門は、
入るものを威嚇するように建っていた。





城内に入ると、
広々とした敷地内に
数々の建物が立ち並ぶ。





その城内を妄想に浸りながら、
次々と見て歩き、
さぁ兼六園を見ようと思った時に、
まさかの閉城のアナウンス。


時間を確かめると
あと10分で閉城時間の5時だった。


残念な気持ちを押し殺しながら、
急いで金沢城を後にする。



その後は、金沢駅周辺に戻り、
工芸品などを見て回った。




午後7時を少し回った辺りで、
先輩から連絡が入り、
指定の場所で合うことができた。


近くの居酒屋に入り、
久々の再会を喜び合いながら
昔話に花が咲いた。


3年ぶりなのに、
全然変わらない先輩の対応に
感動を覚える。


そのまま4時間ぐらい
昔話を肴に飲み続けて店を後にした。



先輩は明日も仕事なので、
駅まで送り、改札前で別れた。


別れ際に「次は早めに連絡しろよ。」と
言いながら先輩は行ってしまった。


今回は弾丸で3日前に連絡したので
先輩は休みが取れなかったのだ。




先輩を見送ると、
緊張が解れたのか酔いが回ってきた。


駅前でタクシーを拾い、
先輩が予約を取ってくれた
ビジネスホテルに向かう。



やっぱり最後は人と人なのかもね。


ふとタクシー内で考えてしまう。



ホテルに着いてチェックインを済ませると、
部屋着に着替えて、
そのままベッドに倒れこんでしまった。



本当にいい身分だ。




















つづく














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