わき道マイラー

マイレージの情報や格安航空券 その他、製品の比較等を不定期にアップデート

アメリカ シリコンバレー在住の方必修! マイレージと格安旅行を両方ゲットする最強チケットはこれだ。

2017-12-19 13:12:08 | 旅行

アメリカ、ベイエリアに生活している場合。 ちょっとした、短期旅行3-5日程を計画するとなると、おそらくアメリカ国内の国立公園や、東海岸等の国内旅行が筆頭に上がるでしょう。 カナダや、メキシコも行こうとすれば簡単ですが、国外旅行ですと、日程のわりに旅費が高くつく事が多いですね。

ここで、紹介するのはマイレージを安く獲得できる、最強のチケット。

なおかつ、効率良く移動でき、ちゃんと旅行もできちゃうところを紹介します。

 

お勧めの場所はズバリ、キューバ(ハバナ)です。 

 

近年、アメリカとの国交が回復しつつ、定期便がかなり飛んでいますが、アメリカ国籍の場合、現時点では原則限られた人でしか訪れることのできない場所。

そう、簡単にはアメリカ資本が入れないため、スタバやマックとかアメリカのホテルチェーン等はありません。 なのに1950年代までは、アメリカの保護国的な扱いがあり、アメリカ資本の建物や車が大量にあふれていたため、革命後はそれらがそのまま時間が止まったかのように残っています。

いまだに、古いアメ車がタクシーとして使われていたりする、(もちろん、それ以外にも韓国や中国や東欧の車が走っていますが。)

訪れる人にとっては町全体が博物館のように感じるでしょう。

さらに、他の中米諸国と比べ非常に治安が良いことも、この国の魅力です。 実際に、夜出歩いても、繁華街は人が沢山いて昼間よりも賑わっていました。

物資の乏しい国でも、社会主義の良い部分のおかげで物価が安く、貧富の差が少ない為、皆のんびり生活しているのが良くわかります。

その代わり外国人は専用の通貨があり、ある意味2層の物価が存在します。なので、観光客相手の商売はそれなりですが、物価の安さは魅力です。

 

ハバナは、近年ヨーロッパや南米等のツーリズムに乗り、歴史的概観はそのままに、きれいに改築された通りが数多く見受けられ、これはこれで楽しいのですが、やはり一本路地を入った、現地の生活感あふれるノスタルジックな風景に安全に触れることのできる数少ない都市かもしれません。

また、話がずれたので、マイレージの情報で。

この国を訪れるのに最適な航空会社はコパ航空です。パナマ本拠地のこの航空会社はスターアライアンスに入っており、飛行機も新しいのが多いです。

そしてパナマ経由で、キューバに行きます。 少々V字の飛行ルートですが、その分マイレージが貯まります。

また、アシアナクラブではうれしい格安チケットでもマイレージが100%貯まるクラスがあります。(ANAでは70%)

サンフランシスコ(SFO)からはパナマシティー(PTY)に直行便があります。 夜9時ごろ出発か夜中1時頃発があります。 いずれにしても夜行便なので、仕事終わってから移動ができるのと、宿代の節約。コネクション先に昼に到着という利点があります。

B737-800の最新型、全席スクリーンがついて、USB充電可能なシートですが、Wifiはありません。

 

今回は、アメリカのメモリアルデーに合わせてのプランです。 24日の夜に出発して、29日夜に帰ってきますね。28日は祝日なので金曜日と、火曜日は有給といったことろでしょうか。

PTYからハバナ(HAV)には、かなりの便が出ています。 乗り換えの待ち時間が45分から可能です。

この日程ですと、平日移動となり価格が下がります。そして、購入の際にマイレージが付く Economy Extraを選択(人気に応じて上乗せが変わるようです)。

このEクラスチケットで往復なんと380.06㌦!! パナマに行くよりも安いです。

 

Asiana Clubでの獲得マイレージは100%なので8600マイルほどで、1ドル当たりの獲得マイレージが22.6マイルといままでで、最高値となります。

これが10を超えるようならば良い方で、20を超えるのは見たことがありません。

 

つまり、Asiana Clubでは4万マイル獲得でStar Alianceの Goldの資格になる為 2年間の間に5往復すれば良い(あまり意味がないか)。

1800ドルの投資でGold会員になれます。(積算期間後の2年間有効)。

良くあるトピックで、スタアラのゴールドになる為にはいくらかかるか? 

のひとつの、答えがこちらになりますね。  

 

残念ながら、ANAのマイレージでは70%の獲得レートになりますので、6000マイルほどになります。15.9マイル/($) 

それでも十分おいしい飛行ルートであるのは間違いないですし、行き先でも魅力的な場所でありますね。

 

申し遅れましたが、キューバー入国には日本のパスポートの他、入国カード(20ドル)と、メディカルの旅行保険に加入することが必要です(簡単にWeb等から5-50ドルほどで入れます)。 ただし、入国でのチェックはほとんど無かったので拍子抜けしましたが…

 


アメリカ在住 必見! アメリカでのお勧めクレジットカード 飛行機あまり乗らないし~ の場合(Update)

2017-12-13 18:38:27 | 日記

以前紹介した、Hilton Honors™ Surpass® Card from American Express  クレジットカード。

持っているだけで、上級会員のおいしいカード

 

他にもHiltonはVISA Citiとも提携していたが(以前こちらのカードも持っていたが、ポイント還元レートが低く、貯まりにくかったのでインパクトは無いでしょう)、契約が終了するそうでして、それに伴い、2018年1月からAMEXに一本化した上に、若干のサービス内容が変わります。

  • 1月18日からは、年会費が75㌦から95㌦に値上げ。
    • その代わり、1月18日まで申し込めば、最初の年は75㌦のまま。

 

なんだ、値上げじゃないか! (Zekeもあおりを受けるので、ここはインパクトがあります)

しかしながら20ドルの値上げに対して、さらなるサービスの向上が見られます。

 

  • とうとう2.7%の海外利用手数料が廃止!
  • 年間1万5千㌦以上の利用で、週末の無料ホテル滞在利用券
  • Priority Pass(全世界の提携Loungeが利用できる)のメンバーシップは提携されていたが、いままで1回ごとの利用料が27㌦だったのが、年間10回まで無料で利用できるようになった。(王道のChase Sappire Reserve Cardに含まれているのサービスなので、個人的には恩恵が受けられない)
  • まぁ、難しいとは思うけれど、年間4万ドルの利用でDiamond VIP Statusになります。

もちろん、持っているだけでHilton Gold Memberになれるので、持っていて損はないですね。  自分の場合はもともとメンバーなのと、王道のChase Sappire Reserve Cardでサービスがカバーされているので、まったく恩恵がない。 ということはただ単に値上げか…

サインアップのボーナスが先月は最大125,000P Hilton Honors Pointsだったのですが、現在は75,000Pです。  ちなみに現金換算で0.4%ほどですので、75,000P=300㌦ほどの価値です。

 

 


シンガポール航空のマイレージプログラム(クリスフライヤー)について

2017-12-05 22:24:15 | 旅行

スターアライアンス加盟で利用する機会が可能性としてある航空会社で、すなわちアメリカと日本において直行便がある、United航空(UA)、ANA(NH)とAsiana(OZ)、そしてこのシンガポール航空(SQ)が筆頭にあげられます。

 

それぞれのマイレージプログラムを比較して、それぞれの長所や短所があります。 それらの比較はまたの機会として、今回はクリスフライヤーについてのアップデート。

 

クリスフライヤーでマイレージを貯めている方もいるかと思います。 強みはなんといっても、航空会社のサービスおよび使用機材の良さ。優にANAの国際線よりもシートやエンターテイメントがエコノミーでさえ良くなっています。 下の写真の通り、A350のエコノミーでさえ画面が大きい!!

最新の機材では、手持ちの携帯とリンクして映画や音楽の操作や検索やプレイリストが作れたりします。 

行き届いたサービスやいわずと知れたCAさんの制服姿に、機内でただ爆睡するのももったいないほど!?です。。。

話が、それてしまいましたので、KrisFlyer miles の内容に戻ります。

利点

  • ステータス獲得のためにシンガポール航空を利用しなければならない "航空会社縛り" が無い。 
  • シンガポール航空のマイレージチケットの必要マイル数が比較的リーズナブル(Saver特典利用)
    • マイルの計算は複雑ですが、単純に日本ーアメリカの片道に必要なマイル数が Saverでは35Kマイル(標準65K)すなわち7万マイルで往復ができます。
      • (しかしながら、日本とアメリカの直行便部分のみで乗り換えは含まれていない)

  • 非スタアラの航空会社で VirginやJET Blue、Alaskaと言ったアメリカで利用することの多いエアラインでもステータスマイルが貯まるし、100%貯まるチケットが多い

欠点

  • ステータスを獲得した瞬間から対応され、それから12ヶ月間有効 すなわち、新年度まで待たなく良い(その分、失効も早い) 
    • 妥協策として、保持している期間中(12ヶ月)の間にさらにステータスを保持した場合はその翌年中は有効
  • シンガポール航空に乗ってもマイレージがまったく貯まらないチケットクラスがある (スターアライアンスでも)
  • そして、12月7日からスターアライアンス利用際のマイレージの価値が下がる。

まさしく、タイムリーなのでここの部分をチェックしてみましょう。

 

これまた、マイレージの計算が複雑なので、アメリカと日本の往復でエコノミークラスで考えることに。

12月6日までは9万マイルだったのですが、これが12月7日からは10万8千マイル必要となります。

20%も割高になっている…

マイルやポイントのインフレが起きていますね。  この業界では良くあることで、一種の詐欺的な要素もあるような気がします。 一生懸命マイルを貯めて、いざ使おうとなるときには価値が下がっているとか。。

 

いま、KrisFlyerのマイルを貯めている人は利用したほうが良いかもしれませんが、この先普通に買っても1-3月は比較的安いのが見つかるのでつい新規購入しちゃいそうです。

 


アシアナクラブで上級会員への道 その2

2017-12-04 12:54:29 | 旅行

11月のThanksgivingあたりから、来年のマイレージ獲得に向けてプランを構築したりするのに良い時期かもしれません。

というのも、

  • 1月から4月あたりは、かなり飛行機の価格が下がる。 
  • ステータス獲得のためには良いスタートが切れるという。
  • 2-3ヶ月先の購入が、底値になる可能性が高い。
  • ブラックフライデー、サイバーウィーク等 バーゲンのプロモーションが出る。

早速アシアナクラブでのサンフランシスコ発着で、2018年の良いディールを探してみました。来年1月末が底値ですかね。

また行き先は、伝家の宝刀 '三角買い'  をせずに単純に 底値が探しやすいホーチミン(SGN)往復、なぜならアシアナ航空はサンフランシスコ(SFO)からソウル(ICN)が直行便[しかも 最新のA350で出ているので必ずICN経由になり、さらに単純ICN往復よりも安く、マイレージが獲得できるからです。

 

アシアナ航空のWEBでは飛行機のエコノミークラスは主に3クラスの価格形態。 

Saver Deal <   Basic Deal < Classic となります、それぞれにおいて獲得マイレージの積算レートが

  50% < 70%  < 100% となります。

 

それぞれにおいて、獲得できるマイレージを比較してみました。

  • Saver Deal <   Basic Deal < Classic
  • 7859 < 11003  <  15718 マイル

さらに、購入価格がわかるので、1ドル当たりに獲得できるマイレージ数を比較すると

  • Saver Deal >   Basic Deal > Classic
  • 13.6  >  13.2 >  12.3  マイル/$

となります。

 

すなわち、ただ単にマイレージを安く獲得するためには、一番格安のディールでOKになります。 

 

AMCで貯めようとした場合。

SFOから往復576.58㌦はすでに格安なので、これをANAのマイレージクラブ(AMC)で修行すればと思いがちですが。。。 AMCでは獲得レートがAsiana Airとの相性が悪いのか、レートが、がっくんと下がります。 これですと最高でも1ドルあたりのマイレージが8.2となりますね。

さらに、AMCではプレミアステータス獲得の為には、最低半分はANAに乗る必要があります。 通称 ANA縛り ですね。

 一方、 アシアナのマイレージクラブには今のところその縛りがありませんでしたので、一度もアシアナ航空に乗らずに、スターアライアンスゴールドを獲得できました。

これも、アシアナクラブの優位なところですね。

 


アメリカ シリコンバレー在住の方必修! 日本行き往復チケットを安く購入する方法 GW編

2017-12-01 19:06:36 | 旅行

もう早いもので、12月ですね。 年度末ですので、これからANAのマイレージの修行する方や里帰りする方も多いかもしれません。

いまからチケットを購入するには、12月は厳しいかもしれませんね。 高い時期に入っていますので、わき道マイラーには厳しい時期です。 

しかしながら、来年のゴールデンウィーク(GW)に日本に行こうとか考えている方には、お勧めの購入方法があります。 GW期間中の旅行なんて高いのでは?と思いがちですが、それは日本発着便の話で、意外とアメリカからの便は普段通りなのが多いのです。

アメリカシリコンバレーから日本への往復は、サンフランシスコ(SFO)が中心で、直行便の他いろいろと出ています。

このベイエリアでSFOよりも南側に住んでいる人たちには サンノゼ便(SJC-NRT)が絶対便利、飛行機はB787でなかなか快適。空港もあまりこまないしイミグレーションもまぁまぁ。とにかく近いのでUber等で簡単に安くアクセスできる。

 

残念ながら、この便の問題点が価格の絶対的な高値安定度!! まず1000ドルを切ることはないでしょう。 日本の出張で直前に購入するときなどは2000ドルを超えることも… そのため、SFOに変更したり、LAXやSEA等経由地を入れたりすることもしばしば。。。

今回は、このサンノゼ便に安く乗りたい! しかもGW期間に! の紹介です。

 

  • まずは通常の価格チェック。  4/29-5/7の SJC-NRT往復。 

やはり高値安定度抜群 1748㌦ときました。 


  • ここで以前にも書いた 三角買いをいれます。 今回はベトナム ホーチミンシティー(SGN) 観光でもここ数年めちゃくちゃ人気が上がってきました。

そして、日本は経由地になります。 たったこれだけで、じゃじゃーんっ 712㌦になります!!
まぁ、これですと日本の滞在が短くなりますしけれど。 1000㌦以上の節約になります。 ホーチミンシティ(通称HCMC)でのホテル、タクシー、食事代等を考慮しても問題ないと思います。

しかも、意外とSGNでの発着が良いので本当に実行可能なプランかもしれませんね。

 

肝心のマイレージは、30%程しかたまりません。 なので1㌦あたりの獲得マイルは6.6マイルほどでしょう。(4,718マイル獲得)

なので、修行向きではありませんが、サンノゼ直行便にこだわれるので。時間に余裕のある方や、GW期間中にちょっとした旅行を入れるというのもありかもしれませんね。