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科学はおもしろいぞ!

身の回りのことから、科学のおもしろさを発見してみよう。

テスラコイルという高圧コイル

2009-09-21 00:04:08 | 科学の実験
エジソンと同時代にいた、もう一人の天才に「ニコラ・テスラ」という人がいます。
この人はエジソンの会社に就職したのですが、電気事業について、直流を主張するエジソンとは逆に交流を主張して、エジソンと意見が衝突してしまったので、1年ほどで退職させられた人です。
このテスラは蛍光灯の発明やテスラコイルという、高圧放電コイルを発明しました。
このテスラコイルの模型を作った面白いおじさんが名古屋にいらっしゃいます。
豊田博物館という自動車のトヨタではない個人のお店の片隅で、自分で作った工作を紹介している博物館です。
こちら→ http://www2.starcat.ne.jp/~oakshop/tyuunennokagaku.html

本物の迫力のテスラコイルは、こちらです。
テスラコイル動画→ http://www.youtube.com/watch?v=FY-AS13fl30&hl=ja

磁力で電子が曲がる様子

2009-09-15 09:21:27 | 科学の実験
先日、クルックス管という放電管に高圧をかけて放電させて、それを磁力で曲げる実験をしました。
放電というのは、電子が走っている状態ですから、そこに磁界をかけると、ローレンツ力という力が働いて曲がるのです。
写真で左上に見える「S」という文字は、分かりにくいですが、馬蹄磁石の一部が写っているのです。で右側に手に持っているのが、もう一つの小さな磁石です。
電子は左側の陰極から出て、蛍光板に当たって緑色に発光しています。
最初の馬蹄磁石で上に曲がって、もう一つの小さな磁石で、今度は逆に下に曲がっている様子が見えます。