5月2日、二ツ箭山(ふたつやさん)からの帰りの途中、夏井川支流の江田川渓谷にある背戸峨廊(せとがろう)に寄ってみた。
この名は、渓谷美に感動した草野心平が付けたのだそうだ。
コース総距離は約7km、最高点は三連の滝のところで460mとなっている。
先日、インターネットでいわき市のサイトを見ていたら、トッカケ滝までは行くことが可能だが、その先は東日本大震災等で被災し、危険なため立ち入り禁止となっているとのこと。
まずは行けるところまで行ってみようと歩いてみた。
(駐車場わきにあった案内板)
(一部を拡大)
(案内板脇の注意喚起の立て看板)
(背戸峨廊への入口)
(広い駐車場。奥にはトイレの建物)
(渓谷の左岸が道)
(水量はかなりある)
(左の崖に沿って道が整備)
(深厳)
(廻り淵:急斜面より落下する飛瀑のため、鮭・鱒・ヤマメ等がこれ以上のぼることができず廻り下ったことから命名)
(トッカケ滝:これより先は立ち入り禁止となっている)
(トッカケ滝)
(滝の左側にアルミのハシゴ。その手前がわの崖にそって木製の横桟橋がかけられている。)
トッカケとは、この地方の方言で、最初の場所・初めての事を言うらしい。
トッカケ滝は、背戸峨廊の代表的な滝で一番の高さを誇る。
1時間ほどで駐車場に戻り、休んでいたら、午後3時過ぎに中年男性二人が山から下りてきた。
越谷ナンバー車のそのお二人によると、朝9時半ごろ出発し、コースを一周。
トッカケ滝から上部は、ハシゴが流失したり、渡渉地点の水量が多く流れも速いなど危険とのことだった。
紅葉時に再度訪れ、コースを歩き、渓谷美をぜひ見たいものだ。
(つい、仙台の奥新川遊歩道を思い出してしまった。⇒ こちら )
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