新疆綿（≠トルファン綿）の行方

三大天然繊維、綿・毛・麻の内、綿産地の中国新疆ウイグル自治区人権問題で
新疆綿（≠トルファン綿）の行方に危機が訪れています。
（新疆綿の世界シェアーは約30％）
新疆綿を使用しているアパレルメーカーは「人権問題」対処で頭を悩ませている現状。
いち早く、新疆綿（≠トルファン綿）生産工場取引停止をした「H&M」は
中国習近平共産党政府により中国ネット通販サイトで検索不能処理を被った模様。
（この通販サイトはアリババ傘下「淘宝」、こちらのライバル「京東（JD.com）」は検索可）
「ESG・SDGs」を表明するアパレルメーカーは基本的に使用不可となる筈！？
＊「E（Environment＝環境）S（Social＝社会）G（Governance＝経営管理）」
＊「SDGs（Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標）」
「SDGs 総務省仮訳」
こちらのSDGs8.7
「強制労働を根絶し、現代の奴隷制、人身売買を終らせるための緊急かつ効果的な措置の
　実施、最悪な形態の児童労働の禁止及び撲滅を確保する。」 に抵触します。
（但し、中国習近平共産党政府はウイグル人強制労働を全否定しています。）

日本、及び、世界のアパレルメーカーの正念場に。

「中国、ウイグル批判巡り反発　H&Mやナイキ標的に」（日経Web）
「『新疆綿』の大き過ぎる存在感　不使用ならアパレル生産は大混乱か」（WWD JAPAN）