旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

イギリス海岸と賢治祭に行ってきた

2009-09-21 23:23:33 | キラ星の人
9月21日は宮沢賢治の命日。そして賢治祭が開催される日。

賢治祭では、最後に参加者全員で精神歌を合唱する。その場に自分も立ちたいと長年思っていた。

また、この日に合わせて、往時のイギリス海岸が再現されるように、国土交通省と岩手県がダムの排水量調節をするとのこと。(こういう柔軟な対応はうれしい。)

となれば、やはり行かねば!!

仙台駅発:午後1時42分~新花巻駅着:午後2時40分の新幹線に乗り、
新花巻駅からは親戚の車でイギリス海岸に直行。

それこそ沢山の人々が、北上川の川辺を散策している。
宮沢賢治が見たイギリス海岸を追体験しようと待ち焦がれていた人々が、こんなにも大勢いたか。賢治ファンの層の厚さもさることながら、魅了してやまない賢治のすごさを思い知らされてしまった。








午後4時半からは、賢治祭に途中参加(第二部から)。

あいにく天候は曇りとなり、やや肌寒いのだが、こちらも大変な数。
会場への道すがら、すれ違う生徒さんの「こんにちは」というはつらつとした声に、賢治精神を見る思いがしてしまう。

第二部の始まりは、参加者全員による「ポラーノの広場の歌」の合唱から。
「雨ニモマケズ」はエスペラント語を織り込んで朗読。
子供たちの合唱や花巻農業高校生による鹿踊りなどが続き、あたりがすっかり暗くなっていく。
午後7時30分、全員起立。いよいよ精神歌の合唱。
歌い進むにつれて、ジンジンと胸が熱くなっていく。

いやァ~、感動したー!!





○ 前回のイギリス海岸訪問は ⇒ こちら

○ 「雨ニモマケズ」については ⇒ こちら と こちら

○ 賢治さん ⇒ こちら

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1 コメント

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アイリッシュガーデンの成り立ち (人繋げ師)
2009-09-26 00:41:22
イギリスのアイリッシュガーデンと松島の関わりを知人から聞いた。

松島は素晴らしい地区だが、上手く活用されていないと思う。

10年以上ぶりに松島を訪れたが以前と余り変わらないと感じた。何故、松島の魅力をもっとアピールしないのだろうか?

松島の魅力を松島の人達【時に観光協会のお偉いさん達】が判らないのでは。

10月には、霊的場所【雄島】を舞台に新たな伊吹が松島を取り巻く事になると何かしら感ずる。

私の【右脳】には、ありとあらゆる【地域活性化】のヒントがある。
何故に、関係者諸君よ行動しないのか!

【動けば変わる!動かなければ衰退のみである】

今を考え、明日を考えようでは無いか!
【坂本竜馬】の様に【志】を持って行動しようでは無いか!
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