おでかけZIOさん

さ迷い人でも言いましょうか、さしたる当てもなく、場所を時間を彷徨っております。

朝霧高原 田貫湖

2015-08-26 21:57:28 | 野草教室

次々とやって来る台風が秋雨前線を連れて来たようで天気は愚図つきぱっなし。
そんな中、野草観察で富士山麓へ。
そんな天気なので富士山のフの字にもお目に掛かれず。
それが目的ではないので関係無いのだが、気分的には見えた方が良いので、繰り言を吐いておきます。
道の駅「なるさわ」で休憩がてら、付属の散策路を周回。
 オトコエシ、オミナエシ、ミヤマカズラ、ヤマハギ、マルバハギ、クサフジ、ママコナ、バライチゴ、オオアブラススキ、ボタンズル、ヤハズソウ、コケモモの実、ツバメオモトの実、等を見る。ミヤマカズラが初見で感激!
 
      
     
その後、場所を朝霧高原辺りをブラブラと。
ヒヨドリバナ、イヌゴマ、コウゾリナ、クズ、キバナノマツバニンジン、イヌコウジュ、
 シラヤマギク、シュロソウ、キヌタソウ、アキノノゲシ、キツネノゴマ、ナツノタムラソウ、等を見て歩く。
     
     
そこから田貫湖へ。
休暇村富士の後ろに咲いているフジアザミを観察、この花が第一主題のようなもので、咲いていて一安心 。
それから、田貫湖を周回。
マツカゼソウ、シモバシラ、コバノギボウシ、センニンソウ、 ヤブズルアズキ、コバノカモメズル、イタチササゲ、等。
 
     
こんなところが、今回ZIOめ認識した草花でした。 


越後妻有アートトリエンナーレ2015 その二

2015-08-21 13:24:46 | アート・文化

ニュー・グリーンピア津南付近は何度も河岸段丘を登り降り、面白い風景が広がります。
それを愉しみながら飯山線森宮野原駅に向かいます。途中で作品「DEAI」を見、「ひまわり広場」で迷路を楽しんだりして、
 
駅近くにある旧上郷中学校 「上郷グローブ座」へ。
が・・・、開演中を目指して来るべき所のでした。演劇を見ることが出来なかった事に心残りを引きずってしまうから。


 
それは欲張り過ぎ。
次の針路は蔡國強さんのドラゴン現代美術館があるマウンテンパーク津南、幾つかの作品を巡りながら向かいます。
  
パーク内には他にも作品が点在、何とも盛りだくさんです。

  
   
津南町お薦めのトンカツを食して、さてそろそろ帰千へ舵を切らなくては。
清津峡方向から塩沢石打ICにいく道を選びます。
途中に幾つか作品に出会えるから。
 
 
清津倉庫美術館を締めとして作品巡りを終える事にしました。
マンネリになるかなと言う危惧も吹き飛び、新鮮な気持ちで作品と対面でき、嬉しかったです。
多分、作品の多さからくる初見のものに出会える事、と同時に変化、進化を遂げ続けているという、言わば関係者のかかわり方に関係しているのだと理解することが出来、変化の永続性を期待してしまうZIOめでありました。(8/19)

 


越後妻有アートトリエンナーレ2015

2015-08-20 10:03:31 | アート・文化

夏休みの真っ盛り、旧盆期間中は先祖と共に現世の家族とも交わる時、気ままなZIOめも、それなりに西に東にと走ります。
そんな行動の中の一コマ、越後妻有アートトリエンナーレ・大地の芸術祭を見て回りました。その作品巡りの点景をちょこっとご披露。
2000年から始まった3年に一回のこのイベント、2006年、2009年と今回、三回目の出会いになります。
取り敢えず起点となる十日町市の「キナーレ」へ。そこで作品見学自由のパスポートを購入、マップ頼りに作品巡り開始します。
まず、越後妻有里山現代美術館「キナーレ」を見学、やはり圧巻は蔡國強の作品群でしょうか、ホール中央に出現した蓬莱山、その周囲を飛ぶ藁細工(越後妻有の藁工芸の伝統を用いて地域の子供たちと製作したと言う)大いに愉しめるものでした。

クワクボリョウタの「Lost#6」も車窓から場所と時を越えて風景をモノクロで俯瞰している気分にさせられ新鮮でした。
作品にもなっているビッフェでランチ、舞い上がった気持ちを一度沈めます。
飛渡コースと名付けられたエリアを選択、旧枯木又分校の作品を見学。
 
枯木又集落は今は住民がいないのだとか、そこで印象的だったのが小貫諏訪神社の大杉を取り込んだ作品。
大杉の下で説明してくれたボランティアの庭野おじいちゃん、今は住んでないのだけれどと昔語り。
作家さんはカナダのネイティブなのだとか、巨木の生命力に共鳴する我らと何かが繫がるのだろう。
ここは豪雪地帯、雪対策が出来なければ、ここには住めない、と庭野さんはしみじみ語ったのが胸に残りました。
 
その後庭野さんが通ったという旧飛渡第二小学校に寄って、もう一つ旧赤倉小学校を訪ねます。
タイ人ナウィン・ラワンチャイクンさんの赤倉の学堂がそこにありました。
その村人の肖像画に甚く心動かされました。
村人の心を写し取るには、それに共鳴する何かを持ち合わせていないといけない、作者にはそれがあったと言う事なのでしょう。
 
そろそろ今日の宿泊地、ニュー・グリーンピア津南 の方向に向かわなければとR117を長野方面に。
途中、台湾の絵本作家、ジミー・リャオさんの作品に出会って心がほっこり。
 
  
今日の作品巡りはここまで、大いに愉しんだ一日でありました。 (8/18)