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イカ不漁続き加工業界が苦境に 違法外国船の密猟も追い打ち
12/10(月) 20:00配信
2016年後半から3年連続でスルメイカの不漁が続き、イカ加工業界は苦境に立たされている。日本海側では、沿岸部で捕れる生イカが不漁。能登沖にある大和堆(やまとたい)の好漁場では、日本の排他的経済水域(EEZ)にもかかわらず違法外国漁船による密漁が続き、漁獲量が減少している。水産や珍味メーカーの今上期業績も、イカ不足による原料高が収益圧迫の一因となるなど厳しい状況だ。近隣国とスルメイカ争奪戦に
日本のイカ漁は、太平洋側 3対日本海側 7に分かれる。太平洋側は、東シナ海で冬に生まれ北上する「冬イカ」といわれ、主に北海道の漁に影響する。気候変動の影響で、資源が少なくなっている。一方日本海側は、山陰の沖合で秋に生まれ北上する「秋イカ」といわれる。日本海側で約25%を占めるのが沿岸部の生イカ漁。近年の豪雨による川の氾濫などで、沿岸部の餌が少なくなり不漁だという。約75%を占めるメーンは沖合のイカ釣り漁。沖合に出て新鮮なイカを船内で瞬間冷凍する船凍(せんとう)イカとして水揚げされる。
水産庁の資源評価報告書によると、日本海側スルメイカの資源水準は「中位」。太平洋側と違って資源が大きく減っていないにもかかわらず漁獲量が減少している背景には、近隣国とのスルメイカ争奪戦によるものだ。
韓国は1999年以降日本を上回る漁獲量となっているほか、中国、北朝鮮、ロシアに至っては正確な情報が不足。しかし、明らかに日本のEEZ内で北朝鮮漁船が違法操業。木造船の日本への漂着も問題となっている。
冬イカと秋イカの減少要因は違うが、ともに不足しているため価格が高騰。例えばスルメイカ近海冷凍の1kg当たり平均卸売価格が2016年に2015年比で1.7倍。2018年直近は需要減により若干価格が下がっているものの、2015年比では1.6倍の価格で推移している。
ピンチの中でもシェアを高める酒田港
こうしたピンチの状況をチャンスに転換する動きも見られる。船凍イカは現在、北海道函館、青森八戸、石川小木、山形酒田の四つが拠点港。圧倒的にナンバーワンの水揚げを誇る函館は、ピーク時から8割減。10年前は全体水揚げの2%ほどだった酒田港は、他の港の減少による要因も大きいが13%にシェアを高めている。加えて10月現在で水揚げ量は前年比4%増となった。船凍イカの中型イカ釣り船が全国に65隻しかない中で、13人の漁労長が酒田出身者という強みもある。
こうした供給優位性に着目したのが山形飛鳥だ。新潟県三条市の飛鳥フーズ関連会社として2015年11月、酒田市に設立。2016年11月には二つ目の生産拠点である京田工場を新設し、船凍イカを使った刺し身や塩辛を製造販売している。
同社は「板前さんの味覚と技術を工業製品化する」(五十嵐七朗代表取締役)ことがこだわり。職人の包丁技を機械化し、イカの塩辛も添加物を使わずにどんな肝でも一定の品質を維持できるようにして差別化を図る。
水産加工はこれから」(同)と考え、投資の手を緩めない。今後は加熱加工品にも挑戦し、アイテムを拡充。現状単体売上高20億円だが、2020年までに45億円を目指す。所得水準が高まり水産の生食文化が広まりつつあるアジア諸国をターゲットに、ベトナムにも現地生産工場を設置する予定だ。
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日本食糧新聞社
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181210-00010001-nissyoku-ind
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エリンギなんかも入れてある。本命はマイタケと、シイタケだ。椎茸は一目見て、ホダ木栽培と判る。よくみれば石突きに、原木の木の皮がへばりついている。マイタケは、やはり原木栽培らしい。一房、ひとふさが、とても大きい。それに孟宗竹のタケノコが入っている。筍は旬ではないが、
https://blog.goo.ne.jp/wagasato/e/1b35ce4b38bab78686ef36f8495bd7ed
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■ 2009年7月9日
「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。
本稿はその保管用記事です。
■ 2010年3月2日 人気blogランキング(政治)にエントリーしました。