システム屋として思うことをつらつらと。
このニュースを聞いてまず思ったのは、「東証担当じゃなくて良かった」(笑)
金融系システムを担当したことがあるので、
・1円の間違いも許されないプレッシャー
・システムダウンが許されないプレッシャー
は痛いほど分かります。
>実は結構な金額のトラブルを経験したことがありますけどね
影響度の大きさから東証がF社に損害賠償を求めると言うのも理解できる気はします。
ただし、契約条項に損害賠償が入っているのかどうかは分かりませんので、最終的にはどうなるのか気になるところです。
>社会的影響の大きさから契約如何に関わらず応じる可能性はあるかも
他の会社もそうだと思いますが、うちの会社も契約条項には敏感です。
例えば納品が延滞した場合、延滞した日数に応じた違約金を払うという契約があったり、損害賠償を求めるなどの契約は、間違いなく法務のチェックが入ります。
まあ、いずれにせよ、F社の担当をはじめ役員の方たちも気が気じゃないでしょう。間違いなく責任問題に発展するかと。。。
私の直感ですが、
・システム変更に伴う影響範囲の把握が完全にできていなかった
・システム変更に伴うテストが十分でなかった
の2つが原因ではないかと思います。
QCDといって、
・Q:Quality(品質)
・C:Cost(予算)
・D:Delivery(納期)
の要素があるのですが、このバランスを取るのが難しい。
今回は、予算が限られ納期が短かったために、品質がおろそかになった?と勝手に推測します。
どこまで原因が報道されるか分かりませんが、システム屋としてはすごく興味があります。トラブル事例から学ぶことはたくさんありますから。
>F社にいる大学の同期に聞いてみようかな、なんて
>表面的な原因だけじゃなく、その背後にある、例えばプロジェクト体制に
>問題があったとか、そういうドロドロしたとこが聞きたい。。。
しかし、今回の件で痛感したのはコンピュータシステムが如何に我々の生活に密接に関係しているか、ということ。それだけ身近になった、と思う半面、逆に依存しすぎている怖さを感じました。
ともかく、半日程度で復旧し、ジンクスどおり株価が上昇したことは、良かったのでしょう。
このニュースを聞いてまず思ったのは、「東証担当じゃなくて良かった」(笑)
金融系システムを担当したことがあるので、
・1円の間違いも許されないプレッシャー
・システムダウンが許されないプレッシャー
は痛いほど分かります。
>実は結構な金額のトラブルを経験したことがありますけどね
影響度の大きさから東証がF社に損害賠償を求めると言うのも理解できる気はします。
ただし、契約条項に損害賠償が入っているのかどうかは分かりませんので、最終的にはどうなるのか気になるところです。
>社会的影響の大きさから契約如何に関わらず応じる可能性はあるかも
他の会社もそうだと思いますが、うちの会社も契約条項には敏感です。
例えば納品が延滞した場合、延滞した日数に応じた違約金を払うという契約があったり、損害賠償を求めるなどの契約は、間違いなく法務のチェックが入ります。
まあ、いずれにせよ、F社の担当をはじめ役員の方たちも気が気じゃないでしょう。間違いなく責任問題に発展するかと。。。
私の直感ですが、
・システム変更に伴う影響範囲の把握が完全にできていなかった
・システム変更に伴うテストが十分でなかった
の2つが原因ではないかと思います。
QCDといって、
・Q:Quality(品質)
・C:Cost(予算)
・D:Delivery(納期)
の要素があるのですが、このバランスを取るのが難しい。
今回は、予算が限られ納期が短かったために、品質がおろそかになった?と勝手に推測します。
どこまで原因が報道されるか分かりませんが、システム屋としてはすごく興味があります。トラブル事例から学ぶことはたくさんありますから。
>F社にいる大学の同期に聞いてみようかな、なんて
>表面的な原因だけじゃなく、その背後にある、例えばプロジェクト体制に
>問題があったとか、そういうドロドロしたとこが聞きたい。。。
しかし、今回の件で痛感したのはコンピュータシステムが如何に我々の生活に密接に関係しているか、ということ。それだけ身近になった、と思う半面、逆に依存しすぎている怖さを感じました。
ともかく、半日程度で復旧し、ジンクスどおり株価が上昇したことは、良かったのでしょう。
こんなことってあるんだなあ。
前から、余力?がなくってシステム増強っていってたけど、。。。完璧にやって当たり前の仕事は大変だね。
人間がやることだから完璧とおもってもミスは出てくるかもだし。
担当者に同情(でも、オコッテルゾー)
人間が関わる以上、ミスはなくならないというのも一理ですが、ミスをなくす行為自体も人間が行います。テストとか。
今回は時間がたてば忘れ去られるのでしょうが、システム屋にとっては考えさせられる出来事でした。