旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

“くりでん”の走りを見に行く

2007-11-10 23:11:31 | 地域魅力

(北側折り返し地点:栗駒駅構内)

11月10日~11日と、あの“くりでん”(くりはら田園鉄道)が栗原市栗駒のレールを走ることになった。実施の中心的役割を果たしたのがNPO法人『夢くりはら21』。


これに至るまでのいきさつに関わっていたことから、10日にはわたしも栗駒に出かけた。この日は、別用で午後には東京に行かなければならなかったので、一切手伝いをしないでしまった。

どんよりとした曇り空にも関わらず、午前10時からの運行には、毎回定員(40名:皆が座れるように配慮)が乗車。東京や山形、仙台などから来たという方々もけっこういたらしい。

二つの踏み切り間の約400メートルを往復するわずか10分にも満たない乗車にもかかわらず、どの顔も笑顔。手を振る人も多数いる。車での移動では見られない光景である。やはり、鉄道や船の旅は心温まるということか。


(乗車を待つ人々)


(乗車券購入に並ぶ)


(南側折り返し地点)


それにしても、年に何回かはもう少し長い距離で実現したいものである。地域の主要なイベントの開催のときや、“くりでん”の日(今はないが)に行なうこともあっていい。

「“くりでん”が走らなくても、みんな踏み切りで一旦停止してるんだから、思い切ってやればいい。」そうした意見が、見物をしていた地元の人から出ていたのがうれしい。

沢辺駅から栗駒駅間は、国道4号からの眺望も良い。栗駒山を北東に見ながら走る姿は、きっと多くの感動を集めるに違いない。その線路に沿った“やまぼうし”並木の実現は、わが夢でもあるが・・・。


(産業祭りを眺めてから午後1時過ぎに栗駒を立ち、仙台の我が家に戻り、その後東京へ出かけた。)


(産業祭りのにぎわい)

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