おでかけZIOさん

さ迷い人でも言いましょうか、さしたる当てもなく、場所を時間を彷徨っております。

東国三社巡り

2022-05-10 22:03:48 | 香取の海訪ね歩き

GWの最後の一日、現役は明日に備えて休息?
そんな読みを働かせて、気になっていた東国三社(鹿島神宮、香取神宮、息栖神社)巡りを敢行

息栖神社以外は過去何度か訪れてはいるのだが、三社全体として捉えていなかった事と、高田崇史の「QED」に触発されて新たな気づきもあるかなと、思い立ったわけです。
読みは大当たり、京葉道から東関道への繋ぎもスムース、一時間半弱で最初のお社香取神宮に到着です

まずはご挨拶を。新緑に包まれた楼門・拝殿及び本殿は元禄13年(1700)建設とか、絢爛豪華です。
ちょっと雰囲気が違う弓道の団体さんが、どうも小笠原流の方々、13:00から始まる小笠原流弓馬礼法大的式の準備のようです。面白そうだけど現在10時過ぎ、野次馬根性もそこまでは続きません。せいぜい宝物館によって国宝の神獣葡萄鏡(レプリカ)をチェックして

この地の
キーポイント、要石と奥宮に足を運んで、神宮全体の雰囲気を味わうことにしました。

祭神の経津主大神を再確認して次の鹿島神宮へ向かいました。
香取より、より壮大な感じを受けるのは背後の叢林の広さのせいなのか、それはともかく鹿島神宮へご挨拶いたしましょう。
そして奥宮と要石をも。ここの祭神は武甕槌大神とか、中臣氏、藤原氏の奉斎神である。
 

次の息栖神社に行く前に元鹿島と言い伝えられている大生神社に寄ってみることに。
その途中、古墳に遭遇、すぐさま立ち寄ります。
宮中野古墳群中最大の前方後円墳・夫婦塚古墳(105㍍)とか、この地の6世紀ごろの首長墓ということか。

北浦を渡って大生地区へ。
県道から大生神社への表示に導かれて真っ直ぐ進むと神社鳥居にたどり着きます。

平城天皇の大同年間に起源が始まると言うことは、桓武天皇から始まった東北経営がこの地を拠点にしたという痕跡かもしれません。門前の碑にも藤原氏東征の守護神としてと記されている。
新たな発見は大和の多氏がここで飯富氏または大生氏につながっていたとはつゆ知らずでありました。
そこから息栖神社へと思ったら、またまた古墳に遭遇!。
大生西部古墳群のうちの盟主存在、鹿見塚古墳でした。

茨城県水郷県民の森に包摂されるようにあって中々良い感じです。桜の季節に来てねっ転びたい場所です。
案内板に「被葬者は鹿島神宮と密接な関係があり、オフ氏一族の奥津城と理解されている」。
さて、いよいよ息栖神社へ。
文字通り浜鳥居から一直線の神社でした。

祭神は岐(くなど)神、(QEDによると猿田彦神なそうだけれど)相殿に住吉三神、天鳥船神を祀る海部族の守り神でもある。
改めて三社の立地図を眺めていると、三社に明らかに香取の海の灯台的役割が課せられているように見える、だから重要なのだと。

そんな自分なりのQEDをだして、終えることにしました。(5/8)


那須の国巡り

2022-04-29 22:40:43 | 石碑

那須の山を歩くには不向きな天気、那須の宿で思案橋。
確か大田原の博物館で下侍塚古墳の企画展示をやっていたはず。
それを中心に遺跡巡りでもしようかと決定。
言わば那珂川に沿って一気に下ったことになります。
行きがけに噂の割れた殺生石も拝見しながら。

博物館手前の十字路で那須国造碑の案内表示に反応、立ち寄ることに。

そこは笠石神社となっていて案内を乞いました。
すると現れた宮司さんが熱心で沢山の栞を差し出しながらその縁起を説明してくれました。
既に訪れていた多胡碑や多賀城碑と同様に日本古代史上価値ある金石文に出会えてビックリ感激です。
古墳巡りに思わぬ味付けをしてくださって、貴重なサプライズなりました。

下侍塚古墳を巡ってから、大田原市那須風土記の丘資料館へ。
そこで先ほどの那須碑(レプリカ)をじっくり拝見、その他縄文土器等展示物も。

更にその先に上侍塚古墳へ。

どちらも古墳時代前期の前方後方墳だという。
そしてこれらの古墳を発掘調査した先駆者が水戸光圀であるという。
歴史の重層性に興味深く感じてしまいます。 
そしてまた今度は那珂川町那須風土記の丘資料館へ。
初め国の施設だった風土記の丘が市町に移管された為の現象が二つの博物館の言われらしい。


この資料館がある付近が官衙跡地らしい。
近くに浄法寺廃寺跡もあり、その地域の首長に力を与えたのが那珂川の水運であったのだろう。
特徴的な縄文土器も出土していて浄法寺様式ともいうらしい。
そばの蕎麦屋さんでランチ(けっこう美味しかったです)再訪しないと回り切れません。
那珂川恐るべし、きょうはこの辺で打ち止め、また那須の宿に戻ったのでした。(4/26)


那須平成の森

2022-04-29 18:18:58 | 季節を訪ねて

以前から気になっていた那須平成の森を訪ねる事にしました。
アカヤシオ以外のツツジにはちょっと早い気がしましたが、ガイド付きで森の一部に入れそうなので応募したという訳です。
10:15の集合時間に間に合うように時間を調整しながら、が一時間ほど前に到着しました。
幸い天気も良くハイキング日和、始まる前にお散歩コースを歩いてみましょう。
この場所は標高1000㍍付近木々がやっと芽吹き始めたくらい、見上げれば那須の茶臼岳、朝日岳は雪模様。
当然ツツジの蕾も固いようだ、でも森の妖精が迎えてくれました。それはカタクリとショウジョウバカマ。
今年は出会えていなかったので感激一入です。


小一時間巡ってから、センターでレクチャーを受けてから指導員のガイドで一般立ち入り禁止区域に開錠して入ります。ちょと胸ワクワクです。
およそ二時間の周回コース、左程目新しいものには出会いませんでしたが新鮮で心地よいものでした。
この辺り太平洋側に生えるミヤコザサと日本海側に生えるチシマザサがともに生えてる地域であるとか、
木肌から赤く樹液が滴っているのは春に見られる樹木の防御作用の証拠とか、ハリギリの新芽とか、ミズナラの発芽とか、いろいろ説明して頂きました。ありがとうございました。
 

ガイドウォーク終了後、センターのテラスでランチ、なかなか快適でした。
一休みしたら駒留の滝展望台まで足を運びました。
見事な滝、贅沢言えば、もう少し花が欲しかったかな、いやこれで十分、愉しい一日でありました。

(4/25)


印西ぶらぶら

2022-04-18 16:16:47 | ちょっことお出かけ

山から少しだけ遠ざかっているこの頃、ちょっとしたジオサイト巡りがマイブームになっています。
翌日天気の崩れそうな突然のお出かけは特にそうなるよう。
前回の館山・鴨川からの繋がりからも近場の木下貝層を見に行きたくなりました。
そこは名前の通り木下街道(鮮魚街道)の利根川からの起点木下付近、
勝手知ったる道、渋滞のストレスなくスイスイと辿れます。
途中、宝珠院観音堂は今回パス、いつも通過する阿夫利神社に立ち寄ってみました。
相模の国の阿夫利神社と関係がある様でした。
この辺り宗像神社もあるし鳥見神社も多いし、古代は香取の海を通じて、近世は大山巡りを通じて関係性が生じたかな。
そんな妄想をもてあそびながら目的地に向かいましょう。
案内板に導かれ直ぐに見つかりました。
と言うより、綺麗に整備された公園の一角にありました。
(案内杭一本あるだけの草木に覆われた埋もれた場所と推測していたもので…。)

現地をみて、公園で花(藤の花が咲き始め)を愉しみ、
付属している資料館でその地の埋蔵文化財を楽しみました。
 
やはり足を運んでみないと分からないものです。
資料館でレクチャーを受け小林牧場近くの鳥見神社道作古墳群へ。

その道すがらは春色一色、いい気持ち!

帰りは小林牧場を突き抜けて、遅めの桜見物、ボタン桜を愛でて帰ってきました。(4/17)


安房の国 そぞろ歩き

2022-04-11 17:35:09 | ちょっことお出かけ

すっかりコロナウイルスによって身も心も萎えてしまいまして、お出かけZIOさんも引きこもりがち…。 
ブログも閑古鳥、画面はコマーシャルがはびこってしまいました。
いかん!ともかく書き込み始めます。
年度替りで規制解除、千葉県は県民割復活、姑息ながらこれに乗じて館山一泊旅行を企画してしまいました。
海の彼方から激突してきたという房総半島、その痕跡探しがメーンテーマでしたがあいにくの雨の旅たち、
急遽予定変更(いつものことです…)月曜日でも入館可能な施設をさがして、ホキ美術館を検出訪ねる事としました。
豪雨被害にあって再開したという、気になっていたのでちょうど良いタイミングでもあります。
食事してゆったり回って特別感あって良い選択でした。

そこは「昭和の森」の傍、小雨の中少しだけ歩いてみました。
雨にけぶるさくら花もなかなかなものでありました。
 
雨の残念感も吹き飛び好い気分で宿へ。
館山城下通り抜けようと目をやると桜が満開、慌ててUターン、車を停めてパチリ。

更に沖ノ島にも立ち寄って見ましょう。
今まで、気にはなりつつ海上自衛隊基地の裏側に回り込むのを二の足踏んでいたもので。
ハマダイコン、ヤブニンジン、キケマン等咲いていて潮風に負けない健気さに感心してしまいました

翌朝雨も収まり風が強いもののその為か東京湾越しに富士山がよく見える。あら嬉し!

今日は安房神社に立ち寄って、その奥の野鳥の森を訪ねてみましょう。

参道は桜が満開、嬉しい、やったぜ!
野鳥の森に足を踏み入れるとスミレがいっぱい、
ナツトウダイ、ウマノアシガタ、キブシ、ウラシマソウ、ムラサキケマン、ニリンソウ、ヒメハギ…
見上げればオオシマザクラが花盛り。


 

 
おおいに花を愉しんだ後は千葉の地層見学と洒落こみましょう。
まずは白浜の屏風岩、ちょっとの間道端に駐車して海岸におりてみます。
浸食が激しいのでしょうか、標識柱も崩れおちそうです。足元のハマエンドウがきれいでした。

鴨川青少年自然の家が建つ海岸崖地は「枕状溶岩」なのだとか。
事務所を訪ねて伺います。なんと道の両脇の石塀そのものが枕状溶岩だったのには驚きました。
そして向かいに切り立つ断崖はイワベンケイの群生地、これも見事でした。
 
次は野島崎灯台辺りでランチ&散策としましょう。

もう帰りましょう。(4/4.5)