わき道マイラー

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アシアナのW

2018-08-31 21:57:09 | 旅行

アシアナ航空の提供するマイレージサービス、アシアナクラブ。

 

優れている点の一つに挙げられるのが、獲得マイレージ率の高さです。 特に個人旅行等で購入する、エコノミークラスの格安航空券においても50%以上、そして多くの場合70%獲得することができます。

これによって、“格安チケット&高マイレージ” というマイラーがよだれを垂らすぐらい欲しいチケットが手に入ります。

 アシアナクラブ、エコノミーチケットクラス別のマイレージ獲得レート

 

実際に検証してみましょう。

目的地は、Zekeお勧めのホーチミンシティー ベトナムですね。 成長著しいエリア。

ビザなしで15日以内滞在できますし、入国カードの記入もいりません。 空港からも10㌦ほどで市内へ行けます。

アシアナ航空はサンフランシスコ【SFO】- 仁川【ICN】間を最新鋭のA350-900で就航させていますので、自動的にICN経由になります。

10月の平日ですと、以下の用に格安のチケットが出てきます。往復 635.77㌦ですね。  おおっ~ 安いですね。

夜飛んで、目的地のホーチミンシティー【SGN】には、お昼に到着するのでその日のうちに観光ができますね。帰りも効率よく帰れます。

 

 

 

アシアナ航空ではこのWクラスがかなり出回るようです。

驚くのは、これをExpedia経由で予約した場合においても、クラスWとして購入できます。 Wは PEX Fareと呼ばれる格安航空券の部類です。

このWクラスのチケット、感覚としては正規料金よりは安いが、エクスペディア等で頻繁に購入できる KやLといったチケットよりも高いという感じでした。

 

航空会社によっても位置付けが異なるのでしょうか、シンガポール航空の場合ではWクラスは格安と正規の中間クラスのEconomy Standadとして、販売されることが多く、値段も若干高くなっております。エクスペディアでは見つからず、シンガポール航空のホームページから購入できます。

 

ただし、シンガポール航空とコパエアラインのWクラスは、実はアシアナクラブにおいては最強なのです。 というのも 一応格安なのに100%の獲得レートです。

上の表は、アシアナクラブが他のスターアライアンスパートナーから獲得できるマイレージのレートをまとめたものです。 

同じチケットクラスでも、航空会社によって獲得レートが異なります。  

このチャートは、裏道マイラーには必須です!!

 

さて、エクスペディアで同様の日程のチケットを見てみましょう。

 

さて、結果は同じ635.75㌦で購入可能です。さすがに、閑散期の平日フライト 安いです。

しかも、チケットはすべてWクラスとなりましたね。

エクスペディアで購入することができるということは、マイラーにはかなりのメリットがあります。

  • エクスペディアのポイントを貯めることができる【例外あり】。
  • ユナイテッド航空等のマイレージショップ経由でアクセスすることで、別の航空会社のマイレージポイントを獲得できる。Earn 0.5 mile/$ となっております、マイレージそのものよりも、米系エアラインのマイレージを変動させることで、マイルの失効を防げます。
  • ホテルとのバンドルによって、単純往復よりも安く購入できたり、ホテル代を抑えることができる。
 
実際に、5泊のホテルプランを追加をしたりしても、720㌦で滞在できますね。
 
さて、最後に獲得マイレージについてですが。  先にも書いたとおり、70%の獲得レートなので、下のチャートのように、往復では11003マイル
そうです1万マイル越えをします。 
エクスペディアの格安航空券で、アジア往復1万マイル越えは、なかなか難しいと思います。
 
1㌦当たりでは 17.3M /($)となり、1ドルあたり10マイルを超えれば良いという航空券が、かなりの高レートで獲得できます。
スターアライアンスのゴールドに必要なアシアナ航空のマイレージ4万マイル獲得にかかる費用は2400㌦という計算ですね。 
 
これは、最強チケットに近いですが、さらに上を行くチケットは、こちらで紹介しています、なんと22.6M /($)となっています。
 
 
この飛行ルートは、いろいろな航空会社を利用して行けますが、アシアナ航空のマイレージを貯めるならばこのチケットが非常においしいチケットになっています。
 
 

アメリカ シリコンバレー在住の方必修!香港経由で日本へ!

2018-08-22 21:49:51 | 旅行

アメリカから日本へ行くのはいつもながら大きな出費!

できれば出費を抑えたい!! でも同時にマイレージも貯めたい!

そんな時に、一考する価値のある飛行ルート。

香港経由!   なんだってわざわざ香港まで行くの? と思いがちですが。 これによって、日本での滞在がかなり安くなります。

おまけに浮いたお金で、香港の観光も出来ちゃいます。 

 

では、いつもの三角買いで検証です。

 

10月半ばから12月の初旬は、閑散期のため多くの航空会社が格安の設定を出しています。

しかも、香港への飛行機は多くの航空会社が直行便をサンフランシスコから出しており、競走が激化しています。 そんな中でも、スターアライアンスの中核であるユナイテッド航空も直行便をを出しています。なので、ここを三角買いによってこの香港を最終目的地にして、日本はあくまでも経由地にしてしまえば良い訳です。

 

この王道とも言える、サンフランシスコ【SFO】- 香港【HKG】 航路には、地元のキャセイパシフィックがかなりのコンペティディブな価格を打ち出しています。

キャセイパシフィックはワンワールド加盟なので、JALのマイレージサービス(JAL マイレージバンク)で貯めることができますね。【ただし、このチケットのクラスはOクラスで、JALのマイレージでは0%の獲得レートでした、残念!!】

しかし、近年非常に格安な航空会社、香港エアラインが就航してきました。 通年を通して安い価格でチケットを提供していることと、飛行機がまだ世界に100機あまりしか飛んでいない最新鋭A350-900を利用しているので、大いに活用できると思います。

しかしながら、マイレージの提携が乏しいため、マイラー向きではありません。さらに香港でのトランジットや荷物の移動等はまだまだ経験していないのですが、LCCではないので期待は持てます。 今回の、この価格差だったら、迷わずキャセイを選択しますね。Skytrax社の5スターを獲得している11社のうちの1社ですから。

 

それにしても単純往復で、この価格はすごいですよね。  サンフランシスコからニューヨーク行くよりも安いくらいです。

 

さて、本題の日本行きの三角買い!  今回は、日本に1週間滞在で検索です、以下の日程で検索。

香港での滞在を伸ばしても良いですし、そういったフレキシビリティがもてるのがこの三角買いの良いところですが、前後の3日とかで、チケットの検索ができないので、良いチケットを探すのに根気が要ります。

この日程の場合どうでしょう? なんと往復637㌦です。 

単純往復では1047㌦。がUnitedのサイトで(ANAコードシェア)が最安値でした【これでも十分安いのですが】。  

同じ日本直行便を利用しているのに410㌦も節約!!  これだけ安くなれば、ホテル代、食事代を差し引いても、香港を満喫できるのではないでしょうか? 

さて、肝心のマイルですが。 この場合。

最初の、サンフランシスコー香港便以外は、すべてANAになります。 

チケットのクラスはすべてKクラスでした。そうですUnitedのKですね。 詳細は以前のブログ【ユナイテッドのK】にて検証しています。

ANAでの搭乗は非常に価値があるので良いのですが、マイレージだけを考えると少し残念です。

というのも、以前のブログで書いたとおり、UnitedのKはアシアナで貯めるのが良いのですが、コードシェアの場合は乗った飛行機の航空会社に依存するのでANAのKクラスが、後半適用されます。

ANA運行機材のKクラスでは30%の獲得レートです。 ANAのマイレージクラブでもアシアナクラブでも30%です。 

 

このルートでは、トータル5547マイルです。  

 

SFO-HKG間が片道で6914マイルあるのは、マイラーにはたまらないですね。

このチケットでは、8.7マイル/($)

マイルにこだわるのであれば、帰りのNRT-SFO便を、UA便に替えることで6572マイル、価格は変わりません。 この場合10.3マイル/($)のレートで獲得できます。

これならば、かなりおいしいです。

その他、ロスアンゼルス経由等いろいろなオプションがありますので、いろいろと試してみては如何でしょうか?

 


ユナイテッドのK

2018-08-17 21:33:34 | 旅行

UnitedのK?  これって何だろうと思われると思います。

 

これは、飛行機を購入した際に確認できる飛行機のチケットクラス。  

飛行機の席のクラスではなくて、チケットのクラスです。 航空会社によっても、販売方法等によっても内容は様々ですが、主に以下の種類に分類されます。

Y -- エコノミークラス普通運賃

H -- 正規割引航空券

V -- ディスカウントエコノミークラス

Q  -- スペシャルセーバー

W -- PEX Fares(Public Excursion) スペシャル

K -- Expedia等の格安航空券

 

最近の航空券にはこの記号が見受けられません、しかしながらほとんどのサイトではチケットのクラスを確認できます。

秀逸なのが、Expediaのサイト、 チケットのほかに空港間のマイル数も表示されます。 これによって、チケットを購入する前から、価格と獲得マイル数が予測できます。

 

Zekeはこの情報を元に、1ドル当たりに獲得できるマイル数を計算します。

 

通常の格安航空券では、1ドル当たり5マイル~8マイルぐらいでしょう。10マイルを超えていたら、それはかなり良いと思います。

今まで一番効率の良かったチケットは、なんと22マイルを超えています。

詳細は以前のブログ 【 アメリカ シリコンバレー在住の方必修! マイレージと格安旅行を両方ゲットする最強チケットはこれだ。】を参照ください。

 

K Classは、Expedia等で一般的に出回るクラスなので、よく見かけます。

ユナイテッドのKですが、自社ユナイテッド航空のMileage Plus【UMP】では、50%の獲得レートと記載されているのですが、どうやら最近はマイレージの獲得がだいぶ変わったようです。

 

ユナイテッドのホームページを見ると、Base Award MilesがBased on Fareとなっていますね。 すなわち、飛んだ距離ではなくて、払ったお金での獲得マイルとなっています。 プレミアの資格に必要なマイレージとは別扱いです。 

 

そして、獲得マイレージは価格ベースと、メンバーシップのステータスから平民は5倍、シルバーは7倍、ゴールドは8倍と階級が上がればあがるほど、おいしいくなるようにしています。 

下の、Unitedのホームページでは PQMは6455マイル獲得、 PQS(乗った回数、をセグメントとして)1回、PQD は262㌦

話がそれますが、UnitedのGOLD Memberになるためには、

  • PQMが1年間に5万マイル以上 もしくは PQS 60回搭乗 以上
  •  さらに PQD が$6,000 以上 

という条件をクリアしなければなりません。 それで、翌年の1年間のみ有効という、かなり悪徳なやり方となっていますね。そしてこのPQDが増加傾向にあるのはなんとも、詐欺っぽいところ。 以前 Zekeはこの5万マイルを達成したにもかかわらず、PQDが800㌦程足りなかったために、Silverのままであったことがあります。 

 

PQDが262㌦【片道】になっているのは、恐らくTaxやSurchargeを差し引いているのでしょう。そういった意味でも、実際に支払ったお金よりもPQDは少なく設定される訳ですから、GOLDの維持は難しいかと思います。

ハイストライクなカードを持つことによって、このPQDを無効にすることは出来るようです。この辺りは別の機会に...

 

獲得できるマイルですが、平民の場合PQDの5倍がマイレージとして加算されます。 マイレージが1310ポイント、往復で2620マイルしか溜まりません。これは20%程の獲得レートです。ゴールドメンバーでやっと8倍なので、4200マイルほど貯まることになります。 それでも50%以下ですね。

 

一方、 同じスターアライアンスのアシアナ航空の運営するASIANA Clubでは、50%の獲得レートとなります。

これが、スターアライアンスのANA ANA Mileage Club【AMC】では、残念ながら30%となります。 

 

 

実際に比較してみると。

10月の最安値チケット サンフランシスコ【SFO】- 台北【TPE】の10/18-25の単純往復チケット。603ドルと格安です。

 

アシアナのマイレージ獲得数は50%となり、6455マイル獲得、 1㌦当たりでは10.7マイルとかなりの高レートとなります。

 

同じ飛行機に乗って、ANAのマイレージにチャージすると30%となり。 3873マイル 、 6.4M/($) となります。

 

スターアライアンスゴールドになるためには、

ユナイテッドマイレージプラスは、PQD(Premier Qualifying Dollars)6000ドル以上という、実質自社縛り。 

ANAは獲得マイレージの半分、2.5万マイルがANA搭乗である必要があります。

一方、アシアナクラブこの自社縛りはありません。  そういった意味でも、UnitedのKはアシアナクラブで貯めた方がお得かもしれません。

ただし、ステータス獲得の為に貯めるのと、無料航空券等の為に貯めるのは同じではないことに注意する必要があります。 アシアナ航空のマイレージの価値は他の航空会社に比べて低いので、たくさんのマイルを消費しなくてはいけません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最強の旅行系クレジットカード 2018

2018-08-14 00:32:47 | クレジットカード

アメリカでは、クレジットヒストリーがないとハイストライクなクレジットカードが作れません。

SSNを取得して1年ぐらいすると、クレジットスコアがあがって、突然手のひらを返したようにクレジットカードのDMが届きます。

 

クレジットスコアに余裕ができて、何かクレジットカードを作ろうとしたときの最強カードが次のカードです。

旅行系のカードとしては、ハイストライクの部類ですが、その分ハイリターンが望めます。

 The Platinum Card from American Express


王道のクラッシックAMEXカードの中でプラチナカードは若干地味目。 でも内容は目を見張るものがあります。

  • x5 のAMEX Pointが飛行機のチケットを航空会社から直接購入するか、もしくはAMEX Travelで購入する。と付加されます。
    • 1000ドルのチケット購入で5000ポイントがつきます。 これ自身は大したことないと思うかもしれませんが、このアメックスのポイントは、他のマイレージサービスやホテルのポイントに良いレートで交換できることが魅力の一つです。   
    • Amazonのアカウントにも移行できますが、0.7セント/ポイントとなり 5000ポイントで35㌦ほどにしかなりません。


  • 年間200㌦分の航空会社からの追加チャージに対してのリベートが付帯します。
    • 定義が難しいのですが、例として 荷物の預け入れ手数料、変更手数料、電話対応チャージ、ペット追加等、シートの変更手数料、飛行機内の食事や飲み物のチャージ、Wifi以外のエンターテイメント料 つまりはチケット以外のチャージになります。基本カード利用で自動的にキャッシュバックされるようです。


  • 20の提携エアラインとホテルパートナーに対して、ポイントを移行することが可能(場合によっては1対1の比率)
    • これによって、1ポイント0.5セント~1セントといわれるAMEX Pointの価値を何倍にもすることが可能です。
    • 例として、2.5万ポイントをブリティッシュエアウェイズの提供するAVIOSポイントに 1:1の比率で移行できます。2.5万マイルで、提携パートナーのひとつであるアラスカエアラインを利用して、西海岸ーハワイ路線を往復することが可能です。
    • 別の例として、7.5万ポイントをANAに移行して、日本とアメリカのビジネスの往復チケットを購入することが可能です(ローシーズン
      • 2019年は以下の期間 、2020年はオリンピックで、BlackOutだらけ。
        January 7-February 28, April 1-25
        もうこれって、マイレージの利用場所として有名になってきているので変更されるかも。  
      • 価値にして、7000ドル超える!! ポイントの価値が10倍になります。


  • 年間200ドル分のUberのクレジットが付帯します。
    • ただし、毎月15ドル分で 12月のみ15ドルプラス20ドル、合計35ドルのクレジットが与えられます。
    • 普段から乗る人には良いが、旅行等のみの利用ですと、毎月のクレジットが利用できない可能性が大きいですね。


  • Saks Fift Avenueでのクレジットが年間100ドル提供されます。
    • まぁ何とか利用できるのではないかと、年会費が実質350㌦になりますね。
  • Global Entry[100㌦]もしくはTSA PreCheck[85㌦]の申し込み手数料がキャッシュバックされます。
    • これも、CHASE等で付帯したサービス、申し込みの際にカードを利用するだけで後から自動的に、キャッシュバックされます。このせいで、TSA PREのラインが混みだしたのは有名?な話。
  • Centurion Lounge and Priority Pass lounge accessのメンバーに無料で入会できます。
    • Priority Pass Select は毎度お決まりになってきました。 このセレクトですと。 年会費249㌦分を払う必要なく、自分ともう2人、無料で提携ラウンジを利用できます。 以前は、何人かでも問題なかったのですが、下記に書いている現状から改訂されました。

    • 付帯サービスで会員を増やしまくっているため、混雑の時間帯ではラウンジにいっても、“利用できません”の札がでていることも。  サンノゼでも、ロサンゼルスの空港でも見かけました。 

    • 成田空港でPriority Passが利用できるラウンジは限られていて、ゲートの外側になります(大韓航空ラウンジは内側)。さらにラウンジというより休憩所、ビール一本無料と柿ピーのみ とかのしょぼい内容です。 
    • 羽田空港では、提携ラウンジがありませんでした。 
    • Centurion Loungeは、AMEXの運営するラウンジで、富裕層向けのセンチュリオンカード等のサービスとして提供されています。なので、格段にラウンジのレベルが良いのですが。 アメリカ国内8箇所に香港の1箇所ほどしかないので。ベネフィットを感じる人は限定されるかもしれません。


  • Delta Sky ClubのラウンジにDelta航空を利用した際にアクセスできます。
    • Deltaの飛行機に乗る人は、良いかもしれませんね。


  • Hilton Honors と SPGのホテルチェーンのメンバーシップが、無条件でGOLDになります。
    • つまり、持っているだけでロイヤリティが付帯する訳です。
    • 最近ではホテルチェーンのGOLDの資格でも十分とは言えなくなってきました。 こういった付帯サービスのせいですね。しかしながら、普通にGOLDの資格を取るためには、ヒルトンの場合 年間20回の宿泊もしくは、40泊という出張以外ではなかなかありえない状況です。
    • そのため、ZekeはHilton HonorsのDiamond VIPにカードを持つだけで移行しました。【AMEX HILTON ASPIRE Card】


  •  FINE HOTELS & RESORTS という高級ホテルサーチのサイトで申し込むと550㌦分のサービスが付帯
    • 最低2泊で4時のチェックアウト、昼のチェックイン、部屋およびアメニティのアップグレード、無料朝食等
    • しかし、Zekeのような平民からすると、ここのホテルのラインアップは庶民レベルを超えた価格帯です。


 

年会費 $550

カードメンバー追加 :$175 

 

さらに、ウェルカムボーナスが、6万ポイント [3ヶ月で5000ドルの利用] もらえます。

ウェルカムボーナスの評価価値 650㌦ [ポイントをマイル移行によって、1000㌦以上の価値も可能]  

年間利用価値の評価  750㌦

 

カードメンバーの追加の手数料が高いのがネックですね。 

年会費<利用価値 の状態が続くので、持っていて損はしないカードです。 とはいっても、少々ベネフィットの恩恵をすべて受け続けるのは難しいかも。 

アメリカに住む日本人として、このカードの魅力が落ちているのはこの難しさでしょうね。  

CHASE SAPPHIRE RESERVE®

のように、旅行年間300㌦キャッシュバック。 750㌦のウェルカム トラベルポイントとしたほうがシンプルなのですが。

 

 


アシアナ航空 A350-900でサンフランシスコからインチョンへ

2018-08-06 21:42:29 | 旅行

アシアナ航空

 最近、機内食騒動や、相次ぐ飛行機のトラブルでまったく良いイメージのない航空会社です。 韓国ナショナルフラッグ・キャリア航空会社の大韓航空の次に位置するのと、スターアライアンスのメンバーから、ANAの立ち位置と比較されるようですが、結果からするとまだまだという感じです。

とはいっても、Zekeはアシアナ航空の提供するマイレージクラブをメインに活用するわき道マイラー、そして一度もアシアナ航空の飛行機に乗らずして、スターアライアンスのゴールドメンバーシップを2021年まで獲得した訳でして。 お世話になった御礼もかねて、いずれはアシアナ航空を利用してみようかと考えていました。

現在のステータスはDiamond(スターアライアンスのGold)

その特典のひとつは10%のボーナスマイルです。

サンフランシスコ[SFO]ー仁川間[ICN]のマイレージは 5,636 マイル これに 10%のBonus  564マイル 合計6200マイル 

そして、仁川[ICN]-成田[NRT]間 758 マイル Bonus 76 マイル 合計 834マイル  トータルで片道 7034マイル貯まります。

 

そして、昨年 サンフランシスコー仁川間をAirbus A350-900が就航しました。 A350を受領した12番目の航空会社になります。

この最新鋭の飛行機が乗れるとあって、日本に行くのをわざわざ仁川経由にした次第です。

飛行機は2クラス  ビジネスとエコノミーの国際線です。  プレミアムエコノミーの位置づけのEconomy Smartiumと普通のEconomyの2種類があります。

シート配列は、3-3-3の形。   このご時勢しょうがないか。。。と思います。シート幅はANAのB787よりもひろい18インチ。

 

前後はEconomy Smartium 36インチと Economy 32インチとこれまた、国際線では標準的となっています。


ここでシートと乗客数の比較をしてみました。 Seat Guruからのデータより

 

  • ANA NH171  B787-8   Total 269

サンノゼー成田間を飛ぶ、B787ですが、エコノミーがかなり窮屈に感じます。 プレミアムエコノミーの価値が非常に高いですね。

 

  • Singapore SQ32 A350-900  Total 239

アシアナと同じ機体を要するのですが、思想がまったく持ってAsianaと逆。 上級クラスを増やして、快適度を上げる。

格付けの高い航空会社ならではですね。 これなら、利用しても良いと思います。 

  • Asiana  OZ 211  A350-900   Total 305

アシアナは実質2クラス ほとんどエコノミーで国内線のようにSFO-INCを飛ばしています。

Asianaがいかに、人を詰め込んでいるかが良くわかります。 エコノミーの割合が非常に多い訳です。Economy SmartiumはシートはまったくEconomyと一緒で、ただ前後間隔が10cm広いだけの、UAのエコノミープラスと似ています。 これに高い料金を払う価値はあまりないかも?

このA350は、窓が大きいのが特徴ですが、夜行便は意味がないです。


というわけで、搭乗前からあまりテンションの上がらないZekeです。

 

実際に搭乗してみました。 SFOでは珍しい、夜の搭乗になります。 なのでアイコニックであるサングラスチックなコックピットガラスの機体の写真を撮ろうとしても、うまく写りませんでした。

サンフランシスコでは夜にアジア向けの飛行機は結構飛んでいるので、意外と空港は込んでいますが。 全体としては朝よりも静か。

出発は 11:30PM なので、仕事上がった後でも間に合います。 しかしながら問題は到着です 朝の4時に到着になります。

次の乗り継ぎの 仁川 [INC]- 成田[NRT] OZ102便 までは4時間半待ち。  待ち時間はラウンジが利用できるからいいやと思っていたのですが。 

到着した時間には空いていない! 朝6時からだったかな。 

観光等を考えても、少々早すぎる感じですね。 夜1時ぐらいに出発してくれて、朝の6時ぐらいについてくれた方が良いのですが。


飛行機は乗ってみると18インチの幅なのになぜか窮屈に感じました、隣との感覚もなぜか急に感じます。 おそらく、肘掛の極端な細さが隣の存在を近く感じさせているのかもしれません。

余談ですが、内側のひじ掛けはいったいどちらの席の物なんでしょうね。

さらに、驚きは エンターテイメント、 エコノミーでも最新機種なので、大きなスクリーンでANAよりもよいのですが。

 

日本人向けのコンテンツが皆無!  映画は日本映画1本のみ! 邦楽はチャンネルすら存在していない!  

最初から寝るだけだし、期待もしていないが この会社日本人顧客をターゲットにしていないなと思いました。

 

まったく持って好印象なところが見つからないのですが。 2点ほど ANAよりも良い点があります。

  • Wifiが対応していること、当然無料ではないのですが、ANAサンノゼ便にはない点
  • 料理はまぁまぁ~ だけど手抜き

夕食に定番のビビンバがでます!  ご飯はレトルトのレンジでチンご飯 そして具材とあわせて、備えてあるソースと絡めるのですが、これが意外といけるのです。

食器は陶器で出され、金属のスプーンできますから200人以上の人たちはいっせいに、かちゃ、かちゃ音を立ててかき混ぜているのはなんとも形容しがたいですが…

 

さて、総評ですが

カスタマーサービスや、客室乗務員の対応等問題はないのですが、家族を連れて日本に帰省するのにはあまり向いていないかもしれません。

  • 朝到着と乗り継ぎが不便。 
  • コンテンツが充実していないため、子供たちは飽きる。
  • エコノミークラスの客が大半なので、搭乗待合室の混み具合が多く感じる。

 

マイレージを貯めるため、もしくは出張等ならば利用価値が高いです。

  • Wifiがあるので、仕事もできる。
  • 夜行便で仕事がしやすい、乗り継ぎ時間もラウンジ利用で仕事ができる。
  • 昼に成田に到着。
  • エンターテイメントのコンテンツが充実していないので誘惑が少ない。。。
  • 格安航空券でも70%マイレージ貯まる確立が高い(アシアナマイレージの場合)

利点を並べても、わざわざ感が拭えませんでしたが、もう一つ日本に行く場合の良い点があります。 仁川と成田を結ぶ飛行機が、あの2階建て飛行機のA380を利用している点です。【OZ102便】

このレビューは後程ということで。