今日は台原森林公園でフリーマーケットが開催されるというので、行ってみた。主たる目的は、公園メインゲート側にある彫刻「茉莉花(まつりか)」像を見ること。
フリーマーケットは、そのついで。また、家族の者が、会場の一角に設けられた「健康相談コーナー」で働いているということもあった。
フリーマーケットは大変な人出。古着やら雑貨やら、はたまた小物の類など、かなりの数の店が品物を並べている。天気も上々。暑くて、ジッとしていても汗が出るほど。 どうやら、吾も少々陰気くさくなってきたようだ。「こんなに沢山の物が並ぶとは、やはりこの国は物余りの国か!!」「あんなに若いのに、なんでこんなにいろんなものを持っているのだろうか?」などと“いじけた”思いが湧いてくる。
ともあれ、売り手も買い手もニコニコ顔でやり取りをしているのだから、楽しいイベントであることは間違いない。
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これが、「茉莉花(まつりか)」Jasmin像。作者は、わが国を代表する彫刻家 舟越保武 氏。 何度見ても心引かれる。朝日に照らされる姿も、霧雨に濡れる姿もまた格別。今日のように強い太陽光線では少し硬く感じられるが、これが夕陽ともなると愁いが漂ってきて、何とも言えない趣というものが周りに醸し出されて来る。
凛として、それはそれはとても美しい。四季の移ろいとともに鑑賞したい作品である。
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こちらは、舟越保武 氏と懇友の佐藤忠良 氏の作品「緑の風」。公園から仙台市科学館側に抜ける広場にある。下から見上げれば、長い階段の先に青空を背に立っている。
次は仙台市科学館です。
森林公園内の園路。
ホタル池付近の様子。
●彫刻のあるまちづくり事業(第1期) 【杜と彫刻】作品一覧 ⇒ こちら
●茉莉花:Jasmin モクセイ科。ちなみにマダガスカル・ジャスミンは別物のガガイモ科。 参考:『植物園へようこそ』 ⇒ こちら
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