
「左手の法則」は磁界の中に導体に電気を通すと、どういう方向に力を受けるかということで、モーターの原理です。
逆に「右手の法則」は、磁界の中で導体を動かすと、どちらの方向に電気が流れるかということで発電機の原理ですね。
時々どちらがどうだったかが分からなくなりますが、大阪市科学館にあった展示物で、面白いのがありました。
大電流を流すようになっている固定されていない黒い電線が、赤(S)と青(N)に塗り分けられた磁石の間を通っています。

その横には、白い左手の造形があって、左手の法則を説明しているベタな展示です。でも、こういう立体の造形で手が作られていると、後々思い出しやすいですね。
なまじ小きれいに作られている科学館などよりも、こういうベタな展示の方が分かり易いように思います。
また、右手の法則も並んでいたりすると、後でどちらがどうだったか・・と混乱して分からなくなってしまうのですが、そういうのが無いのがヨロシイです。